2021年12月01日

CONFLICT 〜最大の抗争〜 第二章/終結編 ['16]

【監督】藤原健一
【出演】小沢仁志
    本宮泰風
    中野英雄

 前作から続いている半グレ集団:大東亜団と、ヤクザ組織:天道会の争い。でも「前作観た方限定」かの如く、前作の回想はある事はあるが殆どが端折られているので、キャラ紹介も半分は省かれていて、きっと前作観ていない人からすれば「この人誰っ!?」なんて思う事請け合い。

 前作では大東亜団の方が暴れ回ったが、今回は逆に鷲尾率いる天道会が暴れ回る。天道会若頭補佐で暴れん坊の織田が同房で仲良くなった槙田と一緒に出所し、槙田も天道会入り。中盤までは裏切り者などでの拷問などで織田と槙田が台頭して良いとこ取り(中盤で再度逮捕されて退場)。

 天道会の伊達は、大東亜団の丹羽に右腕を落とされた事で彼や大東亜団への復讐を誓っているが、右腕落とされてもまだまだ殺る気満々の伊達は覇気を失っていない。

 大東亜団を率いる明神もそうだが、同じように暗躍してきた柴崎も元天道会。「連帯責任で指を切り落とす」と言う天道会伝統の掟が今じゃ古臭い・・・と言うのがあり、掟に大反対主義だが、鷲尾や若頭である沖田はこの掟を純粋に守り抜いているが、柴崎と明神は要は自分が痛く感じるのが嫌なだけじゃね!?。

 大東亜団との最終決戦では、鷲尾1人で挑む筈が、左手だけの伊達も参戦して血生臭い戦いになっているが、大東亜団が”只の半グレ集団”だったというツケか、丹羽と明神以外は大して強くはない。そして天道会の主役級は、どんな重傷を負ってもちゃっかり生きて帰って来る。

 警視庁の部長である笹原だけは刑事の割には腹黒く、大東亜団と天道会の喧嘩の仕掛け人だったようだが、特にお咎めはなし。逆に刑事主任の穂積は口が悪いとかあるけど、笹原よりかは大分マシで刑事としてのプライドも持っている。大東亜団と一緒に行動していた小林が、まさかの潜入捜査官だったけども。

 大東亜団とはこれで決着。今度はカジノ利権が絡んできそうだけど。

   ≪キャッチコピー≫
最大の抗争はまだーー終わらない!!






d777m at 19:50コメント(0)任侠  

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