ナーサン・デ・アーシャがローリー・ウィンクラーを2度目の撃破

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ナーサン・デ・アーシャ優勝のヤマモトカッププロ

(C) NPC News Online

2022年オリンピアに向けての予選の第2戦であるヤマモトカッププロ。

ナーサン・デ・アーシャとローリー・ウィンクラーというヨーロッパプロでぶつかった2人が再び顔を合わせ、さらにそこにオリンピア初出場だったルーキーのアンドレア・プレスティも加わり豪華な顔ぶれとなりました。

この3人にアーノルドクラシックのイギリス大会で2位だったサムソン・ダウダを加えた4人でのトップ争いとなりました。

この中で優勝したのはナーサン・デ・アーシャ。
ヨーロッパプロではローリーを倒し、アーノルドイギリス大会ではサムソンを降していましたが、今回もこの2人を撃破しました。

今回のラインナップでは、大きさと立体感を持っているナーサンのトップは揺るぎなかったですね。
 2位だったローリーは、サイズはナーサンと十分に戦えてはいましたが、コンディションが甘かったですね。
特に下半身。バックポーズではハムストリングスの筋がほとんど見えなくて、お尻も脂肪が乗っていて丸かった。

3位のサムソンはコンディション面では素晴らしかったです。
そして大きさも素晴らしく、前面から見た時は、太ももの筋の入り方や肩の大きさなどで、ナーサンと戦えていましたが、バックポーズでは明らかにその立体感に欠けていました。

2021年オリンピアンであるアンドレアはサイズの面でトップ3より劣っていました。

今回は3位でしたがサムソンはプロポーションも良くてかっこいい体をしているので、これから頑張って欲しいですね。
背中の立体感と、腕の大きさがもう少し着くとさらに見栄えが良くなる気がします。

ローリー・ウィンクラーは2021年に復帰を果たしましたが、サイズの低下や、コンディションの甘さが目立って今年はなかなか活躍できていませんね。
44歳という年齢を考えると、ブランクの穴を埋めるのは大変なことだと思います。
しかし、ローリー自信、インスタグラムで来年は違うローリーを見せるとも言っていますので、まだまだ終わらないと思います。

ナーサンはアーノルドイギリス大会で、すでに2022年のオリンピアへの出場権は得ていましたが、改めてこの大会でも得ることになりました。

今年のオリンピアではナーサンが見られなかったので、来年はぜひオリンピアに出場して欲しいですね。

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大会の順位

表1:順位とスコア
順位名前スコア
1ナーサン・デ・アーシャ6
2ローリー・ウィンクラー12
3サムソン・ダウダ18
4アンドレア・プレスティ24
5テオ・レグリエ30
6ミラン・サデク36
7ティム・ブデシェイム48
8ファビオ・ロマグノロ54
9ロバート・タイラー60
10ケヴィン・ゲプハルト66
11ババカル・ニアン72
12ロベルト・ブオノモ78
13アルド・マソロ84