あけましておめでとうございます。 | Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

ニューヨーク在住、ダンサー中澤利彦による、アメリカ生活をお届け!

have to からwant toへ】

 

A happy new year 🇯🇵

History of my 2021 memories!



明けましておめでとうございます。

やってきました2022

年末から仕事を納めないまま突入、納める気もありません。


みんなが休んでいる時が一番忙しいのがエンタメ産業です。大学の時からバイトでもみんなが休みたい時期に働くというスタイルなので、周りの環境に流されず自分のペースで進んでいきたいと思っています。


今回は1年の初めということもあり、振り返りと今後の展望などを改めてここでまとめてみたいと思います。






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1%

 

2021年は108公演(講演含む)の現場に訪問させて頂きました。そう、過去最多です。ニューヨークでは110公演くらいザラですが、時間が短いものです。

日本での活動に関しては、1校訪問すれば、1授業(45分〜180分)を行い、場合によっては1日がかり。イベントを企画・運営すれば当然その準備などもあり、何ヶ月も前から仕込んでいるものもあります。


学校では、新潟・千葉・東京・神奈川・愛知・和歌山・滋賀・石川・大阪・茨城・山形、

53校の学校に行かせて頂きました。


小学校の平均で300名ほどの全校数なので、少なくとも300×53校で、15000人以上の子どもたちと触れ合ったことになります。

15歳未満の全国の子どもがおよそ600万人(文部科学省調べ)なので、こちらも単純計算すると、600万人÷15000人で、今年だけで日本全国の400人に1人の子どもに会った計算になります。









2013年から、過去約200校の学校にも訪問したので、それを含めると、今まで60000人近くの子供たちと出会い、全国の100人に1人、1%の児童生徒は僕に直接出会った事になります。


この人数は全て夢の種であり、希望のかけらです。

そして、僕の原動力にもなっています。



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to do リスト


スケジュールを管理するためによく使用される、to doリスト。やらなければいけないことをまとめ、抜けがないようにするための手段だ。


日々、業務をこなすのに手一杯になってしまい、このリストが

『〜しなければならない』の have to do だけになってしまってないだろうか?


本来であれば、本当にしたいこと、欲しいもの(want to)のために頑張っているのに、日々埋め尽くされてしまいがちなのは、〜しなければならないという自分で決めたにも関わらず、まるで誰かに決められたかのようなto doリスト。


to doリストを管理する、ということは、しなくてはいけないという概念ではなく、

『やりたいことを忘れないための管理』


本来のwant to のために、優先順位を決めたり、やり忘れないようにするためのツールであり、それ自体を目標にしてはいけないという事。











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僕が今したい事は?


自分に挑戦したい。

それが今の僕の気持ちです。


ダンスでもお話でも、過去の自分の挑戦の積み重ねによって、できることが増えていった。


大学時代ダンス経験もなく一番下手だった自分が、今プロになれて、

人前に話すことが苦手で、ダンスを始めたのに、今では人前で話す事も仕事になっている。


だから、最初の挑戦がなければ、次の手を打つことも難しい。

おそらくニューヨークに住みながら、これだけ学校に行って活動している人は、多分いない。

少なくとも周りには。

そういった意味でも、客観的にみてもあまりいない存在だと思う(そもそもこういったことをしたい人自体が多くはないのもあるが)


ダンスの世界でも、レッドオーシャンには飛び込まず、自分が一番輝く舞台を自分で作ってきた。世界中から実力者が集まるニューヨークで、そこに飛び込む事の勝率は自分のキャリアだと限りなくゼロに近いから。

でも、今、そのゼロに飛び込みたい。


替えのきかない人間・存在になりたいと、いつもメインストリートを避けてきた。みんながそこを歩くなら、僕は端っこの方で良いから、自分の世界を作りたいと。

でも、今、そのストリートの中心に自らの身を置いてみたい。


存在自体がオリジナルなのだから、別に深く考えすぎる必要はない。

自分が本当にやりたいことがあったら、構わずやってしまえばいい。


やりたいことができているのに、更に贅沢な悩みかもしれないが、今度はそこに挑戦したい。

one of them(〜の中の1)に自分から飛び込む。


それでは、2022年も輝き続けていきましょう!!

こんな私に関わってくれた皆様、本当に感謝しています。