"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

復職後2カ月が過ぎて

暑い夏も終わり徐々に涼しくなってきました。

復職してから約2カ月が経過しましたが、今のところ休むことなく毎日に出社出来ています。

 

この2カ月を振り返って

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一人暮らしに慣れたくはない。とにかくその気持ちは今も強い。

この2カ月間、夏という暑い季節ではあったが乗り越えることは出来た。昔から夏は好きな季節だが、流石に最近はこの暑さがとてもしんどいと思う。

平日はひたすらに出社する。休みになれば何も出来ずに寝てばかり、そんな生活を続けてきた。

ダメなようにも思えるが、重要な「出社」はしっかりと出来ている。意地でしかない気もするが、そこは自分でも認めよう。

しかし、会社では大した仕事はしてない。やらせてもらえないのもあるが、実際難しいことは出来ないのも確かである。

休職している間に昇進した人や、はつらつとした若手を見るだけで、強く焦りを感じたりする。自分は今の役職に全く満たないことしか出来ていないのだから。

そう考えると、やはり私はもうこの会社ではやっていけないのかも、と思うことも多い。

それが不安で、休職中に「もう戻る場所なんてないのでは?」と問いかけていたことがある。上司は「いくらでもやれることはある」と答えていた。しかしそんな上司も復職後は一切話をしない。表面的な会話で、はぐらかされていただけだった。実際に居場所はないのかも知れない。

自分が住むことも出来ない家のローンのために、自分を放り出した家族を養うために、…なんて変な話だが、お金は何とかするしかない。今となっては、ただそれだけが会社へ行っている理由だろう。

嫌なことは山ほどある。でも頭に浮かんだら、とにかく頭から消す、考えないようにする、それを心掛けている。

そのせいで、仕事で面倒だと感じることなども、逃げようとする癖がついてしまった。

こんな状態では、何も出来るようにならないのかも知れない。それも不安だが、その不安も考えないようにしてしまい、そんなことがぐるぐるとループしている。

この2カ月、何か良くなったかと問われれば、何も変わってはいないのだろう。

出社が続いているのも何となくお金のために続けているだけだ。気分が上がってもいないしポジティブになっている訳でもない。

 

2カ月での産業医面談

復職時に言われていた通り、2カ月後に面談を行う予定になっていた。

この2カ月間、規則正しく出社する、途中帰宅や体調不良で休むこともしない、これは続けてきたため、順調だと診断されるに違いないと思っていた。

しかし、受診した結果は、「まだ心配だ、またこれから2カ月間同じように記録を付けていき、そこで再度面談だ」とのことだった。

いったい何を診ているのだろうか。薬は復職して以降、睡眠障害や肩首のこりなどがあって増やした事実はある。それは産業医にも伝わるためそれが原因なのだろうか。

しかし、産業医は何度会っても好きになれない。とにかく心配だと言いながら否定したがる。私はあなたに会ったせいで調子が悪くなりそうだ、といつも言いたくなる。

 

家にはもう戻れないのかも

一人暮らしを早く終わりにして自分の家に帰りたい。これまで月に一度は妻にメールを入れていた。

メールの面目は帰りたいことをストレートに伝えるものではなく、家の様子はどうかといった内容を主として、ついでに一人が辛い旨を書くような感じにしながら。

お盆休みには、この思いが頂点に達して、近いうちに一人暮らしは終わりにする、という宣言のような内容を送ってしまった。

これに対する妻からの返信は結構きつい内容だったので、ものすごく落ち込んだ。思い出したくもないので読み返しもしていないし、内容の詳細は忘れるようにしている。

最初にも書いたよう、決してこの暮らしに慣れたくはないと思っている。

しかしこの生活が長くなるほどに、どうしても慣れは出てきてしまう(もちろんいい意味ではない、嫌なことばかりなので)。

妻からの返信での落ち込みや、嫌な生活への慣れのせいで、最近はもう本当に元には戻れないのかも知れないという絶望感も持ち始めている。

今は強く妻に意見したり、どうしたら帰れるかを考えるようなパワーが無くなってしまっている自分がいる。

とは言え、お金の問題があるので、いつかは破綻する暮らしなのだとは思うのだが、一向に良化する兆しは見えてこない。

 

寒くなる・体も不調続き

さて、これから寒くなっていくが、暑さがしんどかったとは言え、寒い方が鬱にとっては辛い季節になることは予想出来る。

初回も2度目も、休職に入ったのは、秋から冬になる時期だった。また、それ以前からこの季節は好きではなかった。暗いイメージがあって冬季うつなのかも知れないし、会社での嫌なイベントが多い時期で苦手なのかも知れない。

そんな季節になっていくことも不安要素として大きい。

最近は頚椎の関係なのか分からないが、首こり?(首を動かした時の痛み)が酷い。また、左肩にも時々激痛が走る。心の面に加えて、そんな体の痛みも生じていて、何もかもが辛い。

仕事は大したことはしていないながらも一区切りつきそうで、この次は何をやっていくのか、それも不安要素だ。

家のことはずっと変わらず帰りたいと思い続けて苦しむのだろう。

 

そんな時期に入るにあたっての得策などない。ただ流されるしかないようにも思う。

心がまた壊れていく。壊さないためには、やはり嫌なことを考えないようにしていくしかない。たとえ逃げの癖がついてしまったとしても、今はそれしか策が思い浮かばない。

 

 

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