五・七・五で語る宝塚~タカラヅカ川柳~

五・七・五で語る宝塚~タカラヅカ川柳~

宝塚歌劇の世界や宝塚あるあるを川柳で表現しています。
他、宝塚歌劇の観劇記録/宝塚関連遠征記録/宝塚備忘録

twitter もやっていますのでお気軽にコメントください



先日、だいもん(望海風斗)さんのイザボーを観てきました

 

思えば雪組トップ時代のだいもんの公演はお披露目とサヨナラの2作品しかみられなくて

あとはスカイステージと配信でしか観られませんでした。

 

彼女のクオリティの高さはきっと外部の舞台でもすごいんだろうなぁと思っていたのと

毒婦的な役というのが気になって「あれ、観てみたいんだよね」と友人に話したら

チケットを用意してくれました(ありがとうNさん←誰かバレバレ)

 

お話はフランスでヅカヲタおなじみのブルボン朝ではなくて、少し前のヴァロア朝だったので

こりゃ事前に勉強しとかないとついてけないぞ!と思い立ち、相関図を作って一夜漬けでお勉強

 

公式サイトに出ていたメインキャストを系図に当てはめて関係を書き出したら何やらすっきり

ってかシャルル多すぎじゃない?

~派とか◯◯公って言い方が出てくるのでこの関係がわからないとちょっと置いてきぼりになったと思います。

 

お芝居ですが、望海風斗さんのパフォーマンスが凄かった!声量もそうだしあの迫力の演技!

カンパニーの皆様の熱演もすごい!ライブ会場の様なコールアンドレスポンスの演出も面白かったです。

ブルゴーニュ公フィリップの役者(石井一孝)さんがすごいイケボでなかなかのイケおじでした。

フィリップは宝塚だったら輝咲玲央さんに演じてほしいお役だなと思いました(笑)

 

普段宝塚でオール女性を見慣れているせいか、男性の力強さや声量の太さに圧倒されます。

やっぱり男性の声が入るとハーモニーもかなり厚みが出ます。

 

あと、盆の上で石臼のようにぐるぐる回る居城のセットも面白い演出だなと思いました

(何より人力で手押しで回転させているのがすごい)

 

歴史の中で翻弄されたイザボーの一生が生々しく描かれていて最後までその世界観に引き込まれてしまいました。

クセのあるお役だと思いますが、だいもんの真骨頂でした。

結婚の自由などなく14歳で嫁がなければならず、まして異国の王室など心細かったんじゃないかと思います

政治のために使えるカードはすべて使い、時には自分の娘、時には自分の体すら投げ出してしたたかに生きていく姿にイザボーという女性のたくましさを感じました

 

それにしても望海風斗さん、宝塚時代はDV男の役が多かったんですが、今回は夫にDVされるという・・・(笑)

何の因果なんでしょうね

 

だいもんは宝塚時代も魅力的なスターさんでしたが、女優さんになってからの舞台をみて増々目が離せない魅力を感じました。

 

イザボーはこれから大阪で公演があります。

大阪公演は2024/2/8(金)~2/11(日)と短めですが、もし機会があればぜひご覧になってみてください。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村