●人の魅力とは?
こんにちは、坂井快衣、けいです。
タイトルにある通り、人の魅力って、人はどこで感じると思いますか?
若い人の場合は【若さ】や【容姿】ということもあると思いますが、40歳を過ぎると、それも魅力と言い難く、そこに固執すると返って【痛いおばさん】になりかねません。
一方で【ギャップ萌え】という言葉があります。
「ギャップ萌え」は、1990年くらいから使われ始めた言葉です。主に、漫画やアニメの愛好家の間で使われ始め、徐々に日常会話に浸透していきました。
相手が、自分が思っていたのと違うタイプだったり、普段と違う一面を見せて、自分の認識とのずれを感じたりしたときに、その差にときめきを感じることを「ギャップ萌え」といいます。
<引用:「ギャップ萌え」する瞬間とは? その理由や、相手をキュンとさせる方法を男女別に紹介 | Oggi.jp>
ギャップ萌えで、思いつくのは「不良が子猫を可愛がっていると、すごく良い人に見える」というもの。
見方を変えると、見かけは、目立たないごくごく普通の人間であっても、(良い意味での)意外な一面を見せたり、奥行きの深さを感じさせると、周囲は無意識に好奇心をそそられ、もっとその人のことを知りたいと思うもの。
たとえ容姿が芸能人のように若さや美しさがなくても、周囲に良い意味でギャップを感じさせることができれば、それを魅力と感じる人が多いんですね。
(わたしがギャップ萌えの最たる有名人だと感じる人は、江頭2:50さんです^^)
反対に、容姿端麗、眉目秀麗な女性が、芸能界にたくさんいますが、不人気な人が星の数ほど存在します。
では、どうやって一般人であるわたしたちが、そのギャップを作り出すかですが、陰陽五行説の観点からお伝えしますと
まずは、人間の素の状態を表す【命式】の欠点を利用します。
例えば、命式内に【害】を所有している人がいるとします。
【害】を持つ人は、普段から微妙に物事をチグハグに感じやすいために神経をすり減らしやすく、ストレスを抱えやすい傾向があります。
そのため、害所有者の普段の印象は、「何とか自分の思い通りに事を運ぼう!」と、ことさら力んでパワフルに傾くか
反対に、常に嫌なことをジッと我慢しつつ、いつも世間に不満を持っている・・というような微表情をしていることが多くなります。
もし、この状態を魅力に変えるには
①まずは、自分の【害】の存在を受け入れます。
「自分は、素の状態では、スッキリ物事を感じられない人なんだわー」
「人を見る目がなく騙されたとしても、命式のせいであって、自分の本質が悪いわけではないんだ」
「人に裏切られた経験は、次、同じ失敗をしなければ、精神が鍛えられ、人間性が上がるよねー」
など、いくら自分が望んでも、頑張っても、リーダーシップを取り、バリバリ仕事をこなし、大きく成果が出て、周りから脚光を浴びる、なんてスムーズな流れを所有している人間ではないのだ、と受け入れ、無理な行動を控えるようにしましょう。
すると、無駄に努力が報われない自分を責めることがなくなり、客観的に自分と周囲を見られるようになっていきます。
②次に、【害】への対策を考え、実践する
「人に合わせようとすると失敗したり、不安、不満を感じるから、基本行動は単独でするようにしよう」
「日常生活は、なるべく同じルーティンに落とし込み、無駄に余計なことを考えないようにしよう」
「物事の出だしは、あまり意見を言わず、スタート後から積極的に参加するようにしよう」
「ストレスから酒食に逃げやすい傾向があるので、健康のために口に入れるものには充分気をつけよう」
と、上記のようなことを心掛け、実践します。
すると、おのずと、リーダーシップを取ってくれる人、物事を上手くまとめ上げてくれる人、斬新なアイディアを出してくれる人、嫌な仕事も黙ってこなしてくれる人、自分を支えてくれているすべての人に、感謝の気持ちを持つようになります。
そして、真の感謝の気持ちを持つ人は、穏やかな表情になり、
その言動に器の大きさを感じさせるようになります。
感謝してもらった側の人も、自己肯定感が高まるので当然喜びます。
また、かつての自分のように悩んでいる人がいれば、心のこもった励ましをできるようになります。
③人からの裏切りや騙しは想定内と、あらかじめ覚悟しておく
もともと【害】所有者は、「物事がスムーズに運ばない」のが当たり前なので、その隙間をついて、些細なところで人に利用されたり騙されることが多くなります。
場合によっては、他者から「お前が裏切った!」と誤解されることもある人です。
普段よりボーッとしている人は、渦中に追い込まれて初めて、「どうしてこうなった?!」とパニックに陥り、ストレスに晒されてしまいます。
しかし、子ども時代から、こうした苦労を経験してきた人だからこそ、裏切りに対して対策を取ることができます。
少しでも嫌な予感がしたら、安易な約束はしない、話し合いは複数で行う、大事な場面には記録を残しておく、などです。
そして最初から、人に裏切られることを想定していれば、上記に書いたような心の隙が小さくなり、大きな裏切りに遭うことを未然に防ぐことができます。
以上のように、自分の欠点を認めると、できない自分を【許し】、支えてくれる人に【感謝】をし、周囲を【励ます】という好循環を作ることができます。
また、本人が欠点に気づいているからこそ、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
そして、自分の欠点を知り、それを、しっかり受け入れている者がまとう雰囲気は、本当に奥行が深く、慈愛を醸し出します。
結果、それが、その人最大の魅力となり、周囲から好かれる所以なのです。