最近毎週末のように海が荒れる。
船釣りの予定も2件流れたし、SUPも出せず、どうなっとるんかね全く。
放置竹林を整備することで、豊かな里山の生態系を再生し、ひいては土砂災害の抑制や水系の保全に貢献し、巡り巡って釣り場環境の改善を、
という思いで3年ほど前に里山保全のボランティア団体に入会したが、全然行けてなくて約1年ぶりの参加。
さて、今回は宗像市の、とある竹林をお手入れ。
この時期は筍シーズンも終盤。あちこちに成長して黒い皮を纏った筍が突き出している。
本日の活動は、竹の密度が高く、手入れが間に合わなくなっているエリアをごっそり伐採し、開墾。
チェーンソーでひたすら竹を切り倒し、ブツ切りにして運ぶ。
なかなかの重労働。
写真を撮るのも忘れて作業に打ち込んだ。
会員は殆どが高齢の方で、70歳前後の大先輩達がチェーンソーをぶん回してバリバリ竹を切りまくっている。
これだけ聞くと、チェーンソーを持った妖怪じじいのホラー映画のようであるが、30代の自分よりよほど体力があり、非常に頼もしい。
活き活きと輝いているのである。
9時前から作業を開始し、約3時間。
50m × 20mくらいの範囲を切り拓き、薄暗かった竹林が、日が差し込む空き地に生まれ変わった。
うーん、達成感。
そして、労働の後に竹林で食べる弁当は格別である。
筍も取り放題なので、採りたてを皮のまま焚き火にぶち込んで丸焼きにしたものをその場で頂く。
柔らかく、サクッと歯切れ良く、ホクホクとした食感。
香りが高く、味付けしてなくても美味なり。
最高である。
自分は昼で撤収したが、残ったメンバーは穂先筍でメンマを作るんだとか。
どうしても釣りのシーズンは活動から遠のいてしまうが、山の活動もよい。
今年は極力参加しよう。