いきつけのバーに寄り、久しぶりに常連たちが集まりました。カウンターが懐かしい光景。
たまたまだったんですよ。

嬉しくてたくさん飲んで、ギターやってる若者と音楽の話して、バーが9時で閉まるからそのあと公園に行ってベンチで飲んでました。

バーテンダーの若者たちと公園で合流して、僕は終電を逃してバーテンダーの家に泊まりました。

多分深夜3時くらいまでは部屋で喋って飲んでたんだろうなあ。記憶ないけど。

朝起きたら、寒くて、「あれ?布団がない?おかしいな」って思って近くの毛布を探して引っ張ったらバーテンダーくんの毛布でした。笑

バーテンダーくんはノンケなので、僕は積極的にはなれないんですが、「寒いから一緒に寝よう」くらい言ってたと思います。

30代後半のおっさんに誘われるノンケ20代前半。。。
そりゃ、やですってバッサリ言われますね。


でもほんとに朝が寒かったんですよ。バーテンダーくんの家には薄いブランケットみたいのしかなかったので、服はそのまま着てましたが寒かった。

バーテンダーくんが暖房入れたから、なんとかまた寝ることができて、昼前に起きました。
仕事は休みだったんです。

起きた時、バーテンダーくんは横に寝てて、ずっと寝たいって言って寝てました。
僕はベランダでタバコ吸って、コンビニ行ってくると伝えて、外に出ました。

その時のマンションから外に出た風景が忘れられません。

なにがどうってことはないんです。

道路があって、車が走ってて、人が少し歩いている。僕はバーテンダーくんの家からコンビニに歩いている。休みの日。いい天気で空気が少し冷たい。

僕は花粉のピークにも関わらず深呼吸しました。

楽しい1日が待っている。今日は何しようかな。

そんなワクワクがありました。こんな気持ちになるのも久しぶりだなあと感じました。
春は繁忙期で仕事ばかりしていましたから、リフレッシュできたんです。

楽しい記憶は宝物になると思います。それが、恋愛じゃなくて、家族じゃなくて、仕事じゃないのがとっても好きです。

男女関係なく、飲んでしゃべって冗談言ってツッコミしたりされたり、真面目な話もして、安い食事でもして、深夜までダラダラしてて、限界を超えて眠りにつく。そんな思い出が楽しい。

そう、あの頃。まるでこれは、大学生の頃のようだ。

あの頃よりお金を気もつかえるようになったけど、根本は何も変わっていない。

この感覚を大事に生きたいし、これからもこの感覚ななれるように努力するんだと思う。