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THE VICINITY OF IZUMO

2024年3月14日木曜日

ちょっと危なかった

先日ずいぶん暖かかったので、今年初めて「バナナバ号」を引っ張り出し大社町内へ用足しに出かけてきました。途中一畑電車の出雲大社前駅に一番近い踏切を通りましたが、そこから見える駅のホームには新旧の電車がそろい踏み。これはなかなか絵になる光景と、線路の真ん中に止まってスマホを取り出し撮影に臨みました。

ところがいざ撮ろうとした途端に警報機が鳴り出し、ワタシ焦りながらも「まっ、ここが始発だしあと少しだけ」と思った途端に空から黒黄の棒が、そう、めったに通らないので気付かなかったけれど、この踏切には遮断機があったのです。おまけに下りてきたそれがちょうどハンドルとサドルの間に収まり、バナナバ号は前にも後ろにも動けなくなってしまいました。

仕方が無いので一旦スタンドをかけ、外側に回って遮断機を持ち上げながらバナナバ号を救ったんですが、何かそれが終わるのを待っていたかのようなタイミングで電車は発車し走り去っていきました。ヤバイヤバイ、下手したらワタシ「列車往来危険罪」に問われるところでしたよ。過去には松江でしこたま飲んだためヘベレケ状態で一人終電に乗っていたところ、ワタシの状態を察した運転士さんの好意で途中駅の草むらにリバースさせてもらったこともあったので、もうこれ以上地元の公共交通機関に迷惑をかけることの無いよう大いに気を付けます。

なんだか怒ったように走り去って行った7000系。


ついでに
これは以前撮った写真で「浜山公園北口駅」の先(川跡側)にある踏切ですが、50年ほど前にここで一畑電車が線路上で動かなくなった耕運機を巻き込む事故がありました。電車は脱線転覆しましたが幸いなことに耕運機の主は逃げていて無事、乗客・乗員も軽傷で済んだらしいです。当時「非常ボタン」などは当然ありませんでした。しかし耕運機がバナナバ号だったらと考えると恐ろしい。