みっちーです!

「足が痛くて、走っちゃだめだとわかっていたけど、レースを走ったら今は歩けないくらい足が腫れて、痛くて何もできません・・・」

先日僕の元に届いたメールです。


この方は、丸亀ハーフマラソンの11日前に膝の内側を痛めていた方でした。

「でも、ハーフマラソンに出たい気持ちが強く、ただ、足が痛いからどうしたらよいものか…?」と相談を受けていました。


実際にこういったお話は、数年前から東京マラソンのようなビッグ大会の時に多い話でした。


「ずっと外れ続けてきた東京マラソンにやっと当選したのに、足が痛い・・・」

「でも、当たったんだから、走らないと・・・」



そんな葛藤と戦っているランナーは、過去にも、ものすごく多かったです。

もしかすると、あなたもせっかくエントリーして当たった大会があるけど、足が痛いとか体調がよくないとか、走ろうかどうか迷っていることがあるかもしれません。


その際に必ず大事にしてほしい観点があります。

それが何かというと「あなたが走っている目的」です。


あなたが何のために走っているのかが明確になっていれば、判断基準は明確になります。


例えば、足が痛くても、走っている目的が「大都市マラソンを走りたい!」というようなものであれば、走ってもよいと思います。

反対に、走っている目的が「自分の限界を超えたい=自己記録を更新したい」であれば、足が痛いレースはどんな大会であれ回避すべきです。


ですが、多くのランナーが目的を見失って、目の前のことで精いっぱいになりがちです。


僕が1番回避してほしいことは、足が痛いのに無理して走って、その結果3カ月、半年と棒に振ってしまう・・・ということです。


過去には、足が痛いのに無理して走って、27km地点でリタイアしたうえに、痛めていた腰が悪化して、そのままマラソンを辞めたランナーまでいます。


大事なものを見失っては、本当に大事な体を失ってしまうかもしれません。

2~4月の今シーズンラストレースだから、気持ちが入るのはわかります。

でも、あなたが走っている目的を必ず明確にしてください。


最近、質問が多かったからこそ、あなたにも伝えたいと思って記事にさせていただきました。

よかったら、この記事を読み終わったら、あなたも自分自身の過去の経験を振り返ってみて、同じような経験をしたことがあるか、教えてください。


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