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仙臺七福神第七番札所鉤取寺!

2022年01月16日 03時23分00秒 | 霊場
仙臺七福神第七番札所は、鉤取寺(こうしゅじ)です。

まずは最初にいただいた御朱印です。とてもダイナミックです。

さて鉤取寺は、承知2年(835)天台宗西翁和尚により、開創開山されたと伝えられています。その昔より東北地方は出羽三山に代表されるように、山岳仏教の盛んな地で、山が信仰の源であり、多くの霊山が存在しました。仙台市の一区名となっている「太白山」も当時、霊山として信仰を集め、当寺は太白山の麓の小さな庵から始まったようです。東北地方の多くの仏教寺院がそうであるように、当寺も天台宗の開創で、寛永13年(1636)仙台市北山輪王寺十三世角外麟恕大和尚により曹洞宗医王山鉤取寺として改宗開山されました。
カーナビがなければとても到着できそうも無いルートでした。




 当時に移る前は、現在の仙台西高等学校の処に存在していたと伝えられ、同校の建設中に、石碑やお堂の基礎跡等が発掘されました。今でもその地が「御堂平」という地名で呼ばれていることからも、鉤取寺跡とされています。



  福禄壽は鶴を伴い、手に法杖と経巻を持ち、寿老尊とは同体異名の神として祀られています。
 中国での幸福感には、「良い縁に結ばれ、良い子宝に恵まれ、家が孫末代まで繁栄すること」とする考えがあり、「福」は良縁、「禄」は財運、「壽」は長寿と、この三徳のご利益を授かることが出来るのという事です。
 その中国古来の「福」さん「禄」さん「壽」さんの縁起三体があります。
福禄壽は人望の神であるが、道教の理想である幸福・俸禄・寿命を表すという説や、南極星(南極老人)の化身であるという説もあります。長壽を代表している福をもつ中国から伝来した神様です。老人は微笑んでいる神さまで、慈愛の深さを感じとる事が出来ました。

これで、仙臺七福神ぜんぶをまわりました。残念ながら弁財天を祀っている林光院の御朱印はいただけなかったですが、有意義な霊場巡りが出来ました。


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