店舗情報
- 店名
- 珍々軒
- 住所
- 東京都台東区上野6-12-2
- 営業時間
- 火〜土 10:00 - 23:00、日 10:00 - 20:00
- 定休日
- 月曜日
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- 町中華
店舗所在地
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紹介するのはこんなお店です
1948年創業の上野アメ横に位置する老舗中華料理店で、現在三代目が営んでいます。
店内はカウンター席やテーブル席のほか、外にはオープンテーブルも設けられ、開放的な雰囲気が特徴です。
昭和の雰囲気漂う店内で、地元の人々や観光客などに長年愛され続けています。
アメ横
![アメ横|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_1.jpeg)
JR上野駅から御徒町までの高架下に広がる商店街で、戦後の闇市がルーツです。
現在は約400軒の店舗が集まり、食料品や衣料品、雑貨、飲食店などが賑わいを見せています。
珍々軒
![外観|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_2.jpeg)
上野、御徒町どちらから来ても、アメ横のちょうど真ん中付近で、1番賑わっている界隈にあります。
最寄り駅は、JR上野・御徒町もしくは京成上野駅から、それぞれ4〜5分です。
外にテーブルが並べられてアメ横を象徴するような店頭で、通り掛かればすぐにわかります。
店内
![屋外席のようす|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_5.jpeg)
飲食しているお客さんのほとんどは、店舗の外にあるテーブルで食事しています。
歩いていて、美味しそうに食べている姿を見てしまうと、ついつい引き寄せられてしまいます。
席は屋外テーブル12席、店内カウンター8席、テーブル4席の全24席です。
店舗向かって左側に、メニューが貼られたコーンがあるので、そこを先頭に列を作ります。
先頭まで順番が来ると、人数と注文を聞かれますので、予め決めておきましょう。
席が空くと、リーゼントがきまった女将さんが席へと案内してくれます。
行列を作るような人気店ですが、ピークの時間帯を外せば、比較的待ち時間無しで入店することもできます。
![カウンターからの厨房の様子|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_6.jpeg)
てっきり屋外テーブルで食事することを想像していたら、カウンター席へと案内されました。
それほど広くない厨房なので、一体食材がどこにあるのか不思議です。
2人の方が手際良く調理するようすを見られ、炒飯をオタマで皿に乗せる様子は圧巻です。
メニュー
![メニュー|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_4.jpeg)
中華料理屋さんなので、麺、ご飯、おつまみなどがラインナップされています。
ラーメンはタンメンや醤油、焼きそばなど15種類ほど、ご飯は炒飯や餃子、野菜炒めなどの定食物があります。
麺類にはチャーシューやワンタンなどを追加でトッピングすることもできます。
![ドリンクメニュー|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_3.jpeg)
アメ横という場所柄、昼飲みもできるので、おつまみ類が充実しているのも魅力的です。
裏面はドリンク類が書かれていますが、やはりアルコール類もそれなりに充実しています。
餃子
![餃子|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_12.jpeg)
餃子は1人前5個で、1つ1つのサイズは一般的なものよりも若干大きめで、大きめのヒダが入っているのが特徴的です。
自家製餃子で、店先では餃子を包むようすを見られます。
![餃子のヒダ|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_17.jpeg)
焼き面は、個体差があるようですが、火はしっかりと入りカリッと食感がします。
皮は歯ごたえをしっかり感じられるくらいの厚みを感じ、モチモチとしていて、中国系と日本餃子の中間くらいの印象です。
野菜中心の餡はジューシーさが感じられつつ、強めの甘みが美味しい。
湯麺(タンメン)
![タンメン|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_13.jpeg)
野菜がのせられ澄んだ色のスープなので塩味のタンメンです。
カウンター席から作る様子を見れたので、中華鍋でサッと炒められ、あっという間にできる様も実に見事です。
![タンメンの野菜|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_14.jpeg)
食材には、豚肉、キャベツ、モヤシ、ニラ、ニンジン、タマネギなどがのせられ、ほのかな塩味が付けられています。
火の通りも絶妙で炒めすぎず、野菜にはしっかりとしたシャキシャキ感が残っています。
![ラーメンの麺|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_16.jpeg)
麺はストレートの中華麺で、かん水が多くつかわれ黄色の色味が鮮やかです。
固めに茹でられた麺ですが、つるっとした舌触りとで食べやすい印象です。
![ラーメンスープ|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_15.jpeg)
塩味のスープに野菜の美味しさが溶け込み、シンプルながら飽きが来ない味です。
ベースは鶏ガラのような動物系のようで、サッパリとした印象を受けつつも、味に奥深さがあります。
炒飯
![炒飯|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_7.jpeg)
炒飯には、お新香とスープが付いてきます。
お新香は浅漬けの胡瓜で、少しクセのある味付けですが、炒飯のお供としては良い感じです。
ラーメンスープをベースにしたスープですが、醤油と酢の味が濃すぎて、ちょっと残念な点でした。
![炒飯の盛り具合|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_10.jpeg)
炒飯は爆盛とかではなく、多すぎず、少なすぎない、ちょうどお腹いっぱいサイズなので、たくさんの量を食べたい人には大盛がオススメです。
上質なラードで炒められているため、パラパラとして食べやすい食感です。
![パラパラチャーハン|珍々軒](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2025/01/0188_11.jpeg)
玉子だけで具材が無いように見えますが、食べていると刻まれたチャーシューや葱などが入っています。
強く印象に残る味付けではありませんが、まろやかな風味があり、最後まで美味しく召し上がれました。
あとがき
上野、アメ横、御徒町界隈は美味しいお店が多く、場所も密集しているので、食べ歩きのエリアとしては、非常に便利な場所です。
中でも、今回ご紹介した珍々軒さんや昇龍さんなどが軒を連ねるエリアは、屋外での飲食や立ち飲みなど、アメ横を十分に満喫できます。
味付けなども中華料理(町中華)にありがちな、大味で濃いめとは全く異なり、どの料理も完成度とサッパリとした味付けが見事でした。
アメ横を満喫するのには、1番オススメのお店と言っても過言ではないでしょう。