子どもが乗り物酔いしない方法!事前の対策と日頃からできる酔いにくくするトレーニングを特集

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こどもの乗り物酔い対策タイトル

うちの子、乗り物酔いするから、バスで行く林間学校が心配だわ。何かよい対策はないかしら?

小学校高学年から始まる林間学校や修学旅行などの宿泊を伴う“学校行事”。

長時間バスに乗ることから、乗り物に酔いやすいお子さんの場合、バスで酔わないかとっても心配ですよね。

また、帰省時や旅行などで長距離ドライブする時も、乗り物酔いするお子さんにとっては気が重いものです。

今回は、乗り物酔いで“楽しさ半減”にならない、乗り物酔いに対する対策法を特集します。

乗り物酔いは、乗り物に酔いやすい条件があり、事前に知っておき、対策することで、少しでも不安をやわらげることができます。

また、乗り物に酔いにくくなるアイテムもありますので、活用してみるとよいですね。

この記事でわかること
  • 乗り物に酔いやすい年齢
  • 乗り物酔いのメカニズム
  • 乗り物酔いの対策方法

事前に対策をしておくと、してない時にくらべて格段に楽しい旅行になるはずです。

お子さんのためにもしっかり準備しておきましょう。

目次

乗り物に酔いやすい年齢とは?

小学生イメージ

乗り物酔いは、前庭小脳ぜんていしょうのうが発達し始める4歳から12歳くらいまでの間が起こしやすいと言われています。小学校高学年をピークに、年齢が上がるにつれて症状がでなくなっていきます。

日々の幸子

小中学生の約40%が乗り物酔いになりやすいのだとか!

引用:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会HP

これは、平衡感覚を調整する脳の一部である前庭小脳が発達段階のため、揺れやスピードなどの刺激に対して脳が敏感に反応してしまうから。

3歳までは、小脳全体が未発達なために乗り物酔いにはならないのだとか。

どうして乗り物酔いをするの?

観光バス

乗り物に乗ると、三半規管さんはんきかんなどの内耳ないじに伝わる、加速や減速などによる揺れの刺激と、目で見た周りの景色などの視覚の刺激、空腹や満腹、臭いなどの体で感じる情報が前庭小脳に集められます。

くらくらする小学生

このさまざまな情報が絶えず前庭小脳に伝わることで、脳が混乱して不快になります。そうすると、自律神経失調状態となってしまい、乗り物酔いを起こしてしまいます。

乗り物酔いの症状
  • 吐き気、嘔吐
  • あくび
  • 生唾
  • 顔面蒼白
  • 冷や汗 など

自律神経失調の症状がおこります。

乗り物酔いは“自律神経”が乱れることで起こります。したがって、日頃から自律神経を整える生活を心がけておくのも乗り物酔い対策にはよいですね。

子どもの自律神経を整える”いいこと習慣”を、生活リズム、睡眠、食、運動などの様々な切り口から紹介する本。子どもだけでなく、親子で実践することで、自律神経の働きが整い、朝はしゃきっと起き、昼は集中して活動し、夜になると眠くなってぐっすり眠れる健康的な毎日が手に入ります!

★★★★★
乗り物酔いがひどい娘のために買いました。全ページ非常に分かりやすく書かれています。全ページ使えます。しかも読みやすいです。「どうやって子供を育てていけばいいかわからない」と悩んでる方にもオススメです!

Amazonカスタマーレビューより一部抜粋

乗り物酔いの対策方法は?

乗り物酔いは、乗車する前後にできる対策と、普段から三半規管を鍛えておく対策があります。

乗り物に乗車する前から、しっかり対策をしておけば、だいぶ体に負担がかからず、乗り物酔いを軽減することができます。ぜひお試しください。

乗車前後にできる乗り物酔い対策

乗り物酔いは、さまざまな刺激によって引き起こされます。したがって、少しでも刺激を少なくし、自律神経を安定させる対策が必要です。

前日はたっぷり睡眠をとる

Girl Sleeping Well in Bed with Her Toys after Treatment

自律神経が乱れる“睡眠不足”や“疲れ”は乗り物酔いに大敵です。乗り物に乗る前日は、早めに寝て、たっぷり睡眠をとっておきましょう。

適度な食事を済ませておく

消化の良い食事

空腹でも満腹でも、自律神経が乱れます。乗車する前に消化のよい食事をとっておくとよいです。

消化の良い食べ物
  • ご飯(お粥など)
  • パン(バターなどの油脂類は控えめに)
  • 麺類(煮込みうどんなど)
  • 果物(柑橘系を除く)
  • 繊維の柔らかい野菜(だいこん、白菜、きゃべつ、にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど)
  • 豆腐
  • 白身魚 など
Cpicon 胃腸炎*風邪*夜食に☆白だしでにゅうめん by こぎあゆ
柑橘系はNG!
オレンジジュース

みかんやオレンジなどの柑橘類は、胃酸の分泌を促すので、車酔いをしやすくなるおそれがあります。乗車する際には、オレンジジュースなどの飲み物は避け、刺激の少ないミネラルウォーターや麦茶・ルイボスティーなどのノンカフェインのお茶などにしましょう。

三半規管を正常に機能させるために、唾液の分泌を促すとよいです。

梅干しなどの酸っぱい食べ物には、唾液の分泌を促進させたり、胸の不快感を和らげたりする効果が期待できます。

梅干しが苦手なお子さんには、甘みのある「梅エキス」がおすすめ。

大量の梅を長時間煮詰めた「梅エキス」は、非常にねっとりしているために瓶詰めされている商品が多いのですが、容器から取り出しにくて、使いにくいのが欠点でした。

こちらの『美味しい梅エキス』は、フラクトオリゴ糖を加えながら粘度を下げ、さらにチューブタイプにすることで、「梅エキス」でも使いやすい商品を実現しました。

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梅エキスは良く摂取していますが、固くて上手く食べれないのがネックでした。こちらはチューブで出しやすいし、出したいだけ出せるのが良いですね。私はすっぱいのが好きなので問題なかったですが、こちらの商品は甘くて大分飲みやすい部類だと思います。ヨーグルトにかけても、コクが出ておいしかった…。お腹いっぱいのときや、体調がだるいときに飲むとスッキリしますし、今後もストックしていこうと思います。

Amazonカスタマーレビューより
日々の幸子

実際に我が家でも使っています。従来の梅エキスよりも甘みがあり、こどもでも摂取しやすいです。チューブタイプは、スプーンに使いたい分だけ出せるのが使いやすかったです。

締め付けない服装を

身体を締め付ける服装は、内臓や血管の働きを妨げるので車酔いの原因になります。バスに乗る際には、きつくない、ゆったりした服装にしましょう。

酔いにくい席を選ぶ

揺れにくいバスの座席

大型バスの場合、「前から4~5列目」などの、タイヤから離れた真ん中よりの座席が酔いにくいとされています。

これは、タイヤからの振動による刺激が、他の席よりも少ないため。酔いやすい人は、少しでも刺激を避けるのがよいです。

頭を動かさない

乗り物に乗っている時に頭を前後左右に動かすと、酔いやすくなります。

乗り物酔いしやすい人は、乗車中はなるべく頭を動かさずにヘッドレストなどに頭を固定するとよいです。

乗り物に酔いにくくするアイテムを身に着ける

乗り物酔いには「酔い止め薬」を飲めばいいんじゃないかと思っている方も多いと思います。

もちろん、そういう薬を利用してもいいのですが、「こどもに薬はあまり飲ませたくない。」というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

薬に頼りたくない方におすすめなのが、手首につけてツボを刺激し酔いにくくする“酔い止めバンド”です。

手首にはめる伸縮性のあるバンドに、樹脂製の突起がついていて、それが手首にある「内関ないかん」というツボを刺激します。

内関は、指圧すると平衡感覚を正常にする働きがあり、乗り物酔いなどの「気持ち悪さ」を軽減してくれるツボです。つけていることで常にツボを刺激し、不快感を軽減してくれるというわけです。

実は、似たような商品は他にもたくさんあるのですが、こちらの『スッキリバンド(シーバンド)』は、臨床的にテストがされています。

欧州ではEUクラス1医療機器、アメリカではFDA(510)K、日本では、(株)プレスビーにおいて「一般医療機器」として販売されているので、機能的にも安心して使えます。

日々の幸子

我が家も、あまり薬は飲ませたくないので、購入してみました。結果は“効果テキメン”でしたよ!

着け心地などの詳しいお話は、『スッキリバンド』のレビュー記事にまとめました。

普段の遊びで三半規管を鍛えて酔いにくくする

揺れやスピードに慣れていけば、成長するにしたがって酔いにくくなります。

普段の遊びの中で三半規管を鍛えていけば、平衡感覚を養うことができます。酔いやすいとされる4~12歳の間でも、“揺れ”や“スピード”に慣れておけば、乗り物酔いをしにくくなってきます。

日々の幸子

たとえば、フィギュアスケートの選手がくるくる回っても目が回らないのは、日頃回転の練習をして三半規管を鍛えているからですね。

マット運動で三半規管を鍛える

三半規管は、揺れによる体の動きを感知することができます。鍛えるには、“揺れ”や“スピード”を体感できる遊びをするのがポイントです。

三半規管を鍛える遊び
  • マット運動
  • トランポリン
  • ぶらんこ
  • すべり台
  • 鉄棒    など

後ろ向きで歩いたり、目をつぶって歩くなども平衡感覚を養うことができるので、おうちの中で取り入れてみると手軽にトレーニングできますね。

トランポリンは、体幹を鍛え、空中でのバランス感覚を養うことから、あらゆるスポーツの下地作りとしても使えます。コロナ禍での運動不足解消にもおススメ! 家族全員で使えます。

まとめ

  • 乗り物酔いは、前庭小脳ぜんていしょうのうが発達し始める4~12歳がなりやすいが、年齢があがるにつれて症状がでにくくなってくる。
  • 乗り物の乗車前後の対策で酔いにくくなる。
  • 日頃から三半規管を鍛える遊びをして、平衡感覚を養う。

乗り物酔いは、対策することで、軽減できることがわかりました。

まずは、乗車前後の対策と、「酔い止めバンド」をつけて、乗り物に乗ってもあまり酔わなかったという経験を増やしていき、自信をつけていくとよいですね。

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