こんにちは、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

ブログをお休みしている間に、ブログを運営するなら読め!、というような種類の本を何冊か当たってみたのですが(今頃)、そういうのを見ると、SNSで発信するのが大事だとかなんとか、書いてあります。Twitterで他の人の有益な情報をリツイートして、フォロワーを増やした上で、自分の情報を流すのがよいのだ、とか、そんなことです。

 

うん、そうなんだろうな、と思うのですが、これが性分と言いますか、まるっきそういうことに興味ないんですな。できれば読者の皆さんには、もしいいなと思っていただけたら、せっせと共有・拡散して頂きたいですが。

 

そもそも最近ではスピリチュアルやらセラピーやらの情報を収集することをほとんどやめてしまったので、他の人の有益な情報をリツイートっていうのが、ほぼできないですね。ほとんど誰も追いかけてないから。

 

そういえばブレイン・アップデートも、最近ではほとんど YouTube で配信しなくなりましたしね。これは治療院マーケティング研究所とタイアップした結果、マーケティングの戦略かなんかなのだろうと想像していますが、私がオンライン・コースを始めた2018年の頃はフリーの動画が1000本以上ありました。それを順番に見るだけですごい勉強になったのですが、ちょっと残念に感じています。

 

 

ところで、本題に入りますが、旧友とチャットで久しぶりにやりとりをして、中年の真っ只中にあって「振り返ると後悔ばかりだ」というような話になりました。ちなみに彼は世間的に言えば、ある程度の成功を収めている起業家です。崖の上のポニョポニョ研究者である私よりも羽振りは良い、と言ってよいでしょう。

 

「後悔はある?」と聞かれて「無いよ」と答えました。

 

「後悔無いのはほんと?」って聞かれましたから、改めて、何かあるかなあ、と考えてみてもやっぱり思いつかないので、「探してみても見つからないよ」と答えました。

 

それからもう半日くらい何かあったっけかなと探していますが、まだ出てきません。

 

事実上、後悔がない状態です。

 

 

もちろんなぜこういう状態になっているか、というと、それが「まんなかを生きる」ということのひとつの柱でもあります。「後悔を抱えたまま」では、「過去を引きずっている」ということですので、前へ進むための障害になる、という風に私は見ています。

 

重たいものを後ろに引きずったままで、軽やかに前に進む、というのは矛盾しているでしょう。

 

キネシオロジーで調べると、実際に前に歩かせたときに、そのパワーが弱くて、ちょっとした力(指一本とか)で抑えられてしまいます。そういう風に、肉体というのは、頭の中の状態、心の中の状態を如実に反映してしまうのです。

 

つまり、比喩的に「前に進みにくい」と言ったときに、実際に前に進む体の動きや力にその影響が出てしまう。

 

 

また、後悔している、ということは、「過去のその時点に戻ったならば、違った選択をしたい」と考えていることになりますね。

 

つまり実際に自分が選んだ選択肢はハズレであった、別のものを選ぶ「べきであった」というように考えているわけです。

 

Aを選ぶべきであったのに、Bを選んでしまった、となると、まあ後悔、というのが普通の流れです。

 

ですが、Aを選ぶべきであった、という視点を握りしめている限りは、これは決して解消されない類(たぐい)の呪縛です。なにせ、過去に起こったことですから今更どうしようもない。

 

そうなりますと、この呪縛をキープして、後ろに引きずられる状態で生きていくか、呪縛を手放すか、というチョイスがあることになります。

 

 

タイムマシンテスト」と私が呼んでいるテストが、これと全く同じことを問題にしていますね。これはセラピー・セッションが成功したかどうかを判断するための試金石になっているのですが、統合がうまくいったならば、「過去のその時点に戻ったとしても、また同じ選択をする」という答えになるはずなのです。

 

そうならないということは、これは良い、これは悪い、という二元論の中にはまり込んでしまったまままだ抜け出せていない、ということになります。

 

こういう方針でセルフセッションを何回かやっていくと、理の当然として、後悔のない状態になっていきます。私はその実例というわけです。

 

 

後悔のない状態になったからと言って、じゃあ、たとえば私の場合で、NatureやScienceに載るような仕事ができているのか、というと、本当のところはどうか分かりませんが、今のところそんな兆候はありません。何かそれによって現世ご利益が与えられる、というような話とはちょっと違う。

 

でも、過去のある事件を後悔して、それについてずうっと感情エネルギーを使い続けるのに比べれば、ずっと穏やかで、省エネ、と言えるかもしれません。

 

 

「私は好き好んで後悔がしたい」というような変わった人はあまりおられない、と思いますが、それでも後悔を抱えてしまっているみなさん。

 

朗報です。

 

その後悔は手放せます。

 

 

 

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