創価ダメだしブログ

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創価教学じゃない御書講義(2023年2月座談会御書・日女御前御返事)

南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす

 

今月の座談会御書の『日女御前御返事』の当該御文は過去に座談会御書講義でも御講御書拝読も取り上げらた御文なので記事の最後に過去記事をリンクしておきます。創価座談会では「自行化他の題目」の話ですかね。なにせ創価に言わせれば選挙活動は化他の題目らしいから(爆笑)「公明党ばかりを支援して仏になることが大切」ってことかね?そんな講義で信心が深まるのか不思議だよ。仏法の根本は信を以て源とす】と言うのは全ての宗派・信仰に当てはまる。そしてほとんどの宗派の信の対象は本尊である。日寛上人が

◇夫れ本尊とは所縁の境なり、境能く智を発し、智亦行を導く、故に境若し正しからざる則んば智行も亦随って正しからず。(文底秘沈抄)

と御指南されているように信仰の対象である本尊が重要であり「信の源」なのである。しかるに創価では、末法衆生のために日蓮大聖人御自身が御図顕された十界の文字曼荼羅と、それを書写した本尊は、全て根本の法である南無妙法蓮華経を具現したものであり、等しく「本門の本尊」であります。】などという詭弁を弄し戒壇大御本尊を受持しない理由付けをしたが、そもそも大聖人が「書写の本尊」についてご自身が御図顕した本尊と等しいなどと言っている御書はない。書写の本尊は戒壇大御本尊の「分身散影」の本尊であり言わば戒壇大御本尊の垂迹であるのでそこに本迹の違いがある。それが等しいのであれば、釈尊を始めとする諸仏は全て大聖人(久遠元初仏)と同等であるからどんな仏像を拝んでも構わないという理屈になってしまう。そういうと莫迦創価員は「本尊の相貌が同じなら同じだ」と強弁する。(因みに盗品変造創価本尊における授与書きは相貌ではないから削除しても構わないらしい)今時の創価員は知らない人もいるだろうから教えておくが大聖人御図顕の御本尊も御図顕された時期によって相貌が違うのである。大聖人が相貌を変換させていったのは化導の次第に沿った理由が当然ある。本抄は別名『本尊相貌抄』といい最終的な(究竟された)御本尊の相貌を示されている。曰く

◆されば首題の五字は中央にかかり・四大天王は宝塔の四方に坐し・釈迦・多宝・本化の四菩薩肩を並べ普賢・文殊等・舎利弗・目連等坐を屈し・日天・月天・第六天の魔王・竜王・阿修羅・其の外不動・愛染は南北の二方に陣を取り・悪逆の達多・愚癡の竜女一座をはり・三千世界の人の寿命を奪ふ悪鬼たる鬼子母神十羅刹女等・加之日本国の守護神たる天照太神八幡大菩薩・天神七代・地神五代の神神・総じて大小の神祇等・体の神つらなる・其の余の用の神豈もるべきや、宝塔品に云く「諸の大衆を接して皆虚空に在り」云云、此等の仏菩薩・大聖等・総じて序品列坐の二界八番の雑衆等一人ももれず、此の御本尊の中に住し給い妙法五字の光明にてらされて本有の尊形となる是を本尊とは申すなり。

これとほぼ同じ内容の御妙判は『観心本尊抄』でも示されている。ここに示されてる内容のうち釈迦・多宝・本化の四菩薩肩を並べ】とあるが、文永・建治に御図顕された御本尊は釈迦・多宝の脇士は四菩薩ではなく善徳等の諸仏・分身仏である。また悪逆の達多】つまり提婆達多が示されている御本尊は身延入山直後の文永11年に一幅あるだけでその後は無く完全に提婆達多が示されるようになったのは弘安2年からである。つまり上記の貌抄に関する御指南は「弘安二年」から御図顕した御本尊のことであるから正しい完成した(究竟された)御本尊は「弘安二年」の御本尊ということなるのだ。つまり弘安二年の以前の御本尊と弘安二年以降の御本尊はどちらも「本門の本尊」ではあるが「全同」ではないのである。そして本抄が書かれた約2か月後に建立されたのが戒壇大御本尊である。本来であれば本尊の相貌を書き記す必要はない。それを敢えて書き記したのは戒壇大御本尊御建立の予証であると察せられる。つまり、弘安二年の戒壇大御本尊こそが根本に信を置くべき源なのである。言い換えれば創価民が大好きな功徳の源泉となる。その戒壇大御本尊を捨てた創価民がいくら題目を唱えたところで仏界を湧現することはなく功徳を得ることはない。創価民は「戒壇大御本尊を捨てたのでなく受持の対象にしないだけ」などと園児並みの反論をしてくるが、『御義口伝』に◆信受とは受持なり。と明確に示されいる。受持をしないという事は信受しない=信じないということで『不信』というこである。そして創価民諸氏も御存知の通り『不信』は大謗法であり成仏の対極である堕地獄の因である。「御本尊は全て等しい」などという創価の大嘘に騙されて堕地獄から逃れるためには御本仏・日蓮大聖人の出世の本懐でる一大秘法たる戒壇大御本尊の許に戻る以外にないのです。

■過去記事はこちら▶

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