これからの暮らしを見直すチャンス。「あるものでまかなう生活(井出 留美さん著)」を読もう。

悩めるアラフォー女性
コロナですっかり生活様式が変わった気もします。これからのヒントになる本を探しています。オススメありますか?
エココスメ研究家 / 愛
そうですよね、アップデートできる時期かもしれないです。家計の見直しから井出さんの著書に出会ったのですが、かなり生活に役立つ具体例がたくさん掲載されていました。きっと参考になります!
★この記事でわかること★(約3分で読めます)

・コロナ時代を生き抜く生活スタイルの見直しができる
・無理ムダのない暮らしのヒントを知ることができる

★この記事を読んで欲しい方は…

・家計改善したい人
・無理せず今あるものを大切にしたい人
・環境問題やSDG’sに関心がある人

【本記事の信頼性】

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Ai / Eco Cosmetics(@EcoCosmeticsJP

この記事では、食品ロス問題専門家、井出留美さんの著書「あるものでまかなう生活」を読んだ個人的な感想を書いています。
女性だけでなく、全ての方にオススメの本です。
井出さんの著書を読むと視点が変わるはず。

あるものでまかなう生活 [ 井出 留美 ]

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(2020/11/19 11:00時点)
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 家計改善のヒントを探して出会った、井出さんの本

エステ勤務時代にカウンセリング販売をしていました。生活の様子や収入、お仕事のことも聞かせていただいた上で高額セールスをしなくてはいけないことが苦手で「これを売るからお客様の人生の可能性が開けるんだ」と鼓舞しながらも悩みながら続けていたことを思い出します。(家計における美容費の適正なバランスがあるはずと感じていたからです)

お金がすごく有り余っているご家庭であるほど、無駄な費用チェックは厳しいものです。化粧品をたくさん売る立場から、本当に必要なの?とより経済面で考えるようになったのはそのエステでの個人営業と専業主婦目線を行き来したからです。多くの商品を作ってとにかく売ることがこれからも有効なのか?とひと息つくきっかけは、世界中で必要な気がします。

関連記事:【メルヴィータ】容器のリサイクルに積極的な化粧品メーカーでエコ美人に@フランス

 「食品ロスをなくしたら1ヶ月5000円の得!」

今できることから始めようと本屋さんに立ち寄った時に、偶然井出さんの著書に出会いました。
その名も「食品ロスをなくしたら1ヶ月5000円の得!」。
読み進めると正直耳が痛い、私も食品ロスしてると反省しました。

「食品ロス」をなくしたら1か月5、000円の得! [ 井出 留美 ]

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月5000円ということは、年間で6万円。10年で60万円にもなります。
私はそれ以上に食品ロスを出していた気がします。特に一人暮らしの時期は食材を買い込んで食べ切れなかったことも多々ありました。フードロスをせず貯めることができていたなら。未来ある会社に投資できたならどれだけ良いだろうとも今更ながらに思います。

関連記事:環境と長期視点の大切さを読み解く【「社会を変える投資 ESG入門」(アムンディ・ジャパン著)】書籍レビュー

 「あるものでまかなう生活」を読もう

著書を拝読して以来、食品ロス問題専門家、井出留美さんのツイッターやメディアでの発信、Facebookでの投稿をフォローさせていただくようになりました。井出さんは大手食品会社に長く勤務されたのちにフードバンクの広報責任者をされ、「食品ロスがあるほど利益が出る」世の仕組みに疑問を投げかけられています。

最新刊の「あるものでまかなう生活」は、食に始まり生き方暮らし方まで見直し実践できるヒントが満載です。SDG’sや環境問題、家計に至るまで女性に限らず多くの男性にも役立つヒントが綴られていました。

Withコロナ時代、Afterコロナ時代を生き抜くヒントにもなりそうです。

お肉は特に、育てる人の葛藤に加え命を失くす動物の痛みや苦しみも考えると「捨てるってどういうこと?」と深く考える必要があります。スーパーや商店に食材が陳列されていることが当たり前ではありません。考え直す時期が来ているのでは?とコロナの原因や環境問題にまで通じているものがあり、一冊読むと「何から見直そう?」という気持ちになります。

これからは人口増で食料も水も世界中で取り合いになることが予想されています。
昆虫を食べなくてはいけない日が来るのでしょうか。
自分ごととして、今の限りある資源を大切にしませんか?

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 個人的に「あるものでまかなう生活」を読んで変わったこと

お野菜好きなご夫婦のインスタ投稿を見て、車麩の代わりに厚揚げ、アガペシロップの代わりに冷蔵庫にあったデーツシロップと蜂蜜で代用しました。

本を読んで変わったことといえば、
まず、冷蔵庫の中にあるもので料理をする「おうちサルベージ」を意識できるようになったことです。今までは参考書や料理サイトを見ては調味料や野菜を買い込み全て使い切れなかったことが数知れず…(反省)

珍しい野菜の代わりにこれならどうだろう?車麩の代わりに厚揚げにしてみようかな。
と冷蔵庫を片付けることが楽しくなりました。

これまでは、「買って冷蔵庫に詰めていることが安心」だったけれど、今は「管理ができて組み合わせられる」ことに快感を覚えています。
ファミリー用冷蔵庫(540L)から単身用サイズで事足りるようにもなりました。

一つ習慣を改善できると、いろんなことに波及します。
お洋服もあるもので着まわしを考えてみる、巻物やバッグで違いを作ってみようとするなど変化があります。お仕事についても変化があり、今まで培った自分のスキルは何だろう?何で誰の役に立てる?と見直しをすすめています。

色んな意味で人生の棚卸しに繋がりました。井出さん、ありがとうございます。

 【まとめ】次世代のために「あるものでまかなう生活」を読もう

百聞は一見にしかず。ぜひ読んでみませんか?
全ては実行できなくても、一つでもみんなが取り入れたり考え直すだけで孫の代の世界は変わるはずです。井出さんの著書が世界中に翻訳されることを陰ながら願っております。

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最後までお読みくださりありがとうございました。

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