ムーチーの日

　先日の10日は沖縄では「ムーチーの日」で、強い北風が吹くこの時期に、子供や家族の健康や厄除けを祈って、練った餅粉を月桃（サンニン）の葉で包んで蒸したムーチー（鬼餅）をいただきます。ku

　「鬼餅」の名の由来は何とも胃がチクチクするようなお話ですが、オバぁが孫たちと一緒にムーチーを作る姿や、初ムーチーを我が子に作っているお母さんの表情などは、見た目にも温かい風物詩ですね。

　ムーチーの日は強い北風（ムーチービーサ）が吹き始めるとされる旧暦の12月8日なのですが、今年は暦通りに昨日から冷たい北風が音を立てて窓に吹きつけています。

　今日は風は収まってますが気温はもっと下がるということで、家の中に居ても手が少しかじかむくらい。

　相変わらず東京の10倍感染を広げている沖縄ですが、「1700人？　800人に1人ってことだね。毎日800人には中々会わないよ」と街頭インタビューに答えるいい年したオジサンや、「オミクロンって、軽い風邪でwww」という風潮が県民のSNSに漂っていて、受験生の皆さんや、お年寄りの方々は、こういう人たちに人生を狂わされないように、ご自身の身を守ってくださいね。

KEN’S CAFE TOKYO 沖縄支店

　先日地元テレビでも紹介されましたが、KEN’S CAFE TOKYOの沖縄支店が、安里駅近くにオープンしたそうですね。

　私は、数年前に東京に行ったときに友人がお土産にと人気のガトーショコラを買っておいてくれて、その時初めて食べました。

　東京の名前が付いてるものをお土産に渡されるようになったと苦笑いでしたが、その秀逸な美味しさに、やっぱり東京もんはスゴイなと。

　当時は予約しても直ぐに買えないということでしたが、少なくとも沖縄ではそんなことはないと思いますので、食べそびれている方は、沖縄土産に東京のお菓子をどーぞｗ

　それなりのお金を出せば美味しくて当たり前ですが、沖縄は東京に比べてケーキとパンは安くて美味しい店が多いと思います。

　今でも私のイチオシのケーキ屋さんは、宜野湾のパティスリー・アッシュ・ユウジです。

　かつて同店のチョコレートケーキが日本一になったこともありますし、他のケーキもこのクウォリティーでこの値段？という、洗練された味だけでなくいわゆるコスパの面でもおススメですよ。

昨年末の新作

　先日も書きましたが、昨年最後の製作は耐熱、耐火器に集中しました。

　普段のものとは焼成温度が異なるから纏めてやるのが効率的だったというだけですが。

　既に載せている丁子風炉を始め、ウォーマーやアロマポットにもなるミニ火鉢、耐火フライパンや火鉢で使える耐熱ポットなどです。

　ほぼ全部一度は失敗しましたので、それが功を奏したか、年の瀬に納得いくものが焼き上がって、良い旧年の終わり方でした。

　今回は、ミニ火鉢を紹介させていただきます。

　前回はテーブル火鉢やフレグランスランプを小さくしたのに引き続き、今度は珠火鉢を更に小さくして、飲み物など保温するウォーマーやアロマポットにも使えるくらいにしました。

　なのでアロマポット用の上皿と、キャンドルの炎でも届くように高さ調整の台も作って、3点セットです。

　鉢の高さは12cm程度ですが、耐熱性のある土を使いましたので、もちろん灰と炭でミニ火鉢としても使えます。

　小さい網を乗せて、酒の肴とか炙ってもらいたいなぁ。

　今回の色は燻し鉄黒、燻し金彩、そして織部の３色。

　織部は流れやすくてよく失敗するのですが、今回は上手くいきました。

　伊羅保釉の黄緑がかったアクセントと一緒に流紋を楽しんでもらえると思います。

　別売の耐熱性ミニポットと併せても1万円を切るようにしたいので、ネット販売オンリーでのご提供とさせていただきます。

　既にCreemaには出品済みなので、詳細画像などをご覧いただければ嬉しいです。

　よろしくお願いしまっす。

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