自分の不具合対応記録 [vol.1] 「報告」をしない(後編)
前回の続きです
自分の不具合対応記録 [vol.1]「報告」をしない(前編) - そろそろ「自分システム」の不具合対応をまじめにやってみようと思う
前回のおさらい
前回、自分の、1日の作業の流れの現状調査を行い、「報告」に関係する、以下の問題点が、見えてきました。
解決案
以下のような解決案を考え、日々の作業に組み込んでみました。
1.作業報告のフォーマット作成
「上司が聞きたい順(事業全体の進捗→詳細作業の進捗状況)」に、
報告する項目を並べたフォーマットを作成しておく。
そのフォーマットを、毎日コピペして、書き込む。
フォーマットに記載する項目は、以下のとおりです。
記述例
2.上記のフォーマットに、毎日、書き込んでいく。
書き込んだら、作成した報告書を見ながら、
始業時と、退社前に、上司に報告する。
3.翌日(次)の作業開始時、前日の報告書
(特に「申し送り事項」と進捗表)を確認し、
本日の作業を確認する。
実施結果
このブログを書いている時点での、実施状況は以下の通りです。
・報告書のフォーマットを決めて、それに合わせて書き込む
ことにより、何から書こうという悩むことはなくなりました。
・WEBシステム上で、作業日報として、上記のフォーマットを
用意して、日々の状況をかきこんでいくことはできるように
なりました。
・報告書を見ながらであれば、上司が気にしている「大日程」
での現状部分から、上司のツッコミに合わせて、中日程、
小日程のように、順番に話すことができるようになってきました。
・部分的な1つの作業だけでの自己評価も減り、担当作業全体に
ついて、意識できるようになってきました。
・「作業の遅れ」の認識の仕方も、今までの、ある作業が
1日遅れだから、報告でも「遅れは1日追加」ではなく、
「1日*担当作業数(関係者数)」として、より、
状況を厳しく把握する意識はでてきました。
しかし、その反面、現状では、以下の課題がまだ
残っています。
・口頭での報告のタイミングがうまく図れず、いまだに、
上司の催促を受けてしまいます。自分から報告できず、
上司に問われてから答えることは変わっていません。
(運用の「ルーチンワーク化」がまだ完成できていない)
・私の報告書は、社内ネットであれば、閲覧可能なため、
上司は状況を確認できなくもないのですが、これでは、
コミュニケーションとしては、NG。解決には至っていません。
今後の課題
上記の課題の、原因は、今のところ、日々の作業の成果が
あがっていない(作業の遅れが取り戻せていない)ことが
大きいと思います。
私の場合は、報告の仕方だけを変えても、
報告しづらい状況では、
「もう少しやって、報告しやすい結果を出してから」
という自分の見栄、体裁を守りたい感情が、まだ、
「報告する」ルールを守る気持ちより強く、
「報告をしない」不具合の解消にならないことが、
わかりました。
自分が作成した、進捗表(作業スケジュール表)は、
常に、遅れた状態になっています。
この状態を、報告することが、とても嫌で、
気が重いです。
スケジュールの立て方が、まずいのかもしれません。
次は、スケジュール作成、管理について、
不具合調査をしてみようと思います。