After Findhorn ⑬ What is the never-married?【3.2021】
テーマ Theme:スピリチュアル&ライフ Spiritual & Life
という気持ちはよくわかりますが、「自分探しの旅」に力を入れすぎると、それで気が済んでしまい、いちばん大切な「実践」がおろそかになる可能性がある。どんなによい話を知っていても、それを行動に移さなければ(実践しなければ)、何も知らないのと一緒だ。「何のためにそのような勉強をするのか」というと、結局は「実践するため」ということに尽きる。”
ああ、まさに東京時代の私だわ〜😓
身近な人は自分を磨く砥石
People close to you is a wet stone to polish yourself
家族を持っている友人と話すとき、どうしても違和感を拭えない自分がいる。
結婚したことのない自分が、守る者を誰も持たない自分が、まるで欠陥品のように感じてしまうからだ。
小林正観さんは『そ・わ・かの法則』という著書のなかで、こう書いている。
“ 結婚とは人格磨きのスタート。「夫という名の砥石」あるいは「妻という名の砥石」を手に入れること。義父や養母との同居や、子供が生まれるたびに砥石がひとつづつ増えることになる。
「わがまま」で「自己中心的」だった性格が少しずつ修正されて(歩み寄って)、マイルドで柔らかいものになる。”
Bernhard EickmannによるPixabayからの画像”
だから姉はあんなにおっとりした性格になったのかしらん?
でも、砥石を持っていない私は、どうやって人格磨きをしたらいいのだろう。
磨けていないから未だに「わがまま」で「自己中心的」なのかなあ…
そこで、ああ、フィンドホーンはまさしく私にとって家族だったのかも、と思い当たった。
クルーニーの住人、ゲスト、ファンデーションのお偉方、みんなが私にとっての砥石だったんだ、と。だから私はフィンドホーンに導かれたのかもしれない。砥石が必要だったから。
“ 結婚をしない人というのは、『結婚をしないでよい』と神様から言われている人 なのかもしれません。
自我が強い人ほど結婚をし、子供が生まれ、同居の数が多いということになっているようです。
結婚をしないですむようなら、それは『あなたの人格はそのままでよいから、結婚生活で使うであろうエネルギーを、他のために使いなさい』と言われているに違いありません。結婚、結婚と考えずに、自分のエネルギーの余力を何にどう使うかを、ぜひ考えてください。”
Lorena VillarrealによるPixabayからの画像
小林正観さんの本は「目から鱗」が多くてためになるだけでなく、読んでいて面白い。
“ なんでも人と較べている人は「ジョージ・クラベル(常時比べる)の世界 」に生きています。自分自身がその頂点に向かってどれほど登っていくかということです。比べるのではなく、自分の楽しみとして登っていく。これを私は「ジコトザン・ノボリヴィッチ(自己登山登り道)」と呼んでいます。”
この文章には笑わせていただきました(*^^*)
ノボリヴィッチって…ロシア人かいっ?!😆😆😆
テーマ Theme:スピリチュアル&ライフ Spiritual & Life
住む世界が違う? Am I living in a different world?
小中学校時代のクラスメイトに偶然会った。
懐かしくて夢中で話していたので、うっかりバスの時間を忘れるところだった。
懐かしの母校
懐かしくて夢中で話していたので、
懐かしの母校
5年近くスコットランドで暮らしていたと話した私に、彼女たちの一人が言った。
「すごいね!海外とかいいなーと思うけど、ひとりじゃ絶対ムリ。めんどくさいし」
そっか、海を渡って言葉の通じない場所へ自らの意思で行くということは、「すごい」ことなのか。
「すごいね!海外とかいいなーと思うけど、
そっか、海を渡って言葉の通じない場所へ自らの意思で行くということは、
彼女たちは私とは全く違う世界で生きているのだと思った。
彼女たちはここ日本という国で生きていて、まるで自分及び家族を中心にした家と職場の数十キロ以内が、彼女たちの全世界であるとでもいうように。
「東京だって一人じゃ行けない」
と言うクラスメイトに、きっと彼女も一人では、ラーメン屋に入ったり旅をすることをためらったりするんだろうなぁと、バリキャリでありながら映画館に一人で入れない、という銀行員女性のことを思い出していた。
彼女たちは結婚し、子供を産み、育て、家族と一緒に暮らすことで、私と同じだけの年月を過ごしてきた。
私はその事実に対して「すごい!」と感じてしまうのだ。
結婚して家庭を持ち、子供を産み、育てることを、私は選ばなかった。
たとえ選んでいたとしても、できなかったと思う。
だから、私の方こそ彼女たちを「すごい!」と思うのである。
彼女たちはここ日本という国で生きていて、まるで自分及び家族を中心にした家と職場の数十キロ以内が、彼女たちの全世界であるとでもいうように。
「東京だって一人じゃ行けない」
と言うクラスメイトに、きっと彼女も一人では、ラーメン屋に入ったり旅をすることをためらったりするんだろうなぁと、バリキャリでありながら映画館に一人で入れない、という銀行員女性のことを思い出していた。
私はその事実に対して「すごい!」と感じてしまうのだ。
結婚して家庭を持ち、子供を産み、育てることを、私は選ばなかった。
たとえ選んでいたとしても、できなかったと思う。
だから、
保険更新のために来訪した保険会社の女性担当者とも、似たような話をした。
彼女たちにとって、家族と仕事は人生のほとんどの時間と労力を費やしているもの。だから趣味というものがほとんどないし、ぽっかり時間ができたら何をしていいかわからないという。
それに対して「趣味がありすぎて暇だと思うことが全くない」という私は、驚かれてしまった。
私にとっては「したいことがわからない」という人こそ、信じられないほど謎である。
私にとっては「したいことがわからない」
自分探しの長い旅 Long journey of looking for myself
「自分探し」だとか「自分が本当にやりたいことは何か」、「自分の好きなことがわからない」といったタイトルが、youtubeなどネット上には溢れているが、私にはそれが不思議でしかたがない。
私にはいつでも、やりたいことがたくさんあって時間が足りないし、「これが好き!私はこれをやって生きていきたい」というものが、探すまでもなくいつもはっきり見えている。
もしかして、私はとても特殊な人間なのだろうか。
恐らくフィンドホーンには、やりたいことがはっきりしていて、それを行動に移した人たちが集まって来ていたから、そうした違和感を持たなかったのだろう。
家族のためにいつも忙しく働いてきた日本人にとって休日は休むもので、好きなことをする時間ではないから、皆本当の自分とつながることを忘れてしまっているのかもしれない。
Sofia TerzoniによるPixabayからの画像
義父の高額な介護施設費用に子供の養育費と、いつもバタバタと子供の世話をしながら金策に奔走している姉を見ると、確かにこれでは自分の趣味に没頭する時間なんてないでしょうね、好きなことが何だったのか忘れてしまっても無理はない…と、同情を禁じえない。
とはいえ、その生活は彼女自身が選んだものなので、私が同情するのは筋違いなのだが…。
一方、私は自分のためだけに時間と労力を使える一人暮らしが長いし、幸運なことにひとりでフラフラ海外を放浪する時間と、金銭的余裕まであった。
それは私が将来に備えて地道に貯め込むタイプではないことも影響しているが、自分探しをするまでもなく、自分がどんな人間で何を求めているのかを、いつでもよくわかっていた気がする。
自分がどう生きていきたいのかについて、私には最初からいつもひとつの答えが頭の隅にあった。悩んできたのは、それをどう実現させていくか、という過程だ。
固定観念にがんじがらめになっていた私は、何年も何年も「そんなふうに生きていけるわけがない」と、あまりにもクリアすぎる心の声を否定し、15年もひたすら「やめたい」と思いながら会社勤めを続けていた。
引き寄せの法則でいえば、まさにしてはいけないことにフォーカスしていたようなものだ。
だから「イギリスに住みたい」という子供の頃からの夢を叶えるのに、何十年もの時間を必要としたのだろう。
探すまでもなく自分を知っていたのに「どうせムリ」と思い込み、ダラダラと自分探しを続けていたのだ。
Bob McEvoyによるPixabayからの画像
小林正観さんが、こんなことを書いている。
“「もっと自分を向上させたい」恐らくフィンドホーンには、やりたいことがはっきりしていて、それを行動に移した人たちが集まって来ていたから、そうした違和感を持たなかったのだろう。
家族のためにいつも忙しく働いてきた日本人にとって休日は休むも
Sofia TerzoniによるPixabayからの画像
義父の高額な介護施設費用に子供の養育費と、いつもバタバタと子供の世話をしながら金策に奔走している姉を見ると、確かにこれでは自分の趣味に没頭する時間なんてないでしょうね、好きなことが何だったのか忘れてしまっても無理はない…と、同情を禁じえない。
とはいえ、その生活は彼女自身が選んだものなので、私が同情するのは筋違いなのだが…。
一方、
それは私が将来に備えて地道に貯め込むタイプではないことも影響しているが、自分探しをするまでもなく、自分がどんな人間で何を求めているのかを、いつでもよくわかっていた気がする。
自分がどう生きていきたいのかについて、私には最初からいつもひとつの答えが頭の隅にあった。悩んできたのは、それをどう実現させていくか、という過程だ。
固定観念にがんじがらめになっていた私は、何年も何年も「そんなふうに生きていけるわけがない」と、あまりにもクリアすぎる心の声を否定し、15年もひたすら「やめたい」と思いながら会社勤めを続けていた。
引き寄せの法則でいえば、まさにしてはいけないことにフォーカスしていたようなものだ。
だから「イギリスに住みたい」という子供の頃からの夢を叶えるのに、何十年もの時間を必要としたのだろう。
探すまでもなく自分を知っていたのに「どうせムリ」と思い込み、ダラダラと自分探しを続けていたのだ。
Bob McEvoyによるPixabayからの画像
小林正観さんが、こんなことを書いている。
ああ、まさに東京時代の私だわ〜😓
身近な人は自分を磨く砥石
People close to you is a wet stone to polish yourself
家族を持っている友人と話すとき、どうしても違和感を拭えない自分がいる。
結婚したことのない自分が、守る者を誰も持たない自分が、まるで欠陥品のように感じてしまうからだ。
小林正観さんは『そ・わ・かの法則』という著書のなかで、こう書いている。
“ 結婚とは人格磨きのスタート。「夫という名の砥石」あるいは「
「
Bernhard EickmannによるPixabayからの画像”
だから姉はあんなにおっとりした性格になったのかしらん?
でも、砥石を持っていない私は、どうやって人格磨きをしたらいいのだろう。
磨けていないから未だに「わがまま」で「自己中心的」なのかなあ…
そこで、ああ、フィンドホーンはまさしく私にとって家族だったのかも、と思い当たった。
クルーニーの住人、ゲスト、ファンデーションのお偉方、みんなが私にとっての砥石だったんだ、と。だから私はフィンドホーンに導かれたのかもしれない。砥石が必要だったから。
結婚しなかったことを、後悔はしていない。
それは、数年前に受けた星読み(星占い鑑定)で言われた言葉が、めちゃくちゃ腑に落ちたからだ。
それは、数年前に受けた星読み(星占い鑑定)で言われた言葉が、めちゃくちゃ腑に落ちたからだ。
「結婚には全く向いていませんね。結婚したとしても、確実に離婚してました」
だよね〜、やっぱりしなくて正解なのねー👍
向いてないもの(結婚)を無理やりすることないじゃ〜ん♪
と、肩の荷がおりたような気分でスッキリしたのを覚えている。
それでも自分に自信が持てないお一人様には、小林正観さんのこの文章をお伝えしたい。
だよね〜、やっぱりしなくて正解なのねー👍
向いてないもの(結婚)を無理やりすることないじゃ〜ん♪
と、肩の荷がおりたような気分でスッキリしたのを覚えている。
それでも自分に自信が持てないお一人様には、小林正観さんのこの文章をお伝えしたい。
“ 結婚をしない人というのは、『結婚をしないでよい』
自我が強い人ほど結婚をし、子供が生まれ、
結婚をしないですむようなら、それは『
Lorena VillarrealによるPixabayからの画像
これを読んで、以前スピリチュアルな友人にペンデュラムで視てもらった時、私の魂のレベルが「神レベル」と出たことを思い出した。その時は「魂が神レベル」って、何かの間違いに違いないと思ったけれども、もしや謙遜する必要なし? 私、マジで神レベル??? 羽生結弦選手レベル?!(んなワケないでしょ…💦)
小林正観さんの砥石の文章を読んだときは、「私は砥石を持っていない」と、一瞬恥ずかしく感じたけれども、「そっか、必要がないから今生では結婚しないんだ。いいんだ、それで」と思えてきて、心が軽くなった。
ありがとう、小林正観さん!
この言葉は、全てのお一人様にとって救いです🙏
小林正観さんから学ぶ生き方
Way of life to learn from Seikan Kobayashi
小林正観さんの砥石の文章を読んだときは、「私は砥石を持っていない」と、一瞬恥ずかしく感じたけれども、「そっか、必要がないから今生では結婚しないんだ。いいんだ、
ありがとう、小林正観さん!
この言葉は、全てのお一人様にとって救いです🙏
小林正観さんから学ぶ生き方
Way of life to learn from Seikan Kobayashi
小林正観さんの本は「目から鱗」が多くてためになるだけでなく、読んでいて面白い。
“ なんでも人と較べている人は「ジョージ・クラベル(
この文章には笑わせていただきました(*^^*)
ノボリヴィッチって…ロシア人かいっ?!😆😆😆
同級生と話して感じた、住む世界が違うという違和感もこれだったんだなあ、結局。
彼女たちは彼女たちが幸せと感じる世界で生きているし、私はわたしの住む世界で充分幸せ。
だから、誰かと比べて私は劣っている、私には足りないものがあるなんて思う必要はない。
「ジョージ・クラベルさんの世界」ではなく、「ジコトザン・ノボリヴィッチさんの世界」で生きていきたいと、心から願う。いや、私はすでに住んでいる。
彼女たちは彼女たちが幸せと感じる世界で生きているし、私はわたしの住む世界で充分幸せ。
「ジョージ・クラベルさんの世界」ではなく、「ジコトザン・
「競わない」「 比べない」「争わない」ことが幸せになれる近道だ、という「き・く・あの思想」など、小林正観さんの著書には、人生をラクにしてくれるヒントがたくさん詰まっているのでオススメです。
★【フィンドホーンを離れて⑭】はこちらへ。
★【フィンドホーンを離れて⑭】はこちらへ。
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