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設定が安定。人生100歳の為の足腰の運動や認知症の現象などと、ミニ知識で脳トレの実践を目指していきます。

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泥棒も外国式になった日本の宿命

ミニ知識

ここのところ、デイサービスを休止してからはベッドとテーブルを行ったり来たりで歩く機会にも、幽閉生活で部屋にこもりきりで話す機会もなく、これではマズイと思い、5日に散歩に杖を持って20分位歩いたら、貰った杖が使いにくく、適性の長さを調べたいと思っている。散歩の結果は最悪で、籠り生活で筋力が落ちて筋肉痛で大変な日々を送っている。せめて読書でもと思ったが集中力がなく、体系的に読み込めない、レビー小体型認知症の症状かな?って、そんな中、少し落ち着いてきたかな?って思ったのが凶悪犯罪である。

最近の狂悪事件には目を見張るものがある。島国日本では凶悪犯罪は難しいと思われていたが、ここまで連続してして起こるとは・・・島国日本の良さを逆手に取った犯罪に心が痛い。私たちの時代は欧米に追い付け追い越せがエネルギーとなり、すべてに欧米を目標として進んできた近代日本において??と思われる記事が100年前の大正12年(1923)12月11日の東京朝日新聞に「日本の泥棒も外国式に変わりつつある」と題して司法当局の話が記事になっていた。

殺人罪は近年減少の傾向にあるが、近頃では口論の揚句の喧嘩がふえ、従来ならば金品をおとなしく出しさえすれば決して凶行までにはいかなかった日本の泥棒も、このごろでは外国式にちょっとのものでも殺害して奪うとか、無抵抗の婦女子でも発見れば殺害するとか、はなはだしいのになると卑怯(ひきょう)にも犯罪を隠す手段において、毒を食らわば皿までを、といったような非常に乱暴な状態になってきた。青年も端的な気分になったため、痴情関係の殺人が増え、自由恋愛の結果、女性の嬰児(エイジ)殺しもかなりある。

明治、大正の記事を見ていると、いつの世も・・・・と頭に浮かんでくる。

散歩の止まり木 ここ