囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

遊びの会の「議長」はどうあるべきか

2022年07月03日 | ●○●○雑観の森

【暴走する会議をコントロールするためのテクニック

~ 人間観察モニタリングの楽しみ方】

 


昨日7月2日に開催した趣味同好会の総会の顛末は

懸念していた通りに、議事進行がフラフラと蛇行し

ついには最大3時間の時間制限のため時間切れ

継続審議とせざるを得ませんでした

 

わたしは中学の生徒会長を皮切りに

会の世話役を数限りなく経験してきましたから

どんな組織でも話し合いをまとめることの

難しさを肌で感じ、感覚的に分かっています

 

昨日の主役は「不規則発言」でした

 

つまり、今は意見表明の時間であるか

粛々と決議で挙手だけすべきであるか

設定された時間内に終わるように

議事進行に協力するにはどうすればいいか

 

これらは

会議の参加者全員に求めねばなりませんが

自らを律することのできない人

こういう会には必ずいるにはいます

 

そこを、クールにビシッと仕切るのは

幾多の修羅場をくぐり抜けないとできないものです

心を鬼にして、雰囲気に流されない強い意思と態度が要ります

ましてや、出入り自由の遊びの会ですから

いろんなヒトがいて、制御が利きにくいのですから

なおさらと割り切って腹をくくらないとやっていけません

 

事程左様に、こういうストレスを辛いと思う人は

世話人になるのは苦しいことに思えるでしょう

 

わたし、ですか?

もうこれはかなりの部分、面白がっているのですから

付けるクスリがないのかなとも思っています

 

なぜかといえば、こうした場があると

ひとりひとりが〝どういう人物であるか〟

手に取るように分かるのですから

見識、人格、発想力、協調力、柔軟性、そして大局観—―

 

「会議」って、

人間観察のためにあるのだ、と思います

わたしは「知人」をつくるためではなく

囲碁を通じて「友人」をつくるために

同好会に入っているのですから

相手の素顔がむきだしになる会議って

とっても素敵だと思います、ホント

 

 

 

一局打てば、相手がどんな人間かが、だいたいは分かるもの

会議をすれば、見識とか 協調性とか、人間性がムキダシになるもの

同好会って、ホント面白い

国会のように数の論理で押し切るなんて愚行はせずに

人間観察の場だと思えば、これはこれで、貴重な見世物だとも言えます

実をいえば、世話人のなり手がなくなってきたのは

ストレスを受けたくない人が増えたから、

というのがホントの理由なのです

そこんとこ、分かっているのか? わかんないだろうなあ

ストレスを与えるだけの「毒人間」には――

 

 

 

独り言

「正しい」ことなんて

ヒトの数だけある不条理不合理のこの世

人生の荒波を乗り越えてきた皆さんが

ムキになるほどの問題なんてありません

あるのは、ただ「選択」の問題のみ

 

 

 


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