今日は「あなたの知らない桃太郎」というお題で書きたいと思います。
 
ツイッターを見ていたら「桃太郎の続編」というツイートがあったので、興味深く読ませていただきました。ニコニコ
 
これは、江戸時代に書かれた物語なのですが、見てびっくり聞いてびっくりの驚きです。びっくり
 
読んでいただければわかると思いますが、何がびっくりかというと、ドタバタの修羅場が描かれているのに何故か最後の落ちが書いていない。口笛
 
桃太郎の続編はこれです。
 
 
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実は、この物語は、桃太郎が鬼ヶ島から拉致ってきた鬼の「鬼七」をめぐる、鬼七と夫婦になった桃太郎家の女中「おふく」と鬼ヶ島にいた鬼七の許嫁「鬼女姫」が巻き起こすドタバタ劇なのです。どうして桃太郎の続編が、鬼をめぐるドタバタ劇になるの?また、「鬼七」を巡る女の戦いに猿の横恋慕というアクセントが効いているんですよ。口笛
 
ギャグ物語かと思いきや、最後は「おふく」と「鬼女姫」が死んで、「おふく」に横恋慕していた「猿」が死に、肝心な「鬼七」がどうなったか?がわからないという、煮え切らない終わり方。ギャグで終わると思いきや、突然の悲劇で終わるなんて、何という一貫性のなさ。キョロキョロ
 
最後に鬼七がどうなったかは作者もわかりませんとか書いているのは、オチを思いつかなかったんでしょうか?「秘すれば花」という考え方もありますからね。敢えてオチを書かなかったのかもしれません。
 
しかし、桃太郎の続編を、鬼をめぐるドタバタ劇にするなんて凄い発想だと思いますよ。普通は、桃太郎の続編だから桃太郎のその後を書こうと考えるじゃないですか。それが、鬼をネタに物語を考えるなんて、その発想が素晴らしい!びっくり
 
江戸時代の人も面白いことを考える人がいたのですね。ニコニコ
 
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ところで、一貫性のない物語として有名なのが、モーツァルトのオペラ「魔笛」です。
 
「魔笛」は、演出家が物語の一貫性のなさに頭を悩ませるオペラとして有名です。
 
この物語は、第一幕で、夜の女王から、ザラストロにさらわれたパミーナを救い出すよう頼まれたタミーノが、第二幕ではザラストロに洗脳されてザラストロの教団に入る、という摩訶不思議な物語なのです。
 
第一幕と第二幕の整合性を取ろうと、ザラストロと夜の女王が裏で手を組んでいるという解釈のオペラもあるようです。
 
元々、「魔笛」は、昔のドイツの大衆歌劇(ジュングシュピール)として書かれていて、オペラを芸術として楽しむというよりは、歌や突飛もない仕掛けを楽しむものなので、芸術を追求する人以外は、解釈はどうでもいいかもしれませんね。歌舞伎も、古典芸能を楽しむ観点だと堅苦しく感じますが、実際は、舞台の仕掛けや、役者の所作や早変わり、セリフの言い回しなどを楽しむものだと思いますよ。
 
魔笛はオペラを知らなくても音楽自体がとても美しく楽しめます。ニコニコ
 
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桃太郎には別のバージョンがあって、皆さんが知っている物語では、猿、キジ、犬が家来となって鬼退治にいきますよね。
 
他のバージョンでは、鰯の精霊と柊の精霊が家来となって鬼退治に行くという物語になっています。
 
それが、これです。
 
この物語では、何と鰯の精霊が「ビーム」を発射して鬼をバッタバッタと倒すのです。知っていました?ウインク
 
江戸時代に、ビームを考えるなんて凄い発想力だ!びっくり
 
昔の物語も面白いですね。ニコニコ
 
少しは株式投資のことも書きます。連休明けは、暴落で始まりそうです。ガーン
 
ヨーロッパ、ニューヨークが大幅に下げていて、ドル円は104円台半ばで、全くいいところがないのです。
 
日経平均先物(CME)も大幅下落。火曜日に、少しは戻ってくれれば。
    
 
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