【承認】前向きな気持ちでいるために | 私がみんなにできること・みんなが私にできること

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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

最近、なんだか落ち込んだ気持ちになっていませんか?

いつもイライラしていて、些細なことに怒りを感じていませんか?

 

私自身、コロナによる環境の変化から1年。

いつも1人だった在宅ワークを2人で行うというのは、なかなかストレスが溜まってくるものだな…と実感しています。

どうして、そんなにイライラを感じてしまうのでしょうか?

 

私自身、「コーチング」でごはんを食べている看護師である以上、解明しておきたいな…と思いました。

>>テレワーク看護師のお仕事 | リモートではどんなスキルが必要か?

 

ここでは、『どうして最近イライラするのか?』の答えと、『どうしたら良いか?』についてご紹介していきます。

たくさんの人が頑張っている時間を過ごされていると思います。

1つの参考にしていただけたら、本望です✨

 

「THE RULES OF LIFE」という前向きになれる本のレビュー記事はこちら▼


怒りや不安を沈めるもの=「承認」

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日々のニュースや、辛いシェアのSNS、暴言を吐く動画や映像、不穏な空気の職場。

全てではもちろんありませんが、時に私たちはネガティブな環境の中で、気持ちが落ち込んでしまうことってありますよね。

 

そんな不安やイライラで心が溢れた時、どんなことが気持ちを上げてくれると思いますか?

 

瞑想や運動・カラオケ・やけ食いも1つかもしれませんが、確かな答えの1つが、ここにあります。

実験の結果、すべての参加者が、怒りについて考えたり書いたりしている間、ポジティブな感情が減少したことが示された。けれども、実験者によってそれが承認されることで、参加者のポジティブな感情はベースラインまで回復するか、それを超えさえしたという。非承認された参加者のポジティブな感情は回復しなかった。

「治療に承認を加えることで、人々は理解されていると感じることができる。我々はまた、理解されたと感じる時には、どのように変われるかについてのフィードバックを受け取ることができる。それは治療においてだけではなく、子育て、友情、恋愛関係に取り組むときにも起こることである」

引用:EurekAlert、人々が前向きであり続けるのを助ける承認の力The power of validation in helping people stay positive)、OHIO STATE UNIVERSITY、2020年12月14日(https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/osu-tpo121420.php)

こちらの実験は、

1:まず、307人に、とても怒った時の思い出を5分間思い出してもらいます。全員が落ち込んだ気持ちを感じている状態を作るのだそうです。

2:そのことについて、他の人に聞いてもらうのですが、2つのチームに分けて行います。

A:承認してくれる、B:承認してくれない)

 

結果は、

A:承認してくれたチームは、落ち込んだ気持ちが元に戻るか・上回りました!

B:承認してくれなかったチームは、落ち込んだ気持ちが回復しませんでした。

 

つまり、落ち込んだ気持ちは、「承認」してもらうことで上向きになったんです。

 

だからこそ、より「承認」を意識すべきですよね!

私自身も『より大事にしていきたいな…』と思いました。

承認って?

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では、「承認」をするためには、具体的に何をすれば良いのでしょうか?

 

「承認」の意味

承認は、英語いうとで「アクノレッジメント(Acknowledgement)」ですが、

最初に、そもそも私たちが、何をどうして求めているかをご紹介させてください。

承認欲求
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位の渇望、明成、理研、注目などを得ることによって満たすことができる。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重観、技術や能力の習得、自己信頼感。自律性など得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。

引用:Neo Coaching School、【承認】コーチングの相手を認める伝え方を詳しく解説、2019年12月21日(https://neocoachingschool.com/acknowledgment)

承認欲求は、誰でも持っている欲求の1つなのですが、自分自身を認められたり、評価してもらった時に感じる感情です。

テストの点数が取れた時、会社で昇進した時、SNSでバズった時、自分が好きになれた時 など。

自分の存在を認めてもらった時をイメージすると、やっぱり嬉しいですよね^^

 

なにはともあれ、承認」は、「理解してもらうこと」「認めてもらうこと」「共感してもらうこと」といえると思います。

 

「承認」の方法

その「承認」の方法・視点としては、たくさんのものがあるのですが、ここではコーチングの観点から3つご紹介します。

 

1存在承認:相手の存在に気づいていることを伝える※1番大事で基本!

あいさつや相手の状態を具体的事実として伝えること

「あなたがいてくれるだけで私はうれしい」

 

2成承認:成長点を的確に伝える

相手の変化や成長に関わる事実を伝えること

「ここができるようになっている!」「〜の成果がでている!」

 

3成承認:成果を伝える

「ほめる」こと、成功体験を聞き出すこと

「素晴らしい!ステキ!さすが!」「私はこれだけできた!」

 

ここで1つ質問です。

 

会社の同僚だけでなく、友人、彼氏彼女さん、両親、家族、お子さん、夫、妻。

そんな人達に、「承認」をすることはできていますか?

 

私は、どうしても自信を持って「はいっ!」ということができません。

同じ方いらっしゃいますか?

参考:日本実行出版社、新版 この1冊で全てわかる コーチングの基本、鈴木義幸[監修]コーチ・エイ[著]

実際にどんな言葉で「承認」する?

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最後に、具体的にどんな言葉が「承認」となるのか?具体的にできる限りの例を挙げていきます!

(参考本も参考にしていますが、私自身コーチングの際に使用している承認も加えて挙げていきます。)

今日から、明日からどんどん使ってみてください!

 

1存在承認:相手がいるだけで嬉しい気持ちを伝える※1番大事で基本!

「おはよう」「こんにちは」「おやすみ」「いただきます」

「〇〇さん」「[名前で呼ぶ]」

「髪切った?」「新しい服買ったの?」「今日体調悪い?」「元気?」

「〜をしてくれて、ありがとう」「〜をしてくれて、とっても助かったよ」

[言葉だけでなく、行動も]

・目を見て話す(これって実はなかなかできていないと思いませんか?)

・仕事やタスクを任せる

 

2成長承認:相手が頑張ったところを伝える。

「前よりも、〜ができるようになったんだね」

「あなたの〜なところがとっても良いところだと、私は思ったよ」

「時には落ち込んでしまうこともあるけれど、それでも負けずに頑張ったんだね」

「前よりも手伝おうと考えてくれたんだね」

「〜の様子を見ていて、頑張りが伝わってくるよ!」

 

3成果承認:できたこと・達成したものを褒める。自分自身でも褒めてもらう。

「最後まで諦めずにできたんだね」「失敗から〜という学ぶことがあったんだね」

「自分では、どんなことができたと思う?」「何が良くなっただろう?」
並べてみると、意外と些細な会話や仕草であると思いませんか?
自分の不安や怒りを沈めて、誰かの不安や怒りを沈めて、前向きな気持ちで歩いていくために、大事なことは大きなことではなく、基本的で些細なことでもあるのだな…と私自身思い知らされました。
私が前向きでいるために、みんなが前向きでいるために、「承認」をより大事にしていきたいです!

まとめ

ここまで、『どうして最近イライラするのか?』の答えと、『どうしたら良いか?』についてご紹介をしてきました。

 

・落ち込んだ気持ちは、「承認」してもらうことで上向きになる!

・「承認」は、「理解してもらうこと」「認めてもらうこと」「共感してもらうこと」

・「承認」の中でも、1存在承認、2成長承認、3成果承認の大きく3つをご紹介。

・私が前向きでいるために、みんなが前向きでいるために、「承認」をより大事にしていこう!

このようなことをお伝えしたい記事です。

 

私も未だに勉強中の「コーチング」や「承認」ですが、よくよく考えてみると「優しい心遣い」だと思うことがあります。

そんな心遣いが、いつの間にか減っていて、イライラしたらもっと減って、関係がギクシャクしてもっともっと減って…

負のループの中に入ってしまうことに、私自身気づきました。

 

そして、『私自身でそのループを断ち切らねば!』と思いました。

私自身、しっかり「承認」を使いこなして、誰かを前向きにできたらいいな…と思います!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!