つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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46歳の誕生日を迎え―先輩の気骨から己を省みて。【FBと当ブログ共通記事】

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1)46回目の誕生日を迎えました。毎年毎年、誕生日までたどり着けるかなと不安になりながらも、なんとか工夫こらしてたどり着くことができました。
 コロナ感染の影響もあり、人とのつながる機会を失い、さらに自分の属性が“不利な位置”に立つことも手伝い、11月以降、ここ3年間もってきた人間不振に拍車をかけるような出来事が続き、人の前に出づらくなる状況が起きていました。
2)正直、このまま自分が壊れてしまうんじゃないかと思うようになって、それでも「いとーくーん、参加してよー」という気のいいおっちゃんの誘いに応じて参加した寄り合いで、ある人生の先輩の立ち振舞いを見ました。
 北上市和賀町は人口約1万人、かつては一つの自治体だった町ですが、北上市と合併。数年前から診療所が存在せず、病院に行くだけでも手間がかかる状態にあり、診療所を再び設置しようという運動が起きてるのですね。その運動の呼び掛け人の一人とはじめてお会いしましたが、自分の3分の1ぐらいの体躯ながら気力は満ちていて、発言では「自分も歳かもしんないけど、せめて次の人に(住み続けられる街を残すという)橋渡ししておきたい」と。自分たちが大変な状況にあるなら、それをどうにかするために社会に働きかける、という意思表明。
 その根性の座った様子に自分は圧倒されました。
 しょげてる暇はねぇなと。
3)人生の先輩の立ち振舞いを見て、「負け」という結果を叩きつけられて、どう気持ちを持って行っていいか分からず、次々投げ込まれるネガティブな事項に折れはしないまでもギザギザになっていた精神状態が少し収まったような感じがして、「あーこれでまた歩き始めることができると」心境に、平らで穏やかな気持ちでもっていくことができました。
 どんなにゆるくない状況でも、あきらめないでいること、どんなに細くても「次の橋渡しへの道」を作っておけば、改善する道を残すことができると思わされた寄り合いでした。
4)今年は自分の好きなものであったはずの野球すら拒絶するような精神状態になって、社会活動も今書いたように心をへし折られそうになったりもしましたが、まだ道はあるということで頑張り続けようと思い直しています。
 社会のいろんな部分が激しく揺れ動く状態になって、ともすれば「維持しなければならないはずのもの」が振り落とされそうになっている状況の中で、「それでいいのか」と世に問う砥石のような存在で踏ん張り続けるのが自分の役目として、47週目の人生も歩きます。

 生存することを行動の第一に優先しているので、特に野球は今まで通りの活動ができなくなりますが、今年齢期もお付き合いよろしくお願いします。
              伊東 勉