私たちは天の川銀河太陽系第三惑星「地球」に住んでます。
太陽(恒星)を中心に惑星たちが公転しています。
内側から水星、金星、地球と並んでいます。
では、地球より外側にいる惑星は?・・・
「火星」です。今回は火星について一緒に勉強していきましょう。
火星ってどんなところ?
おっ、これは火星じゃな!
博士~これって火星なの?赤い色なんだね!
地球のすぐ外側の軌道を周回しとるんじゃ。
わぁ、火星には雪が積もるの??
なるほど赤い岩石に白は目立つよね。
しかしこれは雪ではないんじゃよ!
ねこたん、今日は「火星」について詳しくみていこう。
火星
・赤道重力 地球の約0.38倍 ・大気組成 二酸化炭素が主成分、窒素、アルゴン他
・体 積 地球 0.151倍 (約96%を二酸化炭素が占めています)
・質 量 地球の0.1074倍 ・衛星 2個
・密 度 平均3.93g/cm³
・自転周期 1.0260日
・公転周期 686.980 日(1.881年)
・気 温 最高20度 最低-140度(平均気温マイナス43度)
・地球からの距離 約5,500万㎞~4億40万km
・内部構造 地殻(ケイ酸塩)、マントル(ケイ酸塩)、核(液体鉄、ニッケル合金)
ねぇ博士~、地球との距離がこんなに違うのは
何か理由があるの?
おっ、とてもいい質問だね。
それは、火星の公転する軌道は地球よりも
楕円軌道なんじゃよ。
なるほど!そういう事か~。
円じゃなく楕円軌道だから近づく時と
遠くなる時があるんだね!
火星の内部構造は地球と似ておる。
水星、金星、地球、火星は地球型惑星といって
岩石や金属で構成された惑星なんじゃよ!
もう少し火星について一緒にみていこうかの。
火星の特徴
火星の自転は地球とほぼ同じの24時間37分ですが
公転周期は約1年11カ月かけて1周しています。
そして公転軸に対して25度の傾きがあるので
地球と同様に四季があります。
二酸化炭素を主成分とする、ごく薄い大気に覆われているので
火星は全体的に赤っぽく見えます。
これは表面の岩石や砂が酸化鉄(赤さび)を多く含んでるから。
⇧上の画像⇧はNASAの火星探査機「マーズ・エクスプレス」が
撮影した火星のクレーターの写真です。
クレーターにある雪の様なものがありますが
これは雪ではなく氷やドライアイスです。
ご存じの通り、ドライアイスは二酸化炭素を固形にしたもの。
おっ、ということは火星には水があるの?と
思ったそこのあなた・・・。現在は火星に水はありません。
雪と違ってドライアイスは溶けたら気体になります。
火星での大気圧は地球の1000分の6ほど。
二酸化炭素を主成分とする、薄い大気で赤く見える火星は
大きな砂嵐が発生する為、火星の模様が見えなくなる時がある。
そして、地球の公転が365日に対し火星の公転は687日です。
ということは、だいたい2年2か月毎に地球と火星が近づく
タイミングがありますね!近づくといっても、まあまあな接近と
いわゆる大接近といわれるものがあります。
月夜でもかなり明るいオレンジ色の星が火星です。
この写真は2018年7月31日、火星までの距離
5,759万kmまで近づく大接近の火星が写ってます。
明るさは‐2.8等級までになりました。多少の雲くらいでは
隠れきれない火星でしたよ。次、この時以上に
大接近するのは、2035年9月11日23時20分で
5,691万Kmまで大接近、-2.9等級の明るい火星が
夜空に見えるでしょう。
この時applestarは58歳ですねw
applestarが今まで見た中で一番明るかった火星は
2003年夏の真っ赤な火星でした。
よし!わしも2035年まで健康で
おらねばいかん。
そうだにゃ、博士僕と一緒に
次の大接近を見ましょうね✨
火星の今後
2020年7月30日、アトラスV-541ロケットで打ち上がり
火星を目指したローバーが今年の2月、火星に到着したのは
記憶に新しいと思います。私もリアルタイムでNASAの
LIVE配信をみて興奮しておりました。パーシビアランスが
火星の岩石サンプルの採取に成功しましたね✨
そして大気の希薄な場所でヘリコプターの動力飛行に
1分未満ですけど成功しました。
まだまだ火星の正体は解明されていません。
そんな中、月計画なるアルテミス計画も協同国で進む中
火星への有人飛行計画やイーロン・マスクの火星移住計画も
ますます気になるところです。
地球以外の惑星へ居住スペースを設けるなんて、すごいですよね。
かつて水があったと痕跡が発見された火星。
今後は生命の痕跡や火星の衛星へ探査機を送り込む
MMX計画や虎視眈々と宇宙開発を着実に成功を収めている
中国も火星の探査機着陸が成功しましたね。
残念ながら以前、JAXAも火星探査に試みてますが
通信断絶により、火星軌道投入を中止しましたね。
ですが、現在MMX計画にも参加しており、PLANET-Xも計画中。
今後、地球と火星とで交信する人類がいるかも・・・。
地球のお隣の惑星ですが、環境は過酷ですよね。
近いといってもやっぱり遠い火星・・・。
いつか有人飛行に成功する日が来ることを願い
今回の火星ブログを終わります。
ではでは、皆さん体調に気をつけて♪applestarでした💛
コメントをどうぞ
いつも楽しく見ています。
これからも息子共々更新を待っています^^
genさん、コメントありがとうございます。
息子さんは宇宙に興味があるのでしょうか?
お父様と一緒にご覧頂けて、とても嬉しく思います。
拙いブログですが今後も宜しくお願いします☆