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南部鉄器 及源 OIGEN 鉄板27cm CA-031

アウトドアギア
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南部鉄器 及源 OIGEN 鉄板27cm CA-031
内寸267×267
底寸250×250×鍋の深さ26×最大幅345mm
重量:約3,5kg
材質:鋳鉄
原産国:日本(岩手県)
使用可能熱源:ガスコンロ・IH電磁調理器(200V/100V)・シーズヒーター・ハロゲンヒーター・電気プレート

南部鉄器のブランド、及源「OIGEN」より販売されている少し大きめのグリルプレート。
一般調理器具なのだけどこれが外でもけっこう使いやすいので紹介したい。
使ってきて感じる利点がざっくり、

・IH対応で家でも扱いやすい
・サイズ感がちょうど良い
・調理の質が上がる
・鉄板に比べ頑丈、高耐久
・実はそんなに高くない

難点として挙げるのは、

・管理が手間
・クソ重い

順に解説していきたい。

・IH対応で家でも扱いやすい
最新調理器具らしくもちろんIH対応。
この家で扱いやすいというのは結構重要で、というかそもそもこれは家で使う一般調理器具であって私が外に持ち出して焚き火調理に転用しているだけの話なのだけど、
大概のBBQ用品、鉄板なんかといったモノは家で使うことというのはほぼなくキャンプ時以外はどこぞにしまわれているということが大半じゃないかと思う。
アウトドア鉄板の扱いづらいのがキャンプ以外での使い道が皆無という点。
このプレートの場合、一般調理器具だけどキャンプに持ち出しも可、といった感じになるのでこの点考慮してもかなりポイント高いと思う。

・サイズ感がちょうど良い
約27cm角と、小さすぎず大きすぎず絶妙なサイズ感で、感覚的に中~大程度のフライパンくらいかなと思う。
家でのファミリーでの炒め物、焼き物料理にも良いと思う。
外で使う場合、概ね中程度の焚き火台にちょうど良いサイズで、1〜4人程度でこの鉄板を囲んで焼肉みたいな場合でもちょうど良い。
個人的に一番ありがたかったのが、家で小さめの台所流し台でも十分に洗える点で、このへん馬鹿でかい鉄板だともうどうしようもなかった。

・調理の質が上がる
素材の焼け具合がジュンジュワア。
一度あっためてしまえば全体であったかくなるので、熱の通りも均一で局所的にまる焦げになるとかそういったことになりにくい。
肉がみずみずしいレベルで焼ける。
外で食ったらなんでもうまいのだけど、家で使った時でも感じて、これ以前のフライパンの調理の時と比べて格段にうまいと感じる。
薄い鉄板だと表面カリカリに仕上がるとかあったけどそういうこともない。
ただ、これはひょっとすると超極厚の鉄板でもおなじなのかもしれない。

・鉄板に比べ頑丈、高耐久
薄い鉄板を焚き火で使う場合、あまりに強力な熱でベッコベコになることがあり、実際に自分は数回使うと廃棄して買い替えるというサイクルだった。
6mm鉄板とかでも大きめのヤツを焚火の火にかけるとほんとに反ってひし形にねじれることがあったけど、もはや鉄板ではなく鋳造の鉄器なので熱で反るとかそういうトラブルとは皆無。

・実はそんなに高くない
実売価格がだいたい¥6000~8000なので、一般調理器具としては比較的お高めかもしれないが、アウトドア調理器具としてみるとそこまで高いということもないと思う。
というのもインフレしまくっているアウトドアギアだとA5サイズの平鉄が¥4000~5000とかザラな点と、前述のとおり、・家で普通につかえる・鉄板に比べ高耐久、という減価償却率の高さを考慮すると全然高くない価格設定のように思う。
巷では『育てる鉄板』とかそういうキャッチで売っている鉄板が多いと思うけど、永く使えることを考慮すると育てるにはうってつけの製品だと思う。

難点

・管理が手間
鉄器なので初回使用前に慣らしのシーズニングが必要なのと、長期でしまう場合などは錆びないように油でふいたりする必要があると思う。
が、これ自体は鉄製フライパンや鉄板も全く同じなので、あくまでテフロン加工のフライパン等にくらべて管理が手間という話。

・クソ重い
約3.5kgあるので、これを担いで数キロ歩くのは、正直しんどい・・
結構歩いてキャンプするような人だったり、もしくはツーリスト勢にはしんどいポイントだと思う。

 

延々と河原を歩くのは結構しんどい・・・

が、それでも、それ以前に書いてきたメリットにあまりあるので、結局自分は持っていくという結果になっている。
しかし、そもそも車を横付けするようなキャンパーにはこれすら関係ない話かもしれない。

 

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