俳句

季語|林檎の花(りんごのはな)

晩春の季語 林檎の花

花林檎(はなりんご)

林檎の花林檎は、バラ科リンゴ属の落葉高木の総称で、現在では主にセイヨウリンゴ(西洋林檎)を指す。西洋林檎は、アジア西部が原産で、江戸時代には伝来していたが、1871年にアメリカから導入したものが全国に配布され、普及のきっかけとなった。平安時代には、中国から鑑賞目的で林檎が持ち込まれたが、これは、西洋林檎の普及とともにワリンゴ(和林檎)と呼ばれるようになった。
西洋林檎は多くの品種が開発され、「ふじ」「紅玉」などがある。4月から5月頃に花が咲く。花はに似ているが、葉の方が先に出る。林檎の花は、確実に受粉させるために、人工授粉やマメコバチによる受粉が行われている。

【林檎の花の俳句】

人親し林檎の花は枝低く  山口青邨

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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