どれだけ良いアドバイスをしても
聞く側が
良くしたいと思っていない以上
響くことはありません
そんな状態でアドバイスすればするほど
「アイツは人の話を聞かない」
「俺のことを無下にしている」と
腹が立つだけです
子育てとか教育に関しては
こういったことが日常茶飯事なんじゃないかと思いますね
やたらとアドバイスする親や教師、上司と
それをスルーする子供や生徒、部下みたいな
まぁこんなのはスルーされて当然です
むしろ
良くしたいと思ってもいないのに
アドバイスに耳を傾けているって
ただ親や教師、上司の機嫌をとっているだけで
身に付くものはありません
「顔を立てているだけ」という状態です
じゃあどうしたらいいんでしょうか?
まずは本人に「良くしたい」「良くなりたい」という意識を持ってもらうことが大切ですから
必要なのは
①「こうなりたい」という欲求と
②「こんな目にあいたくない」という失敗です
つまり、こっちがやるべきことは
かっこいい姿を見せること
失敗するのを待ってあげること
ですね
かっこ悪い人から
まだ失敗もしていないのに
「お前はこうしたらいいんだよ」って言われても
うっせーうっせーうっせーなです(笑)
というわけで
自分がかっこ悪いなら
自分が失敗を待てないのなら
アドバイスするのは止めた方がいいかもしれません
そもそも自分が良いと思っていることが
誰にでも有効とは限らないし
たまたま自分がうまくいっただけかもしれない
全く役に立たないとは思いませんが
誰にでも
いつでも
相手に響くと思っているのは
傲慢だと言わざるを得ないですね
さて
謙虚に
かっこいい姿を見せながら
失敗を待ってあげましょうね