こんばんわん。球団施設に集合しての自主トレも最終盤です。暦、早いなあ。
真横にブイーと大きく曲がる!〝スイーパー〟と呼ばれる球とは別種?開幕投手争いは三つ巴で誰が指名されるか全く読めない、まずは怪我なく3月まで。よろしゅうに。
キャンプが近くなるにつれてカープ報道、やたらと目につくのは
横一線。ベテランも中堅も関係なし。〝忖度なし〟んん?忖度ありました今までは、、っちゅー告白か?今年は違う。競争してもらう。よっしゃ!けどさあ、今の時期、どこの監督も「○○、□□(=チームの顔である1〜2人)以外はレギュラー未定!」とブチ上げるのがお約束、ましてやカープはセリーグで唯一
ベストナインもオールスターファン投票選出も〝0人〟だったのよ昨シーズン。
競争しなはれ=当たり前。全員がレベルアップしなきゃ、力不足だもん。至極〝ふつうの事〟を監督として普通に発言してはるだけやのに、新井さん厳しくなるよ!期待できるよー!っちゅーキャンペーンは何なんだ。
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ちょっと前の
秋山インタビュー@週刊ベースボール
9月のアレで優勝もAクラスも消えた直後、選手の中で、いや、現場にいる全メンバーの中で一番険しい顔をしていたのが秋山、強く心に残りました。あの表情の内訳を彼らしい言葉で展開してくれています。
強く濃く結束。この〝結束〟と、新人選手の入団会見で監督が口にした「一番家族的な球団です!」を並べるとモヤモヤが。色が匂いが別種な気がして。
プロとは。仕事とは。突き詰めると、うまくいかない時、いよいよヤバい時、ギャーッと叫んで逃走したい時、けど逃げられない時にこそ集団の力は試される。プロスポーツに限らず大人社会の真理なわけで
この言葉。若い選手たち全員が読んでいてほしいなあ自主トレ秋山班だけじゃなく。最短距離の言葉で突き刺させる人は貴重。あらためて、いい選手を獲得したわ、と。
カープが、カープを取り巻く風土が
極めて甘い体質だと
秋山ならば、とっくに感知しているはず、けれどもズバリ言葉にしないのは、国内FAで獲得した選手が過去にも現在も1人もいないチームに於いて自分だけが「選んで契約した」立場、だからこそ行動で成果で示さなければ、なのかも。
打席数、守備機会を与えられる=勝つために求められている=
それこそが契約だというプロフェッショナリズム。FAで選手を獲ろうよ!とカープに言いたい理由の一つです、これ。プレッシャーのかかる条件でプレーする姿は、きっと、ファンには見えないところでチームメイトに何かを気づかせるよ。トップクラスのプロ同士ですもん。
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読書メーター
とても良かったノンフィクション。
野球好きの方に軽くおすすめします。
@KADOKAWA
主役の1人である〝灘高〜京大野球部のアナリスト〟三原大知氏はその後NPB・阪神に採用されています。選手経験ゼロ。当時の短いネット記事の流し見では多くのプロ野球ファンが「うわ、アタマええんやろなあ優秀やろなあ」だったはず。けど、アタマええ(だけ)ではなく、彼の4年間の学生野球での実績を買われたのだとわかるリアルな密着レポートでした。〝野球エリート〟の階段を上がってきた選手たちとは違う京大野球部員、を引き上げて勝たせた能力を野球エリートだらけのNPBが獲った、面白い本編にちょっと凄いエンディング付き。
どこかで教えていたコーチ
どこかで働いていたアナリスト
NPBは狭い、他にも野球の現場はたくさんある、そこを経験した野球人は多い。独立リーグとも社会人とも人の行き来は増えている、野球の裾野・プロへのルートも昔とは違ってきている今、このようなサプライズが増えればいいなあと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは、また。
byユリ