【子どもの視力低下】今すぐ簡単にできる3つの対策法

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こどもの視力低下対策タイトル

こんにちは、日々の幸子(@hibinohappy)です。

近年、子ども達の周りには、テレビだけでなく、スマホやゲーム、タブレット、PCなど、長時間画面を見続けるアイテムが増えました。それらを使用することにより、視力が低下してしまった子どもも増加しています。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大により、自粛期間中は家で過ごすことも増え、子どもが長時間ゲームをしたり、動画を見ているというご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家の小学3年の娘も、自粛期間中からゲームをする時間が増え、あっという間に視力がかなり低下してしまいました。

今回は、今すぐにできる視力低下を防ぐ対策法をご紹介します。

目次

定期的に遠くを見る

パソコン

ゲームやタブレット、PCなど、30センチ以内の近いところを見続ける時間が長いと、近視が進行すると言われています。目の疲れを休めるためには、定期的に遠くのものを見るのがおすすめ。

Eye

アメリカの眼科学会では、20分間継続して近くを見たあとは、20フィート(およそ6メートル)以上離れたものを20秒間眺めるという『3つの20ルール』を推奨しています。

キッチンの母

たとえば、リビングでゲームをしているお子さんだったら、20分おきにキッチンにいる保護者の方を見て会話するということでもOK。近くのものを長時間見続けず、時々遠くの物を意識的に見ることが大事です。

外で1日2時間過ごす

 

太陽の光を浴びる

さらに近視の予防に効果があると考えられているのが、「太陽の光を浴びること」です。

最近の研究では、1日およそ2時間、屋外で活動し、十分な光を浴びることで、近視の発症を抑えられることが分かってきています。

台湾では、10年程前から、子供の近視を抑制するために、1日に2時間以上、屋外で光を浴びることを取り組み始めました。その結果、視力0.8未満の小学生の割合が約5%減ったそうです。

具体的に言うと、明るさ1000ルクス以上の光を、1日に2時間以上浴びるのが有効的。

屋内だと300ルクス程度、窓際でも800ルクス程度なので、室内で1000ルクス以上の光は得られません。しかし、屋外では、日陰でも1000ルクス以上に達しますので、屋外で過ごす時間がやはり重要になってきます。

日向ぼっこ

1日2時間というと、「そんな時間取れないわ。」という方も多いと思います。

きっちり2時間は取れなくても、学校の休み時間に外で遊ぶ、家の庭やベランダでなるべく過ごす、窓を開けられる時は窓を開けて日光を取り入れるなどのちょっとした行動を心がけることは出来そうですね。

バイオレットライトがカギ

2016年12月、慶應義塾大学医学部の研究チームが、太陽光に含まれる「バイオレットライト」という波長の光が、近視の進行をおさえる可能性があることを世界で初めて発表しました。

バイオレットライトとは?

バイオレットライトとは、紫外線の手前にあたる波長360〜400nmの紫色の光です。太陽光にはたっぷり含まれていますが、蛍光灯やLEDライトなどの照明器具にはほとんど含まれていません。

屋外の光であればOKなので、晴れていなくても外で過ごすことでバイオレットライトの光を浴びることができます。

室内だと、ガラスで遮られてしまうので、どうしても室内でバイオレットライトを取り入れたいということであれば、窓を開けるとよいでしょう。

また、バイオレットライトは午前中の光に多く含まれているので、午前中に外での時間を過ごすとよいです。

JINSが近視進行を抑制するメガネを開発中

メガネブランドのJINS(ジンズ)は、慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業「坪田ラボ」と共同して、近視進行の抑制に効果があるとされる「バイオレットライト」をメガネフレームの内側から照射する、世界初となる近視の進行を抑制するメガネの開発に着手しています。

近視が進行しやすい6歳~12歳の小学生を対象に開発。

治験を経て、2023年をめどに医療機器としての製造販売承認を取得することを目指しているそうですよ。



バイオレットライトを通すメガネを販売中

また、JINSでは、バイオレットライトを通しながら、有害な紫外線やブルーライトはカットという、独自設計を採用したメガネレンズ「JINS VIOLET+(ジンズ バイオレットプラス)」を2017年から発売しています。

通常のメガネやコンタクトレンズだと、紫外線をカットしてしまうものが多いので、紫外線カットとともに、バイオレットライトもカットしてしまいます。

日常生活でメガネやコンタクトレンズが必要なお子さんは、近視進行を抑制するバイオレットライトを目に通すメガネをかけるというのもいいですね。

↓詳しくは、JINS公式通販ショップ内の「JINS VIOLET+(ジンズ バイオレットプラス)」をご覧ください!

夜早く寝て睡眠時間を確保

こどもの睡眠

睡眠時間が短かったり、浅い眠りが多いと近視になる可能性が高いと言われています。

また、赤ちゃんの頃から明るい部屋で寝ている子どもに近視が多いとも言われていますので、睡眠時は、暗い部屋で目をゆっくり休めるのも大切ですね。

小学生の理想的な睡眠時間

6歳から13歳までは、9~13時間が適切な睡眠時間と言われています。たとえば、朝6時に起きるとしたら夜9時に、朝7時に起きるとしたら夜10時までに寝ると、9時間の睡眠時間をとることができます。

小学生は、最低でも9時間の睡眠時間は確保したいですね。

視力低下を指摘されたら、まずは眼科へ

お子さんが、学校の視力検査などで視力低下を指摘された場合、まずは眼科を受診して、本当の「近視」なのかどうか調べてもらったほうがいいです。

というのは、小さいお子さんが視力低下した場合、「近視」と、一時的な近視状態である「仮性かせい近視」の両方の可能性が考えられるからです。

近くの物ばかり見続けていると、水晶体の厚さを調節している毛様体筋という筋肉が異常に緊張します。すると、遠くの物を見るときにも緊張がゆるむことができず、近くにピントがあったままの状態になり、遠くが見えづらくなるそうです。

この一時的な近視の状態を「偽近視(仮性近視)」と言いますが、小学校低学年くらいまでの小さい子どもは、調節力(ピントを合わせる力)が強いため、近くにピントが合いやすいので、「仮性近視」の割合が多いそうなんです。

もし「仮性近視」だった場合、目薬による治療法などがあり、治る可能性があります。

また、「仮性近視」を放置していると、近視になる可能性もあると言われていますので、「視力が落ちたかな」と思ったら、早めの受診をおススメします。

かけるだけで視力回復する可能性のあるメガネを開発中

もし、こどもが「近視」になってしまった場合、こどもの視力低下を防ごうと、あれやこれや対策しても、一度低下してしまった視力は元に戻らないようです。

そんな中、世の中で注目されているのが、かけるだけで視力回復する可能性のある「クボタメガネ」。日本の窪田製薬が開発中です。

 

眼軸長イラスト

引用:窪田製薬HP

 

近視の種類の中では、眼軸長がんじくちょう(角膜から網膜までの長さ)が伸びることで生じる「軸性じくせい近視」と呼ばれる近視が多くを占めます。近くの物を見続けると眼軸長が伸びると言われています。

人間の目は、網膜上でピントが合うように、水晶体を膨らましたり引き伸ばしたりしています。「軸性近視」の場合、眼軸長が通常よりも長くなっているので、遠くを見た時に網膜上でピントを合わせることができず、視界がぼやけてしまいます。

 

クボタメガネ・メカニズム

引用:窪田製薬HP

 

一度伸びると元に戻らないと言われていた眼軸長ですが、「クボタメガネ」は、眼球に光を照射し、刺激することによって、眼軸長の短縮を誘発することに成功しました。

眼軸長が短くなれば、網膜上でピントを合わせることができ、遠くのものも見えやすくなるというわけですね。

今は、とてもインパクトのある見た目になっていますが、デザインも改良を重ねて、2021年内の商品化を目指しているそうですよ。まずは、台湾、タイ、マレーシアなどの東アジアでの商業化を検討中とのことです(2021年2月現在)。

実際に商品化した際には、それぞれ個人の度数に合ったメガネを作るということもあり、価格は数十万円になるとも言われています。1日60分~90分のメガネ装着で良いそうなので、近視で悩んでいる人にとっては朗報ですね。

 

日々の幸子
日々の幸子

今までにない画期的な視力回復方法として大注目です!

 

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