【追突事故防止】秒で数える車間距離の取り方は簡単なのでオススメです!
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交通事故は誰でも起こしたくないものです。

わたしもそう思い続けて24年が経ちましたが、なんとか運もあり無事故を継続することが出来ています。

毎日のようにバイクも車も運転をしています。

今回はわたしがいつもやっている簡単に出来る車間距離を取り方をお伝えしたいと思います。

この記事は教習所で習ったけど車間距離の取り方がよくわからない方や前の車とぶつかりそうになった経験がある方の参考になりましたら幸いです。

よろしければお付き合いください。

簡単な車間距離の取り方

結論をお伝えしますと『3秒間の間隔をとる』ことが答えになります。

3秒間???

となられた方もおられると思います。

なぜなら、教習所では速度が40キロの時で、天候がよければ22メートルの車間距離を空けておきましょうと言って『メートルを覚えるよう』に言われた方がほとんどだと思います。

この方法が間違っているわけではありませんが、問題点が2つありまして

1つは、22メートルという距離がどれくらいか?見ただけではわかりにくいという事です。

わたしは指導員を20年間やっていましたが、おおむね20メートルくらいならわかりますが、30メートルや40メートルと距離が長くなるにつれてわかりにくくなる事が挙げられます。

2つ目は、30キロで走行しているときや、50キロで走行しているときにそれぞれの速度で必要とされる車間距離を覚えておく必要があるということです。

しかし、10キロから60キロで限定したとしても6パターン覚えていないといけないので、忘れてしまったり、間違えて覚えてしまったりする事もあります。

事実、講習で来られた免許持ちの方に40キロで走行している時の車間距離を聞いても『22メートル!』と自信を持って答えることが出来た方は、ほとんどいませんでした。

お読みいただいている皆さんはいかがでしたでしょうか?

40キロの車間距離は思い浮かびましたでしょうか?

車間距離の大切さ

車間距離が大切だと思うことは、交通事故の中で『追突事故が1番多いから』なんです。

年度によっても変わりますが、おおむね全事故の4割をしめています。

実際、教習所に勤務していたときに、四輪教習の事故で1番多かったのが追突事故でした。

ただし、教習車が追突をするのではなく後続車に追突をされるケースです。

多い年で、年間3件ぐらいは追突をされる事故が発生していました。

追突された方の理由や言い訳を聞くと、

・横にある珍しい看板にわき見をしていて、前を見たときには教習車が止まっていてブレーキを踏んだが間に合わず追突した。

・青信号から黄色信号に変わったときに、前車の教習車が止まるとは思わなかった。

・助手席の足元にペットボトルが落ちてしまったので、拾おうと思って身体を伸ばしたときにブレーキから足が離れてしまい教習車に追突した。

わき見をしていたり、思い込みで追突事故が発生していましたが、後ろから来られたときの事を考えるとゾッ!とします。

やり方

3秒間の間隔を取る車間距離のやり方は、例えば前車が信号機の下を通過してから、

『ゼロイチ、ゼロ二、ゼロサン』と数えて、自車がゼロサンのときに信号機の下を通過していれば、3秒間の間隔を空けていることになります。

3秒の理由ですが、先程40キロで走行していたら22メートルの車間距離が必要というお話をしましたが、実は40キロで走行していると1秒間に進む距離は11メートルとなります。

つまり、3秒で33メートルの車間距離を取れていることになります。

2秒で22メートルなので、2秒でもよいわけですが余裕を持っておくことで発見を遅れたときにも慌てず対応することが出来ますので、わたしは3秒をおすすめします!

実際に、わたしは3秒の車間距離を取る方法でバイクや車を運転していますが、この方法をやり初めて20年間以上になりますが追突をしたことがありません。

さいごに

今回は教習所で習ったけど車間距離の取り方がよくわからない方や前の車とぶつかりそうになった経験がある方、『3秒間の間隔』を空ける方法を今回はお伝えさせていただきました。

前車との追突防止に役立つことはもちろんですが、車間距離が狭いことによる急ブレーキや強ブレーキを避けることで、『後続車からの追突』を防止する効果も期待することが出来ます。

楽しくバイクや車を運転するための参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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