復職後４カ月
復職して約４カ月が経過します。
寒くなったので朝は辛いですが、大きく調子を崩すことなく出社は出来ています。
表面的には順調に見えるかも知れませんが、見えない部分では決して順調ではありません。
会社・仕事
仕事は相変わらず大したことはやってない（やらせてもらえない？）。それでもその仕事は私にとっては面倒だし難しいように思う。会社からしたら売上に貢献するようなことでもない"作業"なので、1人放置されたように淡々とやっていて悲しい。
私にはそれしか出来ない、いや、もしかすると、それすらもまともには出来ていないのかも知れない。
集中出来る日は問題なく過ぎていく。持てあましたり集中が切れる日は苦痛でしかない。
会社改革で周囲は異常に前向きになっていて、それについていけない自分にとても焦る。しかし焦っても、やる気は全く起こらない。
これは怠惰なのだろうか。ついていけないのは、既に周回遅れ程の差を感じて諦めている部分もある。でも、頑張ろうという気持ちが起きない、頭がそう働いてくれないんだ。
先々を考えたりすると、自分に出来ることなんてなくなる・居場所もなくなる、そんな不安が顔を出し、頭に虫がわいたように駆けずり回る。周囲からは見えないことだが、とても辛い。
そして鬼門の11月、一昨年も、昨年も、この11月の後半に潰れて休職に至っている。平穏にやり過ごしたいのだが、嫌でも意識してしまう。
仕事は辛いが、少しレベルを上げようという話があがっている。新人が業務配属される時期でもあり、彼らを使って今の仕事を推進していくような立ち位置でやってみないか、という提案を受けているのだ。
正直、人が怖い。不安しかない。私などに上に立たれる新人がかわいそうにも思える。
少しずつでもステップアップしないといけないのも分からなくはない。その立ち位置でも私の役職から見ればかなり低いレベルなのだし。でもやはり怖い。
何が怖いんだろうか。
細かな技術部分を把握しきってはいないし、教えるなんて到底無理。その自信のなさで指導なんて出来ないだろう。
自信がないので、きっと会話や打ち合わせで体の反応（震えなど）も出るだろう。それを見られるのも辛い。
そして、頭が働かなくなっている事実もある。難しいことが理解しきれない。だから難しいことから逃げてしまう。フィルタをかけてしまう。当然自分からも難しいことなど発することは出来ない。
自信にあふれた人が、やたら難しい言葉を使ってくるのもあり、それについていけず落ち込むことも多い。
前向きで色々と覚える気持ちが満タンな新人の前で、今のこんな私では手本にもなれない。
怖いことばかりだ。
体調・心
首・肩などは相変わらず痛い。整形に行くべきか悩みつつも、うまく付き合っていくしかないのかも知れない。
一気に寒くなって風邪などは心配である。少しのどが痛くて焦ったりする時はあるがギリギリ持ちこたえている。一人暮らしでの病気はきっと辛すぎるだろう。体温計もない・風邪薬もない…考えるとぞっとする。
頭がチクチク痛むことも増えたように思う。分からないがこれは神経痛の一種なのか、と思ってはいる。
会社では健康診断があったが、中性脂肪の増加があったくらいだ。食生活を考えれば当然の結果のように思う。
心は？
とにかく、色々と嫌なこと・絶望を感じることが、次々に頭にわいてくる。いつもそれをかき消すことと闘っているように思う。
仕事で難しいことにフィルタをかけるのも、この「嫌なことはかき消す」という癖からくるのかも知れない。
でも、どうにもならない。嫌なものが頭の中で回っている時ほど辛いことはない。これにまともに付き合って悩み始めたらきっと気がふれてしまうだろう。
一人暮らし・家族
一人暮らしに慣れたくはない、それは今もずっと思っている。一人の部屋に帰れば、辛さがこみ上げてくる、それは変わっていない。
でも自然な慣れはどうしてもある。嫌な気持ちはかき消してその場所で過ごす、そうするしかないのだから。
毎朝、その場所で起きて、そこから出社し、そこに帰る、それは生活パターンとして定着してしまう部分である。
そういうものも含めて慣れたと認めたくはない、嫌だ。
本当の自分の家に戻りたい気持ちはどうなのだろうか。
もちろん戻りたい。でもどれくらい強く思っているのだろうか。本当の家で生活しているイメージも薄れていきそうだ。
自分が本当に安らぐ場所はどこにあるんだろうか。本当の家でも一人暮らしの部屋でもないのだろうか。そんな場所なんてない…私自身の存在まで否定的に考えてしまう。それも辛い。
妻とは毎月メールで様子を伺うようなやりとりをしていたが、それも最近はなくなってきた。
どれだけ帰りたいと願って色々と遠回しに書いても、家族の状態は簡単には変わらないという返信ばかり。
無理やりにでも戻ってやろうかと書いたこともあるが、心を打ち砕かれるような内容の返信が来て、自分の中で何かが崩れていってしまう。
数か月のつもりで家を出たのに、もう８ヶ月が経つ。すぐに１年も経過していってしまうのだろうか。年単位になるなんて考えてもいなかった。
新しい場所で新しい誰かと新しい関係を築いて楽しく…なんて簡単に言えたらいいのに。いや、きっとそんなことを私は望んでいないだろう。辛くてもやっぱりあの家族しか私にはいないのだ。
それに、人と新しい関係を持つなんて、私には出来る気がしない。誰かと会話をすることもない。孤独。寂しいが誰かにいて欲しいと願ってもいない気がする。煩わしい。いったい私は何なんだろう。
乗り越えられるか
とにかく鬼門の11月だ。
乗り越えられるだろうか。頭にわく虫たちは酷くなっている気はする。仕事でも不安が盛りだくさんだ。
どうなるのか本当に分からない。
不安だ不安だ不安だ不安だ…。どうなってしまうんだ？消えてしまえたら楽なのか？色んなことを思う。
たとえ11月を乗り切っても、年末は寂しさも増すだろうし、休職していた時期なのでそれを思い出して沈んだりするだろう、冬季うつがあるように冬は苦手なのもある。
復職して時間が過ぎ、回復しているように見えても、心は結構ボロボロなのかも知れない。もしかすると悪化しているくらいなのかも知れない。
会社(産業医)には、きっちり生活パターンを強要されて不自由も感じる。仕事も不安しかない。そして冬へ向かう…。
2度あることは3度ある…なのか、3度目の正直なのか、後者であることを祈るしかない。祈ってどうなるものでもないのだが。
また今回もネガティブな内容になってしまったが、そんな時期で嘘ではないので、やむを得ないことだろう。
※気分を害されたら、申し訳ありません。
