どうも、モンペです。
今日は昨日に引き続き、公務員試験の2次試験で行われる集団討論(グループワーク)について。
今回取り上げるのは、「当日、議題が渡されたら何をするか?」です。
只今、地方公務員試験(上級)の2次試験対策期間中。
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討論前に意識して行うこと
当日、集団討論の議題が渡されたら、何をしますか?
私が心がけていたのは、以下の2つ。
- 自分の考えをまとめる
- 討論を進行を考える
討論でよくあるスタイルに、「最初に1人ずつ全員が自分の考えを述べてから、討論を開始する」というものがあります。このような場合、議題(テーマ)が渡されると、最初に、各自が発表する考えをまとめます。
ここまでは、当たり前。
私の場合、もう少し踏み込んで、自分の考えをまとめると同時に、「討論をどう進めるか」という討論の進行について考えるよう心がけていました。(司会をするしないに関係なく)
どういうことなのか詳しく説明するために、私が受験した大学職員採用試験のものを例に挙げてみます。
事例
- 議題「入学者を増やすためには、どのような対策を行うべきか?」
- 時間:30分
以下、「討論をどう進めるか」に関する私のメモ。
<討論する内容>
・入学者が減少している原因
・入学者を増やす方法
↓
・入学者を増やす方法の部分を細分化
↓
<入学者を増やす方法>
・対外的=中・高校への出前授業、宣伝広告etc
・対内的=環境の整備、有名教授を集めるetc
↓
<全体的な進行>
・最初に入学者が減少している原因を確認(5分)
・次に入学者を増やす方法を細分化して討論(20分)
・最後にまとめ&発表(5分)
この様なメモで、自分なりの討論の流れをあらかじめ作っておくと、かなり討論しやすくなります。
とはいえ、まずは司会の進行方法、進行軸に従って討論をします。
でも、討論が始まると、発言することに意識が集中して、全体像が把握できなくなってきます。司会が優秀であれば問題ないですが、場合によっては、司会も一緒に迷走を始める可能性がありますからね。
このメモを最初に作っておくと、助言を加えるなどして、軌道修正(上手くいくと討論のコントロール)することができます。
「討論をどう進めるか」を考えることは、充実した討論にするために、ぜひ、やっておきたい準備です。
討論中に意識すること
ついでなので、討論の最中に心がけていたことも紹介します。
私は討論中、自分の意見を考えるのとは別に、「討論の流れがどうなっているのか」をメモしながら討論に参加していました。
先ほど紹介した「入学者を増やすためには、どのような対策を行うべきか?」の討論の場合を参考に、どのようなメモを取っていたか紹介すると、
事例
- 入学者が減少している原因について
Aさん=~
Bさん=~
Cさん=~
↓ - 入学者を増やす対策について
Dさん=○○(対外的)
Aさん=△△(対外的)
Cさん=××(対外的)
このようなメモを取っておくことで、自分の発言機会が来たときに、
「入学者を増やす対策として、今皆さんが言われたのは対外的な対策だと思います。それに加えて私は対内的な対策も考えられると思います。例えば~」
な~んて、全体を把握した上での、別視点を加えた、ちょっとカッコイイ発言ができるかもしれません。
こんな発言ができたら、なかなかいい感じですよね♪
集団討論の受験で大事なこと
ここまで見てきて気付いたかと思いますが、討論に入る前も、入った後も、「討論の進行」を意識していますよね。
これは、本当なら司会が意識することかもしれません。
でも、発言者として、「どのように進めるか?」「どのように進んでいるか?」を分析して流れをつかむことで、的確な意見や、討論中盤での的確なまとめを発言する事が可能になります。
そして、このように討論の流れを客観的に分析するのは、司会じゃないほうがやりやすいです。
司会者になってしまうと、
進行しながら、
発言者の話も聞き、
流れも掴み、
的確な意見も述べる
これは、なかなかの重労働!
私の場合、何回か集団討論を経験して、「頭の回転速度が足りない」ということが分かりました。そのため、前回記事でも書いた通り、司会はなるべくしない方向で、集団討論に参加するようにしていました(笑)
司会者ではなく、発言者として討論の外から客観的に討論を観察することで、討論の全体的な進行が把握しやすくなりますからね。
すこし脱線してしまいましたが。
集団討論の際は、討論に入る前も、入った後も、討論の進行を意識すること!
これが大事です。