先程、人生初のボイストレーニングを受けてきた。
ボイストレーニングは謎が多い。
何が謎かと言うと「頭テッペンから声を出す」などの用語だ。

「頭のテッペンから声を出す」
とは、一体なんぞや??
声は、口から出すものだぞ!!
と、嫌われそうな事をよく考える。
あ、だから友達少ないのか……。

しかし、今回のボイストレーニングは、格別だった……
解剖の話しを交えながら、時に意見を交換し、共に考えながら行う事ができた。

実を言うと、最近知り合ったトレーナーさんで、STである私に興味をもち、SNSをきっかけに出会う事ができたお人だ。

このお人と話すのが、また楽しくて。
トレーナーの目からみた発声方法を教えて下さり、そこからまたリハの方法が閃く。
1時間の予定が気づけば2時間を軽く過ぎてしまっていた。

「haraさんの発声はどちらかというと声優の方がされるような発声ですね」

「うそ?!私、アニメ声なんですが、それって関係あります?!」

「どこで音を出しているかで、声の質は変わりますよ(ニコリ)」
「たとえば、haraさんの声のだし方はこう(口元に意識した発声をされる。これがまた私の声に似ている)」

「?!」
(うわぁー。私の高田社長みたな声だ……)


なんて、内心思いながら、ギョギョギヨッ!
と、した。


構音点(舌以外)の意識の違いで、こうも声が変わるのであれば、意識・認知が保たれているクライアントに対しては、もっともっと、発生をよくできるのでは?!


と、希望を抱ける話しができホクホクの現在。
私ができるのは、身体を整える施術をする事だけれど、どこを緩め、どこの筋肉に力を入れられるように誘導する事も務めの一つなのだが……



恐るべし!!ボイストレーナー!!
(尊敬の意を込めて)