・10年以上羽織派だった私が、初めて手に入れた絵羽コート!
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京都・佐藤チアキ和装塾
こんにちは、
京都の着物スタイルアドバイザーの佐藤チアキです。
着物を着始めてから、最近まで、コートか羽織かでいうと、私はずっと羽織が好きでした。
羽織の方が、室内で脱がなくていいし、帯まわりが隠れてしまわないのも好きな要因でした。
でも、このお仕事を始めてから、羽織を着たままではお仕事が出来ないので、仕事中は必ず羽織ものは脱ぐようになり、もっぱらコートの方が気軽に羽織れるように変化したんです。
そんななか、最近手に入れた絵羽コート↓
↑羽織は絵羽のものを持っているのですが、、コートで絵羽のものは初めて手に入れました。
羽織ものは、絵羽付けのものが好きなんです。
絵羽でも、おめでたい柄ではないので、もちろん、普段着の紬や小紋にも合わせます。
わたくし、羽織ものは、しゃれ感の強いものが好きなのです。
縫い目にわたって柄がつながっているものが絵羽付けと言います↓
↑真ん中に見えている縫い目は背中心の縫い目
↓袖の縫い目も柄がつながっています
↓そして、よく見るとビロードと地紋起こしの柄です。
↑部分的に黒く毛羽立っているところが天鵞絨(ビロード)
そして、よく見ると、柄のところの生地の模様が、黒の地色の生地の模様とは違いますね。
つまり、生地の段階で、地紋がこの柄になるように織ってあり、その地紋に沿って、柄を起こしてあるんです。
これを地紋起こしの柄と言います。
反端です↓
↑この反端から、何がわかるかと言いますと、染め方です。
下半分は灰紫、上半分は黒ですね。
これは、まず全体を灰紫に染め、上から黒を引き染してあるということです。
つまり、黒の部分は、灰紫の上に黒を重ね染めしてあるということ。
ただ、黒を染めるよりも、下に違う色を染めたものの方が、色に深みが出ると言われています。
重ね染めの場合、反端を見れば、必ず、こうやって、重ね染めしましたよってことがわかるように染めるんです。
その方が、着る人にも、重ね染めしてるってことがわかりますものね。
↑ここを見てわかることは、まず灰紫を染め、
柄部分に糊で防染して、黒を引き染する。
その後、糊を洗い流して、柄の部分だけ、灰紫を残しているんです。
絵羽用に織ってある白生地に、地紋起こしで柄を染めだす。
この手間のかかりように惚れて、購入しました。
いいものに出会えて幸せ~!
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