物事に白黒つけたい衝動がある人は気をつけましょう | 良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

四柱推命・算命学から宿命・運気の流れを解析し、結婚・離婚・不倫・子育て問題 魂が納得する解決策をお伝えします

テーマ:

物事に白黒つけたい衝動がある人は気をつけましょう

 

 

こんにちは、坂井快衣、けいです。

 

 

人間は、自分とは違う意見を聞き続けることに、非常な負荷を感じる存在です。

 

 

なぜなら、自分なりに「これは白」「これは黒」と人生の選択をし続けることで、なるべく安全に生きようとしているからです。

 

 

だから、他者が自分の価値観と違うことを言ってくると、自分の生き方が危うくなる気がして、衝動的に否定し排除しようとするのです。

 

 

そして、その対応は人によってさまざまです。

 

 

 

①相手の意見に対して、間違っていると相手を否定したり、揚げ足を取るなどして言い負かそうとする。

 

 

 

 

この対応は、物事に白黒をつけようと躍起になっている人の特徴です。自分と違った意見を傍に置いておくことが許せないため、論破することで、自分の中から異物を排除しようとしています。

 

 

 

また、異質なものを傍に置いておくことは、余計なものに脳の貴重なリソースを割くことになり、それも嫌なのです。

 

 

 

 

②相手の意見を頭ごなしに否定せず、聞きながら、内心では人は人、自分は自分だから、と相手の意見は、自分のとは別ものとして、とりあえず脇に置いておく。

 

 

 

 

これは、最初から自分の中にグレーがあってもいいよね?と、自分から相手の意見を排除しようとはせず、もしかすると、将来、どちらかの意見が変化し、互いに共有できることがあるかもしれない・・と、2人の将来にわずかの希望を含んでいます。

 

 

 

しかし、①に書いた通り、②は練習を重ねないと、相手の意見が脳のリソースを占領してしまい、それが、相手に対するモヤモヤ、イライラの原因になったり

 

 

自分に合わない相手の価値観に影響され、自分の選択を誤らせ窮地に陥るリスクを高めているような気がして、不安や恐れに悩まされることもあるかもしれません。

 

 

そのため、まずは、自分の価値観をしっかり創り上げたり、感情的になりやすい衝動を抑え、冷静に考える習慣を身に着ける必要があります。

 

 

 

③そもそも、オリジナル価値観が存在せず宗教や親、先生の考えに従うことで、自分で考えるのを放棄している状態。

 

 

 

これになると、恐らく本人には生きている実感がなく、責任も取らない、人生を迂回しまくっている人なので、今回は割愛します。

 

 

 

 

 

基本的に負けず嫌いな人は、①に偏る傾向があります。自分とは異質な意見を排除することに加え、相手に勝ったような気持ちになれるメリットがあるからです。

 

 

しかし、それでは、お互いを潰し合うだけで、何の生産性もありません。

 

 

論破では、新しい知見は育たず、自分の精神はいつまでも成長しません。

 

 

そして、相手に恨みを買うというオマケつき。

 

 

論破して気持ちいいのは、その場限り、一瞬のことで、そのような事を繰り返していると、人が離れ、寂しい老後が待っています。

 

 

 

人間の身体の成長には、明らかに物理的な限界がやってきますが、精神の成長は無限です。

 

 

陰陽五行説の鑑定では、「精神を鍛えるべし」というような内容が散見されますが、それは②のような状態になる練習をし、心の筋力を鍛えることを求めています。

 

 

わたし自身、命式内に【金性】が多く、もともと衝動的かつ攻撃的、論破に走る傾向がありましたが、時間をかけて②にシフトすべく努力の日々です。

 

 

まだまだ道半ばですが、今回のブログに心あたりのある方は、わたしと一緒に練習しませんか?