移動ポケット(1)

まだまだ夏日が続く今日この頃。

長袖に変えても、常に腕まくり。

けれども、冷房が効いた建物内ではスルリと戻す。

 

結構いい感じに調整できているのではと思う、そんな秋の日。

 

またまた母からの依頼で作品作りをすることになりました。

 

今回は、『移動ポケット』。

ポケットがないズボンを履いている母が、ぽろっとこぼした一言で始まりました。

携帯をポケットに入れて持ち歩くらしいのですが、ポケットがないズボンの場合、肩ひも付きの小さなポーチを斜めがけにして持ち歩いているとのこと。

しかし、これだとかがんだ時にぐるんと前に回ってきたり、どこかに紐をひっかけてしまったりと難が多いようで。

それならば、『移動ポケット』はどうか?と提案したところ、快く了承をいただきました。

 

そもそも、『移動ポケット』とは何ぞや?

母曰く、幼稚園児の姪っこがつけているらしいのですが、クリップが付いたポーチになります。

用途としては、ハンカチ、ティッシュを入れるポーチだそうで。

言われてみれば、幼稚園の制服についているポケット、そんなに大きくない。

制服についているポケットにクリップをはさみ、持ち歩いているそうです。

 

じゃあそれ、大人でもありじゃないですか?とデザイン例をネットサーフィンで探したところ、子供用の大きさがほとんど。

やはりそっちに需要があるんですね。

ならば作ろうじゃありませんか。

 

入れるものの大きさを測り、図面を引いて、さっそく試作。

あーだこーだ、これでもないあれでもない。

試作品を3つほど作って、やっと形を決めました。

 

次に生地。

ワンピースの生地が残っていたので、それを使います。

ちょっと硬さを持たせたかったので、厚めの接着芯も一枚。

これで下準備は完了。

 

次は組み立て……頭ひねってもわからなかったので、レシピを探して回っていました。

次の記事で作り方を書きます。

 

それでは、良い週末を。

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