つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「ネウロズ」を叩く様子は盆祭りや花見を叩くような感じでどうにも…です─クルド人ヘイト、当然許すまじ。

1️⃣ 日曜日。埼玉県でトルコ・クルド人の祭りといえるネウロズが開催されましたが、その報道は残念な形で為されることに。クルド人の存在自体を傷つけようとする輩が、ネウロズ自体を中止にさせようと祭りに潜り込んで壊そうとした連中がいましたが、そのほとんどは入り込むこともできず、入り込んだ「トルコのエージェント」気取る輩も実際に祭りを壊す行動は取れませんでした。

2️⃣ そもそものネウロズ。詳しく説明する方はおられますが、分かりやすく言えばそれぞれのコミュニティにおける祭。日本でいう盆祭りとか正月の祭りとかそういうものでしょ。実行する人の中にクルド人が入ってるからと祭りそのものを憎悪の対象にするとは何なんでしょうね。呆れるほかありません。

3️⃣ クルド人ヘイトに関してはこれまでもるる書いてきました。あるコミュニティの中で犯罪者が出たからと言って問われるべきは犯罪行為そのものであって、何で被疑者のカテゴリ全体が悪いとされなきゃならないのか(溜息)責める側としては「コミュニティが持つ性格がそうさせる」と言いますが、人間がもってしまう本能とか性質とか考えれば、大方のことはどの民族でも起きうることでしょうに。

 実際犯罪者の割合は日本人もクルド人を始めとした方々も大差はない。

4️⃣ ヘイトをかましに来た連中は会場防衛・カウンターによって簡単に弾かれました。カウンター行動を殊更に否定的に見て、加えて反共産党のため非難している方も居られますが、実際その場で行動して「ヘイト・憎悪拡散を許さない」と立ち向かう様子を見せるプロテスト行動を軽く見られる筋合いはありません。

 行事は盛況の内に終わったのが何より。とりあえず述べられる感想としてはこのぐらいにしておきます。