元創価学会活動家の人生格闘記

何度心折れても、細々と生きていきたい

創価学会を離れて良かったこと悪かったこと

創価学会を離れて良かった

僕は創価学会二世として三十過ぎまでちょくちょく会合に出ていましたが、4年前くらいに会合の出席、他会員と関わることをやめました。

 

原因は財務について疑問を持ったことがきっかけです。

 

それまでにも、聖教新聞を一家で3部も4部も購読している状況など疑問に思うことは多かったですし、なにより祈ってもあまり願いが叶わないことがなによりのきっかけです。

 

軽いうつ病を患ったため、なんとか体調を回復させたいと思い、題目を上げても、会合に行っても折伏しても良くならないどころか、体調は悪化してしまいました。

 

友人や知り合いも離れてしまうし、経済的にも体調もドンドン悪くなり、これはダメだと見切りをつけたのです。

 

組織を離れ、現在少しずつ経済的にも、体調も改善してきています。

 

楽しいこと勉強になることもあった

創価学会のアンチブログなどネットでは創価の悪いところばかりが強調されている感じがしますが、良いところもありました。

 

青年部としての合唱や部員同士の交流など楽しく面白いことも結構ありましたし、いまだにいい思い出として懐かしむこともあります。

 

基本的にいい人、人情味のある人が多いのでお世話になったり、悩みを聞いてもらったことは感謝しています。

 

同世代の男子部員と海に行ったり遊びに行ったことは素敵な思い出です。

 

創価学会に属すると常に人と関われるので、心強くストレス解消になっていた面もあります(ただ、うつ病が治るまでではありませんでしたが…)

 

人間にとって孤独は毒なのでその点は利点だと思います。

 

若い人がどんどんいなくなっている

僕がそれなりに活動を頑張っていた10年前くらいの時点で若い人は年々減っていき、寂しく感じていました。

 

組織に活気がなくなり、僕のようなぱっとしない青年か、奥さんに折伏されて入会したバリバリ社会でも活躍しているような青年と二極化でした。

 

創価会員の人のブログでも全国で同様な状況であったことを知りました。

 

創価の本部職員は若い人の取り込みに躍起になっていることでしょう。

 

公明党が主導した今回の18歳以下対象10万円給付も創価に若い人を取り込む戦略に感じてしまいます。

 

池田名誉会長も表舞台に出てこないですし、これからどう巻き返すのでしょうか。

 

なんだかんだ言ってお金と強い権力を持っている創価がこのまま衰退とはならないかもしれませんが。

 

創価に救われた人、創価が唯一の生きがいという人も少なくないとは思うので、存在意義もあるという気もしますが、僕は完全に信仰心はなくなったので、正直創価の今後についてはあまり気になりません。