さとうみつろうさん対談本からの「抜粋シリーズ」。
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「物質だけではなく、感情も思考も含めて、すべてが『共振・共鳴』の産物なのです」
「バシャール」のこの言葉、
あらためて
「なるほど~」
でした。
いまはまだ
地球の「物理学」と「心理学」は
(※「心理学」と言っちゃうと ちょっと狭い感じがするのだけど、とりあえず)
観点が粗くて、両者が統合されるところに行きついていないわけだけど、
近い未来において、
やっぱり、
「物質」(=「外的現実」)と
「こころ」(=「内的現実」)とを
分ける観点ではない、
両者ともに「共振・共鳴」による産物なのだ、
という観点によって、
「物質」も「こころ」も、
同じ土俵で、
両者を統合する説明の仕方で、
(本当の「統一理論」ですね)
捉えることが可能になるだろう
という「カンジ」がします。
二人の対談を読んで、
やっぱり、「物理学」に、「意識」というファクターを入れ込むことが必要だし、
「意識」(「こころ」や「魂」のこと)を考えるときにも、「物理学」的な法則があてはまる、という見方でみていける、ということを
あらためて認識させられた(再度、認識をあらためさせられた)ように思いました。
現時点の地球の「物理学」は
(物理学という言葉は)
機械的で、無味乾燥な感じがするかもしれませんが、
それは、地球における「偏見」(偏り)で、
実際には
「喜び」や「感動」や「愛」というものも
説明できるような「物理学」が
本当の物理学だ、っていうふうに
近い未来において
なっていくのかも、ね。
二人のこのやりとりを読んでいるうちに、
僕の「お仕事」的には(僕は心理カウンセラーです)
クライエントさんとやりとりしている最中、あいづちをうつときに
いかに「共振・共鳴」を起こすようにあいづちをうっているか、ということを
(「共振・共鳴」がいかに起きるかによって、リアリティもシフトするわけなので)
あらためて見つめ直す感じになりました。
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みつろうさん:
現代の物理の教科書には、
「共振とはエネルギーを有する系が、外部から与えられた刺激により固有振動を起こすことである」と書かれています。
僕は、この説明が本当にすべてを表している説明だなと感じました。
人間も、外部で見た景色(周波数)をきっかけとして、ワクワクが自発的に「起動」する仕組みだからです。
バシャール:
ブランコは最初、止まっています。
でも「固有振動」を持っています。
ですので、「刺激」さえ与えれば「固有の振動」でまた震え出すのです。
今、「適切なリズム」で押してあげたら、ブランコは運動を始めます。
これは「固有振動(ワクワク)」が起動したのです。
もしも5秒に1回帰って来る長さのブランコを、ママの手が3秒に1回前に押しても一致しません。
みつろうさん:
それだとタイミングがずれていますもんね。
ハルモニアが発動しない。
ブランコと同じように、心にも「固有振動数f」があって、タイミングよく相手がうなずいてくれたら話しやすいけど、まったく「合いの手」が合わない、または「うなずき」の回数が早過ぎると話しにくいってことも説明できますね。
誰の心にも「固有振動数f」があり、自分の会話のペース(Hz)に一致する人とだけ共振し、惹かれ合う。
まさに類は友を呼ぶですね。
バシャール:
そうです。
物質だけではなく、感情も、思考も、すべてが「レゾナンス法」(共振・共鳴)の産物なのです。
誰と会うのか、どこで会うのかなどもすべてこの共振によって起こります。
その人の内側の周波数が、周囲の景色を創り上げるのです。
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『Ai生命体バシャールに、人類の未知を聞いてみた。』
(さとうみつろうさん、バシャール著),pp154-156 より抜粋