新築時に考えるオススメの時短家電・設備

良い家づくりのポイント

今日は新築する方に向けて、時短家電・設備の紹介をしようと思います。子育て家庭や共働き家庭では毎日の家事にかかる時間は1分でも少なくしたいですよね。

ギャル
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設備はともかく家電なら建ててからでも良くね?

Tawashi
Tawashi

新築時に時短家電を購入する(予定)かは、新築の設備決定に大きく左右するンゴ。

もし、新築時にこの家電を導入していれば、入れない設備もありました。設備を省けば新築時の費用も十数万から変わってきます。また、導入する予定ならばスペースの確保が必要な家電・設備もあるので、家が建つ前に考えておく必要があるのです。

今回は時短をテーマに使える家電・設備をピックアップします。どうぞよろしく。

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ドラム式洗濯機

短縮時間:20分/日

Tawashiの思う時短家電No.1です。4人家族分の洗濯を干すのに15分超、取り込むのに5分の計20分超かかっていたのが1分くらいになりました。何より朝の時間に余裕ができるのが嬉しい。

Tawashi家は、新築時にはドラム式洗濯機の導入は考えおらず、洗濯に関して家に追加した設備は下記の3つ。

  • 浴室乾燥
  • ベランダに奥行きをもたせた
  • 軒を長くした

ドラム式洗濯機の乾燥の仕上がりの良さは噂には聞いていましたが、導入を躊躇していた理由は乾燥に電気代がかかること。初期投資が高いのはともかくランニングコストが高いの頂けないなと敬遠していました。しかし電気代でいうと浴室乾燥を使用する方が高額になります。

浴室乾燥の電気代は一般的に、洗濯乾燥機よりも浴室乾燥の方が約4倍かかると言われています。我が家のMAX社製浴室乾燥は1260Wですが、4人分の洗濯物を乾かすには8時間かける必要があります。全国家庭電気製品公正取引協議会で定めている1kWh単価27円で計算すると1回使用すると272.16円かかることになります。なんと我が家の使い方では10倍の差。東京での年間降水日数は113.2日なので、毎日洗濯が欠かせない家では3日に1度浴室乾燥を使用する必要があります。

対してドラム式洗濯機の標準乾燥モード(890Wh)での1回の洗濯~乾燥までの電気代は24円です。メーカーと機種にもよりますが、ドラム式の場合は上記から大きくかわりません。

この結果からわかるのは、「晴れの日外干し&雨の日のみ浴室乾燥」でも、「毎日ドラム式洗濯機で乾燥」の方が遥かに安いのです。

これを新築時に知っていれば浴室乾燥は付けるか迷いましたね。。。便利ではあるんですが。。。

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食器洗い乾燥機

短縮時間:5分/回

お次もそこそこ時短になる設備「食洗器」です。1回あたりの洗い物では15分⇒10分くらいに減るだけなのでドラム式洗濯機ほどのインパクトはありませんが、我が家の場合1日2回は使用するので、1日10分の時間短縮が可能です。

ただし食洗器を活用するには、食洗器で洗うための準備が必要です。

  • 器の食洗器対応有無を確認する
  • 器のサイズ・枚数を収まる範囲にする
  • 固形物は先に取り除く

食洗器対応有無については、昨今販売している陶器は食洗器対応のものが多いのでそこまで神経質になる必要はありませんが、水筒や鍋・フライパンは基本的に手洗いになります。使用する水量は手洗いに比べると格段に少ないようです。(※水道代に目に見える変化がある程ではありません)

制約はありますが、間違いなく導入して良かった設備です。

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お掃除ロボット

短縮時間:5分/回

お次はお掃除ロボットです。世に出始めた時にはあまり評判はよくありませんでしたが、近年はだいぶ性能が良くなり、外出中に勝手に部屋を綺麗にしてくれます。

かくいう我が家もルンバを導入しました。こんなのです↓

お掃除ロボットにも制約はいくつかあります。

  • 掃除対象の部屋にホームベース(充電器)を設置する必要がある
  • 1台で家中全部まかなう運用は厳しい
  • お掃除ロボットを動かすために掃除をする必要がある

お掃除ロボットは性質上、充電器となるホームベースを設置する必要があり、掃除が終わったらそこに戻ります。普通の掃除機は使わない場合は押し入れなどの人目につかない場所にしまえば良いですよね。しかしお掃除ロボットの場合はそうはいかず、掃除する部屋にホームベース(充電器)を設置する必要があります。スペースも考慮する必要があります。

また、2階建ての家でも1階建ての家でも1台のお掃除ロボットで家全体をカバーするのは現実的に難しい。というか面倒臭い。お掃除ロボットを移動するのもホームベースを移動するのも面倒です。よってお掃除ロボットに適している部屋はキレイな状態をより保ちたい部屋となります。リビングとか和室・寝室ですかね。

そしてお掃除ロボットがうまく掃除するために、床上のゴミではないものを避ける必要があります。お子さんが小さい家はこれが大変だったりします。また、お掃除ロボットが通れるスペースを確保する必要があり、足つき家具、特に移動が多いダイニングチェアなどの配置を整える必要があります。

「ルンバのための掃除を人がやる」とは何とも変な感じですが、リビングの掃除頻度が上がり、満足しています。

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電気調理器・電気調理鍋

短縮時間:XX分/回

近年勢力を伸ばしている電気調理器・電気調理鍋。我が家でも導入していますが、年々美味しく、年々便利になってきています。

Panasonicのホットクックが評判良いですね。

電気調理器についてネガティブなイメージを持つ人は多くいます。かくいう僕も食材カットは自分だし、そんなに時短にならない上に美味しくないんじゃないか。というイメージを持っていましたが実際使ってみると仕上がりは思いのほか美味しく驚きました。

もちろん制約もありますが、電気調理器の一番のメリットは火元を離れられること。子供が小さい家でも重宝しますし、食材をあらかじめ切ってセットしておけば、出掛けてしまおうが帰宅時には温かいおかずが一品できています。

制約としては、

  • 掃除が大変
  • 大家族や大食い家庭には不向き
  • 以外と本体が大きい

一番は掃除の面倒さ。電気調理器は圧力鍋の機構も備えているため、鍋蓋が複数の部品で構成されています。これを分解して洗浄するのが面倒で一番のデメリットだと感じます。

分量の調整がしにくく、大家族や成長期の子供が複数いると足りなくなることは明確です。まあメインとは言わずとも一品勝手に作ってくれると割り切れば良いのかもしれません。

あとは本体の大きさです。炊飯器くらいかな?と思っていたのですが、機種により炊飯器より一回り大きいものが多いです。電気調理器の導入を検討している方はキッチンの棚容量は要チェックです。

他にも時短可能な設備でいえば、自動洗浄機能付トイレ・エアコンなどがありますが、上記の方が費用対効果は大きいです。

以上がTawashiがおすすめする時短家電・設備でした。

おしまい。