相手の背中の後ろに声を落とす感じ。講師は活舌がよくないとね

こんにちは。オンラインで学べる大人のためのスマホ&パソコン教室
www.pasocom.net)代表で、スマホ活用アドバイザーの増田由紀(@yukinojo7)です。
和風なものと嵐が大好きです。シニア世代の方々のスマホレッスンをやったり、スマートフォンやLINEの入門書を書いたり(Amazon著者ページはこちら)、仕事で使いたいのにSNS活用が苦手な方のためのお手伝いをしたりしています。
このブログでは、日々感じるスマホの活用法や私なりの工夫、IT技術の話などをメインに、なるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

 

講師は声を届ける仕事です

私たちのお客さまは、ご年配の方が多いです。

お教室の生徒さんもそうですし、外部講習する時でもやはりシニア世代のお客さまが多い。もちろんそういうお客さまを得意とするところの教室だから、ということもあります。

シニア世代の講習会で気を付けなければいけないことの一つに「聞こえ」があります。お客さまの中には当然お耳が遠い方もいらっしゃいます。

講師はしゃべる仕事ですが、「活舌」がよくないとお相手の方に聞き取りにくいということがあります。

加えてマスクなどをしていると、さらに声が遮断されるので普段よりも音が通りにくくなってしまいます。

だからマスク着用の時の講習では、普段よりも口を大きく開けるようにして、はっきりと聞き取りやすい声でお届けすること。

これもよりよいサービスの一環です。

私が心がけているのは、声が放物線を描いてその生徒さんの周囲に落ちるように声を出すこと。

オンラインでもリアルでも心がけていることです。

具体的には自分が発した声が、投げたボールのように放物線を描いで、生徒さんの背中の後ろぐらいに落ちる感じをイメージするとよいと思います。

ただ大きな声を出せばいいというものではなく、「届くように」声を出す。

声をおなかから出すのはそのためです。

そしてゆっくりと話すことも大事。デジタルの用語にはどうしても耳慣れないカタカナや略語が含まれます。

聞いたことのない単語を耳でキャッチしていただくには、ゆっくり声をお届けすることも大事です。

 

ラテンを入れて本尊とは??

それでもです。

なるほど、私の言ったこと、そんな風に聞こえてしまうんだな、と思うこともたびたびです。

気を付けて声を発しないと、音と音がつながってしまったり、似たような音に聞こえてしまったりして、お耳に届いたころには「別の言葉」になってしまうんだなって。そういう時は、はっきりくっきり言葉をお届けできなかったことに反省し、再度意識を集中して、言い直すことになります。

例えばこれ。
・・・・・・・・・・・・
「ラテンを入れて本尊」
・・・・・・・・・・・・
さて、これ何のことを言っていると思いますか?

私の言葉がこのように聞こえてしまったみたいです(笑)。

答えは





「レ点を入れて保存」でした。

スマホの画面に表示される「レ点」は、完了とか終了を意味することが多いのですが、「レ点」を入れて保存の作業をしたい時のご説明でした。

でも「ラテンの入ったご本尊」って、ちょっと見てみたいですね(笑)!

普段授業をしていると、それ以外にも、生徒さんの楽しい勘違いや覚え間違いっていうのもあります。

「先生、ホットプリンすればいいのよね。」

さて、これなんでしょう。。。
答えは





「フォトプリント」でした。

私はああ、このことをおっしゃっているんだなあとわかります。スマホからお写真を印刷する時のことでした。

でもあたたかいプリンがプルプルと揺れている様子がイメージで着て、なんだかほのぼのとした気持ちになるものです。

ではこちら
「先生、光り物選べばいいのよね?」

これどういう意味でしょう?
答えは





「光沢紙」でした。

やはりスマホから写真を印刷する時の設定についてでした。

言い間違い、覚え間違いなんて誰にでもあります。

言葉を覚えるのが大事な時もあるけれど、やろうとしていることはあっているので、何の問題もありません!!

 

言い間違えたり、覚え間違いだったりしても「やろうとしていること」が達せられればそれでよいのです。試験を受けるわけじゃないですからね。

もちろん、講師としては、人に説明するわけですから用語は正確に覚えておくことは大事です。

でも難しいカタカナやメニュー名が覚えられない、頭に入って、といってあきらめる必要はありません。

ホットプリンだろうと光り物だろうと、自分がやりたいことが分かればそれでOKだと思います!

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◆この記事を書いたのは・・・
 この記事を書いた人:増田由紀 

オンラインで学べる 大人のためのスマホ・パソコン教室 「パソコムプラザ」(047-305-6200)代表 。和風なものや嵐が大好き。好きな場所は京都や沖縄。
2000年に千葉県浦安市でミセス・シニア・初心者のためのパソコン教室をオープン。 スマホは生活に役立つ道具、道具は使いこなしてこそ。電話とLINEだけじゃもったいない!とスマホの活用法を広くご紹介しています。
入門書の執筆、記事監修、講座企画、デジタルやSNSが苦手な人のためのビジネス活用コンサルもしています。
スマホ関連の連載や記事監修、取材歴はこちら→(ハルメク、クロワッサン、通販生活、ゆうゆう、家の光、FPジャーナル、介護セブン、素敵なあの人、七緒、女性自身、朝日新聞、家庭画報、日経ITPro、日経新聞、日経トレンディ、NHK、NHKラジオ、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、東京MXテレビ等)。
スマホを使えばもっと人生が楽しく、もっと仕事が広がる! それを多くの人に知ってもらいたいな。


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