こんにちは、らくだです。

 

 

学問の世界のみならず、

ネットやメディア、

ニュースや一般にも認知されるようになった

 

 

【 多様性 】

 

 

でも、

 

多様性 = 新しい価値観(考え)

 

とか

 

多様性 = なんでもありっしょ!

 

だの、

 

 

 

 

多様性の

 

言葉がひとり歩きして

 

 

 

意味自体を

正確に理解していないがために

 

 

職場で

混乱がおきたり、

 

人間関係で

対立や分断が起こるケースが

非常に多く見受けられます。

 

 

 

なので、

 

 

多様性との向き合い方が

少しでも多くの方に広がればと思い、

可能な限り、

ここに解説をしてまいります。

 

 

 

一応、

多様性心理学って看板かかげてるし。

 

 

 

 

全部で数回に分けて

解説していきます。

 

 

すみません、

最初3回に分けてって言ってましたが、

3回でおさまらなかったので増えました。

 

 

 

 

 

じゃあ

さっそくですが、

 

 

 

【 多様性 】

って

 

何なのか

というと。

 

 

 

 

 

一言でいえば、

 

 

単なる

 

状態

 

 

 

 

 

本来

すでにある

 

 

 

 

存在の状態 

のことです。

 

 

 

 

そして、

【 多様性 】が進んでいる社会とは

 

 

 

これまで

すでにあった

状態が

 

 

1つの

選択肢(在り方)として

認識され、

 

 

 

これまで

 

私たちの

 

既成概念や

偏った信念(価値観)によって

 

気づかなかったり、

見ないようにしていたり、

排除してきたような

多くの存在に対して

 

 

 

 

そうなのか!

って

理解を広げたり、

 

 

 

そんなことだってあるよね!

 

って

自然なものとして

受け入れられるようになり

 

 

すでに在り方が多様なら

今後、いろんなあり方があっても、

不思議じゃないよね

って

 

柔軟に

向き合う姿勢がもてる状態

 

 

 

要は

 

 

無意識に信じこんでいる

余計な価値観から解放され

理解が広がった

 

状態のことです。

 

 

 

なので、

 

 

実は

新しい考えでも

 

 

トレンド的な

考え方でもなんでもなくて、

 

 

 

歴史的に

一部の影響力のある人間が

勝手に作って、

 

教え込んで

継承してきた

 

せまー----い

既成概念(信念・価値観)を

 

とっぱらって、

 

 

 

世界を

もっと正確に

 

見れるようになった

 

状態のことです。

 

 

 

 

 

もうちょっと

詳しく解説します。

 

 

 

 

この世の中のしくみをみると

 

 

私たち人間は、

 

人間社会という

集団を成立させるために

 

 

共通理解するべき

一定の価値観を共有し、

 

それにのっとって生活します。

 

でないと、

まとまらないし、

秩序が作れないので。

 

 

 

こうした価値観は、

判断基準の

ひとつの枠組み(ものさし)として

 

物事を理解するときに機能したり、

共通理解することで

お互いの安心安全を

保つために浸透しています。

 

 

 

そして、

個人レベルでいえば

人生を生きるうえで

自分がどういった考えで

なにをどう行動選択していくのか

にまで

 

影響力をもって機能しています。

 

 

 

 

例えば、

 

 

あたりまえなところでいえば、

 

 

身体がごつくてヒゲがはえて

イチモツがついてるのが

「 おとこ 」 という枠組みのもので

 

身体や丸くて、わりとやわらかめで

子どもを産む機能をもっているのが

「 おんな 」 という枠組みにする。

 

 

 

みたいな。

 

すみません

どぶろっく先生のYoutube見すぎて

この例えしかでてこないです。

 

 

 

 

でも今は、

 

生物学的な

枠組み(ものさし)だけでなく、

 

精神・心理の

枠組み(ものさし)も加わり、

 

 

※大阪府:四条畷市HP 「男」「女」だけじゃない 人それぞれの性別(セクシャリティ)(LGBTについて)

 

 

いや、

どうやら

 

性の在り方には、

 

いろんな

バリエーション とか

程度 が 

あるんだな!

 

ってなってきました。

 

 

 

 

こうした在り方は、

 

新しい時代に

新しく生まれた

新人類とかではなく、

 

 

 

 

これまで

 

実は、

昔から、ずー-------っっっっっと

 

 

存在していたんです。

 

 

 

 

存在していたのに、

気づいていなかった

 

 

か、

 

もしくは、

 

 

おかしい存在と排除したり、

病気や悪だって虐げたり

 

見て見ないフリをしたり

受け入れようとしなかっただけ。

 

 

 

 

なぜなら、

 

おとこ と おんな 

 

っていう枠組み(価値観)を

盲信して、

 

 

その枠組み(既成概念)にあてはまるものしか、

存在を認めようとしなかったから。

 

 

 

私たちは、

こんな感じで

 

知らないうちに

無意識に盲信しちゃってる

 

 

誰かが勝手に決めた

いろんな

せまー---い

価値観の枠組みだけで

 

世界を理解していることが

山ほどあるんです。

 

 

 

違う表現をするなら

 

むかー----しの

一部の影響力のある人間が

勝手に作った

既成概念という

 

 

牢屋に閉じ込められている状態。

 

 

「~~のはず」とか

「~~べき」とか

「~~ねばならない」みたいな。

 

 

自分で自由に

 

考えることや、

理解すること

受け入れることに

 

制限をかけられ、

閉じ込められている状態なわけです。

 

 

自由を

発揮できなんすね。

 

 

多様性についていけなくて

イライラしてる人は、

たいがいこれ。

 

 

 

 

 

しかし、

時代が進み、

 

ネットの普及によって

特定の一部の人だけでなく、

 

多くの人が発信力を

持つ時代になったことで、

 

価値観の成長も進み、

 

 

 

盲信している既成概念に

 

いい意味で

疑問をもてるような

 

見直す動きが

でてきました。

 

 

 

 

 

 

いや、

ちょっと待てよ、

 

 

 

その価値観(ものさし)、

本当か?

 

 

 

いったん

その価値観(ものさし)

 

はずしてみないか?

 

 

 

 

 

すると、

※TOCANA exciteニュース"18の性別"が存在する国!? LGBT先進国の今 2015,3,8

 

 

今まで、

価値観の枠組みに

入れてもらえなかった人たちが、

 

 

 

単に

おとこ で片付けないでくれ!

 

単に

おんな で片付けないでくれ!

 

 

確実に、わたしは存在してるんだ!

 

 

 

って教えてくれるようになった。

 

 

そして、

 

世の中に存在する在り方なんて

 

めっちゃあるじゃん!

 

 

ていう

 

 

既成概念から

多くの人が

 

解放され始めました。

 

 

 

これが

今の社会なんです。

 

 

 

 

多様性とは、

 

 

 

単に

すでにある

状態のこと。

 

 

 

そういう意味では、

 

本来

自然の摂理にある

無限の可能性の状態を

取り戻している。

 

 

 

そんな理解でもいいかもしれません。

 

 

 

向き合い方としては、

 

 

身長に 

ミリ単位でいろんな数字の人がいるように、

 

 

 

ものごとには、

 

自分の見落としているような

いろんな在り方(バリエーション)が

 

 

グラデーションのように存在していて、それが普通。

 

 

 

そう考えるといいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

白ひとつとっても、

 

1色だけじゃないらしいし。

 

 

 

 

 

今回はここまで。

 

次回は、

多様性と向き合うための

重要なエッセンスを

解説します。

 

 

 

 

 

 

 

( おまけ )

 

 

ちょっとおまけです。

多様性の理解の入り口として

ここまでお話した内容でも

とりあえず十分なんですが、

 

さらに深い理解へと

向かうのであれば、

 

 

 

バリエーションが広がって、

それを理解するための知識の枠組みができたとしても

その枠組みができること自体

 

実は

 

本来の多様性を

見失うリスクがあるのに

 

お気づきでしょうか?

 

 

 

例えば、

 

おとこ と おんな 

という枠組みで性を理解していた時代では、

 

ゲイ や レズ

というバリエーションは排除され、

理解されませんでした。

 

 

ゲイ や レズ

という枠組みが広がった時代には、

 

バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニング

というバリエーションは排除されてしまっていたんです。

 

こんな感じで、

枠組みが広がると

枠組みという線引きをする関係で、

 

どうしても

線引きの内側に入らないものができてしまう。

LGBTQへと

概念の枠組みがさらに広がると、

微妙に当てはまらないような

性の在り方はどうしても排除されてしまう。

 

こんな感じで、

ゲイ一つとっても、いろんなバリエーションがあったり

レズひとつとっても、いろんなバリエーションがある。

 

 

 

 

 

価値観(ものさし)という

枠組みは、

 

理解を広げる

助けにはなるけど、

 

 

同時に、

 

枠組みの

外側も作り出してしまう

 

 

ここも理解しておくと、

自分の誤解や

理解不足を解消する糸口になるでしょう。