プーの雨 | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

フィギュアスケート応援(くまはともだち)

氷上で華麗で過酷なスポーツ。がんばるすべてのスケーターに敬意を✨⛸✨
羽生結弦選手の演技で涙がこぼれます。
情報発信目的ではなく思いを綴るブログです。正しい情報を欲しい方は公式サイトなどでご確認ください

Правда Севераリンクpravdasevera.ru“プーさんの雨”。そんな懐かしい光景が見たくなったので、2017年11月ロステレコム杯の記事をご紹介します✨

記事:ナタリアVERESCHAGINA。著者による写真
ざっくり意訳
長文のため、ちょっと意訳が難しい部分があり
まとめたり省略したりしていますので参考までに🙏

オリンピックチャンピオンであり、2度の世界チャンピオンの日本の羽生結弦が出場することが判明すると、ファンたちはすぐに、ロステレコム杯のためにモスクワに行くことにしました。 

羽生結弦はフィギュアスケートの世界では無限にの現象であり、彼が生きているのを見る機会を利用しないのは罪でした。

バナーの場所を求めて戦う

このトーナメントは、以前は「ロシア杯」と呼ばれていました。ここ数年はメガスポルトスポーツパレスで開催しています。ロシアの人々はこの会場を“Capa”と呼びます。

そして競技が始まる前から、こんなにも激しい戦いを見たことはなかったように思います。
ファンはバナーの掲示スペースを求めて戦いました。合計で約130のバナーがメガスポーツのフェンスに飾られました。羽生結弦のファン100人以上が闘いに勝ちました。

大会初日、朝6時にはスケーターを応援するバナーを掲げてパレスの入り口に立って待つファン。9時まではコミュニケーションしたり、自撮りをしたり、持ち寄ったお土産の交換をして楽しみまひた。私たちは偶然ここに早く着きました。
電車が早く到着しただけだったのですが、すべてのバナーが事前に電子メールによって主催者に送信されており、入り口では承認されているかどうかリストの確認がされていました。

ロシアのフィギュアスケーター、ミハイル・コリヤダのバナーを掲げた少女は、メガスポーツに電話して金曜日に掲示できるかと尋ねたところ、もちろんできると言われました。しかし、飾る場所はほとんど残っていませんでした。

9時半の公式練習の時間に行ってみると、観覧可能な場所はすでに埋まっていました。ほとんどの場所が羽生のために捧げられていました。

ちなみに、彼は日本人なのですが、すべてのファンを日本人だと考えるのは間違いです。
入り口にいる群衆はとてもカラフルでした。日本人女性に加えて、中国人とロシア人の女性もいました。優しそうなハンガリー人の女性は私たちに羽生が描かれたマグネットをプレゼントしてくれました。羽生を応援しにフィンランドからのやってきたファンのために私たちは並びました。

そして新しく知り合ったファンによれば、日本の競技会ではバナー掲示の場所取りの戦いははるかに厳しくなると話しました。出場する試合が極めて少ないため、朝の4時から列に並ぶそうです。だから“Capa“は羽生のファンのための場所になっています。

チケットは毎日別々でした。Capaの間、私たちは4つの異なるブロックに座り、多くの人々と知り合うことができました。ショートプログラムの日、私たちは完全な国際会議に参加しました。
右側が日本人女性、左側が中国人女性、後ろにロシア人がいます。

日本の女性は、羽生結弦のフィギュアスケートへの献身へ敬意を表し、愛する羽生を応援するようになりました。それと同時に、例外なくスケーターを心から応援してくれました。
エキゾチックなタイプのラトビアやアルメニアなど、さまざまな国の旗のコレクションを持っている人もいました。彼らは大きな拍手を送っていたので、私たちは手のひらにはたこができました。

隣にいた中国人は黄色いクマの耳をかぶっていました。そして、いくつかのポストカードを見せてくれました。くまのプーさんが私たちの荷物から出ているのを見て、好意をもってくれました。つまり、それは私たちも羽生結弦を応援しにきていることを意味します。

くまのプーさんの愛の氷

羽生結弦は、くまのプーさんの形をしたティシュカバーを持っています。トレーニングや競技会で長年連れてきます。それがなぜかと尋ねられたとき彼はこう答えました:国やスケートリンク、状況は常に異なります、ですがプーさんの顔はいつも同じで、安心するからです。

ティシュカバーは長い間、ファンにとっても愛する存在で、羽生のファンはあらゆるサイズのプーを、演技後の氷へと降り注ぐ習慣をつくりました。テレビで何度も見たことがありますが、実はその瞬間の壮大さを画面に伝えることはできていません。
羽生のショートプログラムの最後の音楽が聞こえると、すぐに大小の黄色いクマが飛んでいきました。そしてこの雨は1分以上続きました。
なぜなら、多くの人がプーさんを投げるために後列から通路を下って行かなければならなかったからです。

私たちは身を乗り出して拍手喝采し、叫びました。プーさんは私たちの頭上を飛んでいき目の前の氷は豪華な毛布へと変わりました。狂気にも少し似ていますが、それは驚くべき感情を与えました。クレイジーであると同時に美しいです。
そして、フラワーボーイやガールたちがぬいぐるみを集めていきます。片付けられる前に、すべてが散らばった瞬間を見てみたいと思いました。

私たちは羽生結弦の熱狂的なファンではく、熱心なファンでしたので、最もクールなスケートフラッシュモブに参加するためにプーを一度だけ投げるつもりでした。ですが、翌日はためらうことなくさらに2つ購入し、フリーの日にもう一度このクールな瞬間を体験したのでした。

たった4日間

羽生の衣装を着た中国出身の女の子は、初めて羽生結弦のプログラムを生で見たので、とても感動し泣いていました。

公式練習は土曜日の早朝、午前7時半から開始されました。競技は夕方の9時頃に終了しました。そのため他のファンとのコミュニケーションは、製氷中の20分休憩になります。

競技会の日に出会った人々とのソーシャルネットワークでのコミュニケーションや、他の人が撮影した写真を見ることができます。

私たち自身も誰かのファンの動画に映り込んでいることを見つける瞬間も素晴らしいことです。
遠くからでも、私たちがとても幸せな人であることがわかりますから。
(ざっくり意訳終わり)

その一年後にこんな記事が掲載されてました
卓越したパフォーマンスの後
羽生結弦のファンはメガスポーツの氷を
ぬいぐるみで覆い尽くした。
2018年ロステレコム杯

コロナ禍の前の懐かしい光景を思い出します。

試合会場には、さまざまな国に人がいて、会場にはカラフルなバナーが溢れ、あちこちで初めて会った人同士が話したり、笑顔を見せたりできていた光景。そしてプーの雨✨


回復した未来が来るといいな

きっときっと来るはず✨

あの幸せな光景を見れる日を信じたい

そう思った日となりました✨


🌈公開されている写真、動画、記事についてはお借りしています。不都合があればお知らせください🌈コメントは頷きながら、ありがたく拝見しています✨お返事はゆっくり目にお返ししています🙏