#052 日本語を話すときの印象

日本語学習者のレベルが平均的に高い台湾で次の一歩を踏み出すにはどうすればよいのか。日本人として日本語を話すときの印象を変える方法について考えてみました。

テーマトーク

・台湾で中国語を話すと「すごいね」と言われる
・たどたどしく外国語を話す姿がかわいいと思われているのだろうか
・日本語を話す台湾人も同じような考えかもしれない
・よりきれいに聞こえる日本語について考えてみた

Youtubeの影響

・言語習得のための強力なツールであるものの、製作者の個性が強い場合がある
・動画から何を学ぶのか、その焦点について明確にする必要がある
・日本人もみんな違う個性を持っていることを認識して、発音を真似しよう

「ん」の音

・「ん」が一音で存在する言語は珍しい
・「ん」でも色んな音がある
例文:本当に感動してみんなに宣伝しました

鼻濁音

・極端に言うと「んが」という音
・「漫画」や「リンゴ」で、「ん」の前の「ガ行」
・一番気を付けたいのは「私が」「君が」などの助詞
例文:それが私の本です

促音「っ」

・小さな「つ」
・促音に音はないのでどれくらい空ければいいか分からない
・文字1個分がちょうどよい
例文:きっとほっとして、そっとカットするきっかけがなく、Tiktokを実行してしまった

無声音

・声帯が震えない息だけの音
・「人の口(ひとのくち)」の「ひ」と「く」が無声音
・無声化するルールは分からないけれど無意識に使っている
・アクセント辞典では点々の〇で囲われている部分
・「きくしつちつひふぴぷしゅ」の後にか行、さ行、た行、は行、ぱ行が来た場合に無声化するという原則がある
・「です」「ます」の「す」。「でした」「ました」の「し」が無声化することをまず意識する

感情を乗せる

・日本人は少ない言葉で感情を乗せて話す
・「ええ!」や「へぇ…」という文字で表記しにくい音で感情を乗せる
・日本語学習上級者でも感情が無いように聞こえる場合がある
・「『これって何かな』と思ったんですけど…」をどう話すだろうか
・中国語でも「欸, 這是什麼(え、これは何)」のように過去の自分の状態を表現する時がある
・日本語の場合、おおげさに感情を乗せると少ない言葉でも伝わりやすくなる
・日本人が中国語を話すと、感情を乗せすぎて四声の基準の音が迷子になる

エンディング

Youtube始めました!
台湾夜さんぽ – おやすみなさいの少し前

夜に散歩しているだけの動画になりますが、
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