驚異の天体 シリーズ 1

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天文
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私たちは星空を見上げ、美しいと感じます。
ですが、私たちが感じる「美しい」だけが
宇宙ではありません。
地球で起こる自然災害や環境問題それ以上の
想像もできない事が起こっています。
applestarは暗闇の中、星空を眺めていると
昔から「美しい」と同時に「怖い」の感覚があります。
今回はこの「驚異」的な宇宙の側面をお話していきましょう。


クエーサー


(c)AFP PHOTO / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY / M. Kornmesser and L. Calcada


これは見るからにエネルギーを感じます。
まるで銀河そっくり。というよりこれは
通常の銀河とは違った銀河なんです。
これを活動銀河
といいます。
その中でも、宇宙の中で1番明るい
天体のひとつと言われるのがクエーサーです。

うん?銀河なんでしょ?
じゃなんでクエーサーっていうの??
・・・・💦
大丈夫!ご説明します ⸜(*˙˘˙)⸝



活動銀河核とは


credit : NASA and The Hubble Heritage Team

活動銀河とは、星や星間塵、星間ガスといった
通常の銀河とは違った構成要素です。
エネルギーの大半が放出される特殊銀河。
そして銀河の中心には、小さいながらも
銀河全体の明るさより超越した明るさで
エネルギーを放出している部分があります。
これを活動銀河核といいます。


活動銀河にはタイプがあります。
✅ 電波銀河・・・通常銀河よりも数百倍またはそれ以上の電磁波を出している銀河の総称。
✅セイファート銀河Ⅰ型、Ⅱ型・・・銀河の形態は渦巻銀河または不規則銀河。極端に明るい中心核を持つのが特徴。
                  スペクトル狭広の輝線両方を含むものがⅠ型。狭い輝線のみをⅡ型としている。
✅低光度
活動銀河核・・・燃料が切れた活動銀河核である。セイファート銀河の100分の1以下の銀河。


ブラックホール


光は自然界最速、秒速30万Kmですが
ブラックホールは一度吸い込まれると
光の脱出は勿論、放出も無無といわれている為
ブラックホールの直接観測は
現代の観測技術(電磁波観測)ではできません。


credit : Event Horizon Telescope project


太陽より30倍以上の質量の大きい恒星が
一生を終える時の超新星爆発のあとに
強大な重力によって星の中心に向かって急激に
圧縮が起きる、いわゆる重力崩壊が起き
星の中心核が超スーパー高密度で強力な
磁場を持つブラックホールとして残るそうです。


物質を吸い込み続け、中心の一点「特異点」には
ブラックホールの持つ全質量が集中しています。
吸い込まれるガスが超高温になり
X線などのエネルギーを放出して輝くので
それがブラックホールの存在を教えてくれます。



驚異の明るさ、クエーサーとは


credit : NASA hubble Space telescope.

 


上の画像を見て分かるように
銀河中心部の明るさが驚異的過ぎて
何百億光年離れた地球から観測すると
丸い天状の恒星に見え、発見当時は誰も銀河とは
思わなかったそうです。太陽コロナを観測する時
中心部をあえて黒く隠して周囲を観測しますが
同じ事をクエーサーにしたところ、右のように
銀河だと分かったのです。
準恒星状天体(quasi-stellar-object)と名付けられ
その後、略されクエーサーと呼ばれる様になったそう。


活動銀河の全てにクエーサーがあるわけではなく
とても大きな超大質量ブラックホールを
中心部に持つ銀河でのみ見られます。
クエーサーのエネルギー源は超大質量ブラックホール
ということになりますね。
では、光を全く放たないブラックホールの
周りがなぜ銀河全体の明るさより何百倍も
明るいのでしょうか?


credit : Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center/Jeremy Schnittman


ブラックホールの周りを回転しながら
中心部へ落ち込んでいきます。
このようにして形成されるガス円盤を「降着円盤」
とよんでいます。ブラックホールの極めて強い
重力のため、ガスは激しく回転し膨大な摩擦熱によって
中心近くではガスの温度は数百万度から
1000万度にもなりX線で明るく輝きます。
この明るさは太陽の何億倍、中には
何兆倍もの明るさで、約130億光年離れた
地球でも近くの天体に負けずに明るく観測されました。

Credit: NOIRLab/NSF/AURA/J. da Silva

このクエーサーが発見された最遠の領域は
ビッグバンから7億年後、まだ宇宙が
ヘリウムと水素で満ちてた頃の初期宇宙。
そこに、太陽質量の8億倍もの超大質量
ブラックホールが発見されました。

 


初期宇宙にこんな大きな天体ができる
源はいったい何でしょうか?ブラックホール同士の
衝突にしても事足りないエネルギーです。
謎の驚異の天体クエーサー・・・。
私たちがもしこの近くに行こうもんなら
死を覚悟しなくてはいけません。
謎だらけクエーサーのお話しをしました。
ではでは、applestarでした♪バイバーイ👋

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