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1万円で道具一式そろえてキャンプしてみた!〈実践、実機投入編〉

キャンプ
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この広大な河原すべてが、オレのものだぜ!!!

 

 

 

 

1万円で道具一式そろえてキャンプしてみた!〈簡易レビュー編〉
前回に引き続き、今回はそれらを実際につかったキャンプ、実践、実機投入編の実例になります。
まだ読んでいない方はそちらから目を通していただくとわかりやすいかと思います。

前回は一式の紹介をしましたが、いくら道具を揃えたところでその使い方を知らないのであれば意味がありません。
前回今回とキャンプ初心者に向けて書いておりますが、一例として参考にしていただければと思います。

おさらいですが今回のキャンプの前提が、1万円で道具一式そろえて、
・米炊いて肉焼く
・焚火する
・睡眠をとる
・朝食を食って撤収
までを行います。

というわけでやってまいりました。
今回のフィールドは行きつけの某河原。
水面から1m程度の高さを確保でき、かつ平坦でやわらかそうな砂地のポイントがあったのでここを拠点としたいと思います。

装備品の話ですが最初に何を持ってきているのか全て明記しておきます。

前回紹介した一式。
10000円セットもとい7838円

その他のモノ。
左上から時計回りに、タオル、キッチンペーパー、ティッシュ、ジップロック数枚、アルミホイル、Ipad、カメラ、モバイルブースター、Ipad三脚、ビニール袋数枚、歯ブラシ、ガスCB缶

キッチンペーパー等はあると何かと便利です。ビニール袋も普通にゴミまとめたりと必須です。
アルミホイルは今回積極的には使いませんが、万能調理器具になるのでホイル焼き等色々できます。
Ipad、モバイルブースターなんかはキャンプとか関係なしに大体持ち歩いているものになります。
というわけで特に大したものは持ってきておりません。

続いて、来る途中に買ってきた食材群。
一番右のペットボトルのみ家から持参したもので中は米と水、来る途中にシャカシャカしながら数回水を入れ替えてやれば洗米と吸水が完了しているという手法です。
これは昔旅中に出会ったチャリダーのFukui君がやっていた方法なので、今回そのままFukui式と呼称します。

買ったものは、主に、肉、パン、フルーツです。
フルーツは何か料理に使うわけではなくて、普通に私が普段、主にたべているものなので買っただけです。
今回のキャンプのテーマの一つに、肉を焼く、が盛り込まれているので肉を買いましたが、それ以外は特に制約はないのでキャンプだからというのは関係なしにその時自分の食べたいものを買うのが良いと思います。
マジで面倒な時は、出来合いの弁当とか寿司かっちゃって+ちょっと火で炙ってつまみ食うくらいのラフさでOK!

以上が全装備になりまして、マジで、ホントにこれ以外のものは持ってきてません。
これらを45Lのザックにぶち込んで着の身着のまま来ています。
ということで意外と少ないものでキャンプってできるんだなって感覚です。

では、まずは寝床の整備から行きましょう。
よさげな川砂のポイントを徹底的に小石をほじくって周辺にすてます。
テントの下の状況、マジ重要!
ここさえ平坦で硬いものがなければペラッペラなマットだろうが寝れます。

夜中に、何か小石が背中に当たってるなーと目が覚めればそれが最後。
それが気になり出して全然寝れなくなることは必須。
かといってそんな時間からテントどかして小石をほじくるなんてダルすぎてやるわけないので、朝まで背中の小石を意識したままビミョウな時間を過ごすことになってしまいます。

逆に、芝生のキャンプ場に行くっていう方は、、、  最初から最高の寝心地GETですね!

設営完了。
今回は、『いうてどうとでもなるやろ』という非常になめ腐った態度で来ているので現場で初めてこのテントを組み立ててみましたが、テントを買ったら最初に家で一度組み立ててみることをお勧めします。現場でもスムーズに組み立てられると思います。
このテントはポールを筋交いにテント本体のスリーブに通すだけなので簡単でした。

銀シートを敷いてザックを枕代わりにしてシュラフを広げます。
これで寝れる環境はOK。
ちなみにマットは暑いときは銀面を下、寒いときは銀面を上にして使ってますが今回は暑かったので前者で対応しました。

続いて、薪となる枝を拾い集めます。
これは暗くなる前にやっておかなければ難易度上がる仕事なので、現場到着時の時間が夕暮れ等の場合はテント設営よりも先にやる方がよいパターンもあります。
テント設営自体は組み立てに慣れていれば夜でも問題なくできると思います。

幸いこのポイントは流木が堆積しやすい場所なのであっさり集まります。
ノコもナタもないので手や足でボキボキいけるサイズを集めました。

ここまできたらメシに入っていこうと思います。


Fukui式をメスティンに開けてバーナーにかけます。
水の量も完全に「雰囲気こんなんじゃない?」って感覚でいれてます。
炊き方ですが、中火でポツポツと沸騰するまでさせたら弱火にし蓋をして10~20分、あとはパチパチと音がしたり、少しおこげの匂いがするようになったらOKなので火からおろして数分蒸らして完了です。
米炊きは難しいイメージがある方もいるかもしれませんが実際やってみると超簡単です。

米炊きも今まで会ってきた旅人たちは様々手法があって、最初から最後までぜったい蓋を開けないマン、沸騰させた時点で豪快に中身かき混ぜるマン、それもう煮てない?ってくらい水入れて途中で上澄みの水捨てて炊き上がり調整するマン、といろいろいました。
小さい飯盒やコッヘルで少量の米を炊くと熱効率が悪く中で対流が起こりにくいので均一に炊けるよう色々考えた結果なのだと思います。
ただ、「無洗米は吸水時間が長く必要で、吸水しっかりしないと芯残りやすいから邪魔くさい」って考えの人が一定数はいたような気がします。
今回のFukui式であれば給水時間が長いので炊き方自体は結構テキトーでもいい感じに炊けます。

米炊きの中盤くらいから同時進行で焚火台を組み立てて火入れをします。
杉の葉が拾えれば着火剤として優秀なので焚きつけに使います。
杉の葉に小枝盛って点火すれば意外とあっさり赤い炎が上がります。
今回はライター等ないのでバーナーのわきに枝突っ込んでそこから火を移しました。

では、この映えてる肉を、焼いていきましょう!
ちなみに、なんでわざわざ木の板ついてるんだって思ってたんですが、後から発覚するもこれを丸ごとホイルに包んで蒸し焼きにするというセットだったようです。
パッケージに書いてあったのにまったく気づかず普通に肉だけ焼いて食っていました・・

スキレットで焼いていきます。
スキレットはあらかじめ家でオリーブオイル使ってシーズニングしてあります。
これでジュンジュワーーッという音とともに良いにおいが立ち込めてきます。

でまあ肉焼いてる間に米はとっくに出来上がって蒸らしもオワッテますのでそのくらいからバーナーで焼きます。
やってみればわかるとおもうけど焚火調理って火加減がマジでめんどいんで、かなりの確率で途中からバーナー使うことになります。
これのほうがつまみ一つで火力調整できるのでチョウ楽。
もちろん焚火台で焼くことにこだわってもOKです。

これで米&肉が完成です!
いうなればスタミナ焼肉丼みたいなもんです。
クゥーーーーーッ!!うんめぇぇぇぇぇええ!!
こんなんただ焼いただけですがこれだけでも十分にうまいです。
スキレットのサイズ的に一度に全部焼けないのでちょびちょび焼きながら食っていきます。

食った後は適当につまみながらだらだらします。
キャンプだからとなにか得別なことをしなければならない、というわけでもまったくないのでIpadでYoutubeとかNetflixみたりとかなんでもありです。
スマホでゲームしたりとか、そんなハードルの低い感じでいいんです。
最もそれが許されるのはソロで来ている場合だからかもしれませんが。

暗くなってきたので今回買ってきたヘッドライトの明るさにも言及しておきます。
これがアイフォンのライトの明るさ。

そしてこれがダイソーのヘッドライトの明かり。
実際まあまあ暗いので、本気の闇で使うってよりは夜間のウォーキング等で車に自分の存在知らせるとかそういう用途向きの製品なのかもしれません。
というわけでホームセンター等で売っているもう少し明るい製品を買ったほうが良いかなと思いますが、ランタン買うより先にヘッドライト買え!という点は変わらず言及しておきます。

そんなわけで晩餐は終了ですので暗くなってきたらテントに入って就寝です。

おはようございます。
夜中にポツポツ降ったんですが案外なんともなく朝を迎えました。

初心者キャンパーさんだったりすると夜中に何回か目が覚めてあんまり寝れないってこともあるかもしれません。
が、昔旅中にほかの旅人と話してても100日200日旅してる人でもだいたいの人がレム睡眠のタイミングだかで2、3回は目覚めるよなって話だったんで、慣れとかそういう問題じゃなくてそういうもんなんだなと思ったことがあります。
特に公園の東屋やベンチ、橋の下とか一般常識的な感覚からアウトローなところで寝てる時というのはやっぱり物音にも過敏になるような気がします。
関係なく起きない人もいるにはいますが・・。

それでは朝食のほうに取り掛かっていきましょう。

川でメスティンをあらって缶コーヒーを湯煎します。
もうこういうので良いんだよ!!このぐらいハードル低くてOK
メスティンもまさに缶を湯煎するためのようなサイズ感。

続いて昨日買ったパンをアルミで包みます。
穴空いてると中も焼けて炭化するからしっかりね。

昨晩飲んでた紙パックに投入。

そのままバーナーにかけます。

紙パックが燃えきったらホットドッグ的な何かが完成!
これだと超短時間でお手軽にできるのでとっつきやすいかと思います。

食べ終わったら撤収にかかりましょう。

洗い物とかはだるいから全部家でやるんで袋に入れて持って帰ります。

綺麗さっぱり撤収完了。

昨日歩いてきた川沿いを歩いて帰るとします。

感覚的には今回のこの1万円一式で普段のキャンプとほぼ遜色なくいけました。
初心者の方は特にどのようにキャンプの進行を進めていけばいいかわからないという場合もあると思うので今回の一例で参考になる点があればパクリながら実践していけば多少はスムーズに現場をすすめられるんではないかと思います。

キャンプって難しそう・・って思って二の足をふんで始められてない方、実際、キャンプのハードルって、おそらく初心者皆さんの思っているよりずっとずっと低いと思います。
根底にあるのは、外で飯食って寝るっていうごくごく単純なモノなのでそこを意識していればおのずとシンプルになってくるんじゃないかと思います。
今回の記事がこれからキャンプ始めるという方の助けになればと思います。

また、少し違う視点から道具一式そろえる記事を以前にも書いております。


こちらはツーリスト、バックパッカー的な目線で道具を選んでおりますのでそういった方向性でキャンプをしていく場合は役立つ点もあるかと思いますので合わせて参考程度に読んでいただければと思います。

今回はこれで以上となります。
良いキャンプライフを!

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