©️notte stellata 神カメラマン
利府の会場は震災で大切な命をなくされた方々が迎えを待つ場所でした。※以下の記事は悲しみが深くなる現地の画像がいくつもありますのでご不安な方はクリックされないようにお気をつけください
記事内一部意訳
“棺は何十体も横たわり、それぞれに毛布と所持品の入った箱がかけられている。日本の東北沿岸部を壊滅的な津波に襲われてからちょうど1週間を迎える頃、遺体はまだ運び込まれていた。”
足の踏み場もないほど
たくさんの方々がこの場所で
愛する家族が迎えにくるのを
待っていらっしゃったのだなと…
そして、探し続けてこられた方は
大切な人がこの場所にいては
欲しくないきもちと
見つけることができた
安堵と絶望
そんな耐えがたい“想い”が
涙が溢れた場所
時間だったのだと思うのです。
歌詞：フレデリック・ウェザリ
意訳
私のダニー
バグパイプの音が呼んでいる
谷から谷へ
山の斜面を駆け下りていくように
夏は過ぎ去ってしまい
薔薇もすべて枯れ散ってしまう
あなたは
あなたは行ってしまうのね
そうして私は待ち焦がれる
けれど戻ってきたら
夏の草原の中
谷が雪で静かに白く染まる時
私はここにいるはず
日差しの中、日陰の中に
ああ私のダニー
心から愛してます
すべての花が枯れ散り
もしあなたが帰ってきた時
私が亡くなっていたとしても
私が眠る場所を探しひざまずいて
お別れの言葉をかけてくれるはず
私が眠る上を静かにそっと
歩くのがわかるはず
あなたがひざまずき
愛してると言ってくれたら
私の墓は温もりと
心地よい空気に
包まれるでしょう
私は安らかに眠り続けます
あなたが帰って来て
くれるその時まで
ダニーボーイの演技を見て
歌詞を知って
そしてあらためて演技を見た時に
悲しみや切なさや祈りが
込み上げてきて
たまらないきもちになりました
ただただ涙するしかない
祈るしかなくて………
©️notte stellata 神カメラマン
この場所で、滑ること。
昨年、羽生選手が悲しみの中にいた
きもちが本当に伝わってきましたし
だからこそ今年は悲しみを超え
“希望を”そんなきもちで
ショーに向き合って
くださっていることも
強く感じられました。
ですが3.11の取材では
同じくらい悲しみを纏われていた
表情をされていて
例え命を奪われることはなくても
繰り返し繰り返しこの日になると
大切な街が、場所が崩れ
当たり前の日常が奪われた日を
思い出されているのだなと
人知れず涙を流されているのだなと…
未来が見えない暗闇の中で
夜空に輝いていた星
天災だけではなく、あらゆることで
暗闇の中にいる方々にとって
羽生選手は「何か」になれたらと
希望をプレゼントしようとして
くださっているなと、感じています。
またファンたちも、声援や拍手が
羽生選手の「何か」に
なってもらえたらそう願っています。
4月7日、9日。
同じ場所で、再び「祈り」が
届けられます。一緒にその場所に
いれたらいいな。悲しみも
苦しみも、前に進むために
抱きしめていきたい。そう思う
日曜日なのでした。
RE_PRAY宮城公演のチケット抽選
申込みは本日3/17日23：59まで
抽選結果発表日 3月21日（木）1
※リセール受付期間
3月29日（金）10:00～4月1日（月）23時59分
抽選結果発表日 4月3日（水）18時予定
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