この世代のキャロット唯一の出資馬ピースエンブレムの20ことブルーペクトライト、転厩後4戦目、通算18走目となるレースを終えて最新の近況が更新されていました。
早速内容を見てみましょう。
ブルーペクトライト

5歳牝馬 中央2勝
サトノダイヤモンド×ピースエンブレム
(ピースエンブレムの20)
ノーザンファーム産
関西)池添学厩舎→関西)宮地貴稔厩舎
サトノダイヤモンド初年度産駒!
キャロット出資2世代目にして初の勝ち上がり!
25/2/26 更新情報
26日は軽めの調整を行いました。
宮地調教師コメント
「先週の競馬はありがとうございました。
今回はいつもよりスッといいポジションを取れましたし、ジョッキーもこの馬の癖をよく理解してうまく乗ってくれました。
いろいろ噛み合ったなと思う部分はありますが、馬自身の成長も感じますし、上のクラスでも楽しみです。
レース後は特に疲れた様子は見せていませんが、乗り出してみて状態を確認し、この後のプランを検討していきます」
25/3/5 更新情報
5日は栗東坂路で15-15程度の調教を行いました(61秒4-43秒7-28秒2-13秒6)。
23日の中山競馬(4歳上2勝クラス・牝馬限定・ダ1800m)を目標にしています。
宮地調教師コメント
「この中間乗り出してからも特に気になるところはなく順調です。この感じなら続戦できると判断し、中山4週目の牝馬限定を目標に進めていくことにしました。
今朝は坂路でラスト2ハロンを伸ばす程度の調教を行いました。
うまく立ち上げられていますし、徐々に負荷を上げていければと思います」
クロキリの一言
8月13日に札幌の1500でデビューし7着。
そこから4月下旬までに芝の中距離で3走、残念ながら8着内にも入れないレースが続きましたが、6月25日、函館遠征&ブリンカー装着にダート替わりで臨んだ1戦で見事な走りを披露、初勝利を挙げましたブルーペクトライト。
勝ち上がり後は調教では良い動きを見せていて、レースではそれを発揮させるために鞍上や馬具を変えたり遠征を試みたり芝に戻してみたりと試行錯誤されていたのですが、勝ち馬から0.5秒差の2着に入ったレースが1つあるのみであとは掲示板にも届かない結果が続いていました。
苦戦が続くなか4歳の10月半ばに転厩が発表され、翌週には早速新規開業の宮地先生のもとに。
Cデムーロ騎手と挑んだ転厩初戦こそ振るいませんでしたが、鞍上が兄Mデムーロ騎手になってからは手も合っているのか2走してともに後方から直線でしっかり追い込んでくる競馬ができていて4着、2着。
良い流れで年末を迎え、放牧先で年を越し、その後も順調に調整されて京都開催を目標にトレセン帰厩。
Mデムーロ騎手の継続騎乗で2月22日のダート1800に挑みましたが…いやー素晴らしいレースでしたね!
好スタートを切ると勢いを付けられながらスピードに乗り、道中内寄りを5-6番手で進んでいく展開。
最終コーナーを回る頃には先頭との距離をかなり詰めていて、気合を入れられながら残り200m辺りで外に進路を確保すると力強く前に並びかけ、そのまま綺麗に抜け出して行きました。
レース後は状態を見てから判断とのコメントが出ており、ノーザン系クラブ歴が長いからか個人的にはこれは放牧だなと思ってしまうパターンだったんですが、まさかの続戦。
嬉しい誤算というやつですね。
ノーザン系クラブも一時期と比べたら「走ったらすぐ放牧」みたいなのは少なくなってきたのでは?と感じているんですが、実際どうなんでしょうか?
続戦させてもらえるような馬にたまたま出資できることが増えてきているだけという可能性もあるのかな?
注目の昇級初戦は中山へ。
ブルーペクトライトは初の関東遠征になります。
輸送と言う意味では小倉や北海道開催への遠征はしっかり経験していて函館では勝ち星も挙げていますが、遠征で通算8戦していて掲示板に載ったのがその勝ったレースのみということで、輸送に強いのかどうかはちょっとよくわかりません。
数字だけみるとむしろ苦手そうな気もしてしまいますが、そもそも連対か大敗かという感じの極端な戦績の持ち主ですから輸送は関係ない可能性も充分ありますよね。
鞍上も気になります。
個人的にはMデムーロ騎手の継続騎乗を期待していますが、3月23日は阪神で阪神大賞典、中京で愛知杯がある日。
そっちで良いオファーがあったら当然そっちですよねー。
ブルーペクトライトとの相性は良さそうですので乗りに来てくれたら嬉しいんですが…どうなるでしょうか。
その辺りも含めて大注目の次回更新、楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはキャロットクラブ様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。