こんちゃ!

前回の加工おさらい。
モーターホルダーの工夫によってホルダーが前に倒れてモーターがグラつく問題は解決できたと思います。

しかしながらMAのモーター固定にはもう一工夫欲しいところ。
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見て分かるようにモーターとギアカバーの間にはこんなに隙間があって、、、
というかよく見るとギアカバーって、ギアカバーだけの機能であって、実は全然モーターを押さえてくれないってのが分かります汗

前はこの隙間にブレーキスポンジを挟み入れて何とかしてましたが、ブレーキスポンジじゃ動く。
Don't move the motor!チャプター2。

ということで今回は上からもモーターを押さえたいなってことでモーターホルダーにこんなカーボンをはめ込んで接着してみます。
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T字状に加工したカーボンを、モーターホルダーの上部を切り欠いてキツめにはめ込み、瞬着で接着してみました。

で、反対側のフロント部分がキモ。
ここをどう再現性を取って、毎回同じようにモーターをお固定できるか考えてみます。

前側の押さえをカーボンで作ってみたもののこのパターンでは強度が取れない・・・
mamotorkotei
赤丸の部分がちゃんと強度出せれば意味が出てくると思うんですよね。
またシャーシ側の加工が少ないと乗せ換える場合も楽なのでもう少し改良したい。

出来ればもっと簡単に、もっと作りやすく。



ということで次に作ったのはこの形状。


このカーボンの先っちょ。
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ココをゴリゴリっとカバーの穴の形状へヤスって行き・・・



こうなる!!
パーフェクトフィット!!
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台形に削ったカーボンがバチコンッとハマってAパーツの穴に入る!

ここはカーボンさえ台形の形状を作ってしまえばAパーツ側は一切加工無し。
電池ホルダーも問題なく併用出来て、モーターも毎回確実に固定できて良い!

これはかなり使える手だと思うのでMAの駆動で試してみても良いのではと思います。



ここから持論コーナー。
一般的にはガチMAシャーシでは他のシャーシと同じく捻じれるように、柔らかく作る人が多くいると思います。
電池の脇を全部抜いて捻じれる加工、穴だらけにして剛性を抜くなどなど色々です。
ですが剛性を抜くことがMAの良さを生かすという観点ではマイナスな気がしています。
特にギアボックス周辺の剛性が抜けるとこのモノコックギアボックスの良さが消され、駆動の良さが発揮できなくなるのではと考えていて。
実際に過去柔いシャーシを作ってやってみて、そう思います。
なので基本的にはこの箱型ギアボックスをしっかり固定できる方法で運用していきます。



現在搭載している白シャーシはテスト段階。
その辺に落ちてたシャーシなので、全体像が見えてきたら上記の剛性を考えたうえで早めに新シャーシ作りをしていかねば!


ギアカバー関係がこれで納まったので次は提灯を決めて行くためにもフロントバンパーを製作していこうと思います。

ではまた!